みやびです。今日も懲りずに続きを書いていきます(笑)昨日は友人や恋人からの指摘をきっかけとした禁煙について考えてみましたが、今日は仕事中に会社から禁煙を命じられているパターンについてです。最近はこなような会社も増えてきましたね。これも良いきっかけになりそうです。
▼禁煙を始めるきっかけとその成功率を考察してみる【シリーズ完結】
喫煙者のサラリーマンが恐れていること1つに、仕事中の禁煙推奨があります。喫煙は個人的な趣味なので、見つかったからといって特に罰則が無い場合がほとんどですが、基本的には破ると噂になったりして面倒なやつです。
以前私は営業で外を車で回っていましたが、ある時から仕事中の車内が完全禁煙になり、勤務時間内で禁煙推奨となり、本社の喫煙所が撤去され、挙げ句の果てには禁煙に成功すると数万円のお小遣いが貰えるという、なんとも異常な雰囲気が漂いました。
だからと言って辞める喫煙者はほとんどおらず、喫煙者同士の絆が強くなるだけでしたが、中にはそれをきっかけとして禁煙した人もいました。
また、【禁煙21日目】喫煙者は採用しない、という企業の決断 でも書きましたが、星野リゾートを筆頭にそもそも喫煙者を採用しないという姿勢を見せる企業も増えてきましたね。
効果があるかないかで言えば、基本的にはほとんどありません。
なぜかというと、企業が打ち出す禁煙促進計画は対外的なアピール要素も含んでいることに加え、喫煙者である社員の健康よりも、様々なデータや社外情報より得られる業務効率化報告に基づいてそのまま実行されているからです。
企業の姿勢は言葉にしなくとも社員に伝わりますし、自らの趣味をねじ伏せられるあまりにも理不尽で一方的なトップダウンに感じてしまい、反発が起きるのです。
まず大原則として、喫煙という行為は人に伝染しますが、禁煙という行為も同様に伝染します。つまり、誰かが意識を変えたことで禁煙に成功したとき、それを間近でみた喫煙者は、それをとても羨ましく思います。
禁煙中の人の割合が多くなることで、禁煙中と喫煙者の勢力図が徐々に変化してゆき、あるところから手を加えなくても自動的に禁煙を始める人が増えてくると考えられます。
社会的な禁煙の風潮やタバコ代の値上がりも後押しして、以前より早い段階で勢力図がシフトしていくと考えられます。
これらの背景がある中で、全社的に一括で方針を掲げて投げやりな計画を打ち立てるよりも、例えば「将来的に禁煙を考えている」という社員を集め、禁煙セラピーを本職とする講師や禁煙外来のドクターを招いて講演会を実施すればよいのです。
人を1箇所に集められなくてもネット配信で十分です。その動画を公共にアップすればそのうち元も取れるでしょう。そこらへんの情報商材なんかとは質が違いますし、この禁煙日記で訴え続けている重要な考え方もきっと出てくるでしょう。
(以前、禁煙外来の先生にも褒めていただきましたし…笑)
そうやって、企業が戦略的に禁煙を打ち出すのであれば、新入社員を時間をかけて育てるように、じっくりと喫煙者ひとりひとりに向き合いながら進めていくのがベストです。
即効性は無いにせよ、ニコチン依存症患者を雇用している企業の姿勢として、長期的に寄り添いながら禁煙を伝染してくれる人たちを育てていくことこそが、企業に対する不信感を最小限に留めて最大の成果に繋げる一番の近道だと私みやびは思うのです。
▼禁煙を始めるきっかけとその成功率を考察してみる【シリーズ完結】
← みんな知恵が集まっています。
いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)