元店員が教える！ヴィレヴァン風のポップの上手な書き方とコツ

サブカルチャーの聖地とも言えるヴィレッジヴァンガード。ビレッジバンガードじゃないですよ！あと、ビレバンって言わないで！略すならヴィレヴァン。だからヴィレバンじゃないってば！

そんなヴィレヴァンといえば、商品に貼られているポップ（もとい大喜利）ですよね。実は僕、元ヴィレヴァン店員です。なんども滑りながら頑張ってポップ書いてました。僕の書いたポップが店長やスタッフに褒められた時は嬉しかったなー。

あのポップ、書いてみたいと思いませんか？今回は、元ヴィレヴァンスタッフが教えるポップの書き方をご紹介！

早速ヴィレヴァン風のポップを書いてみよう！

何枚か家にポップを持って帰ってきたままだったので、それを使おうかと思ったのですが、流石に勝手に使うと怒られそうなので自分で作ってみました。株式会社PLAN仕様のヴィレヴァン風ポップです。

実際のポップと違って、ペラッペラの印刷用紙なので吹けば飛ぶような存在ですが、なんとなく雰囲気は捉えてますよね？

ヴィレヴァン風ポップに必要な道具

用意するものって言ったって、結局はポスカなんですけどね。好きな色を買って好きに書けば？って感じもしますが・・・・。いかにもヴィレヴァン！って感じのポップが描きたいなら、以下の４本を持っておけばバッチリです。

1. あお（角芯 / 太字）
2. あか（角芯 / 太字）
3. くろ（角芯 / 太字）
4. くろ（丸芯 / 中字）

くろの角芯はなくても大丈夫ですが、あればポップのデザインに幅が出ます。

ポップの色（想像）

黄色い部分は#F9E44E

緑色の部分は#335E35

実際はどうか知りませんけど、限りなく本物のヴィレヴァン風ポップの色になります。

ヴィレヴァン風ポップの書き方

一応、実際の商品に対してポップを書くときは、端的に商品の良さや特徴を伝えつつ、ちょっと面白いと思ってもらえるように捻りを加えるのが重要となります。

端的にいうなら「商品解説大喜利」って感じでしょうか。まあ、たまにガチで商品解説だけなポップを書いたり、意味不明な大喜利だけのポップを書いたりすることもありますけど、主にこんな感じです。

書き方の手順としては以下の通り

1. タイトル用の赤線を引いて
2. タイトルを青色の文字で書いて
3. 説明を黒色の文字で書いて
4. 説明に赤色のアンダーラインを引く

って感じです。結局はどんなスタイルのポップもコレの応用です。

一応それぞれにコツがあるので解説しておきましょう。

タイトル用の赤線を引く

使用するペンはポスカのあか（角芯 / 太字）です。

タイトルの文字はアンダーラインに少し被せるように書くので、先に赤い線を引いておきましょう。角芯の最も太い部分を利用して一思いにグッと引きます。実際に書こうと思っているタイトルよりも若干短めに書くのがコツです。

タイトルは青色太文字

使用するペンはポスカのあお（角芯 / 太字）です。

角芯の角を使ってタイトルを書きましょう。角を使うことで文字に太い部分と細い部分が混在するようになり、どことなくカワイイプロポーションの文字になります。多少赤い線に被るように書くとポップ全体に奥行きが出ますし、タイトルが主張してくれる感じがします。

タイトルの始まりと終わりは赤い線をはみ出るようにしましょう。

説明は黒の細文字で！

使用するペンはポスカのくろ（丸芯 / 中字）です。

商品の説明文章はこのペンでかける程度の文字量がおすすめです。もっと細いペンで書きたくなるほどの文字量だと、多くの場合お客様に読んでもらえません。１行〜２行程度でおさめましょう。

説明のアンダーラインは細めに短く

使用するペンはポスカのあか（角芯 / 太字）です。

角芯の角を押し付けて、シャッと描きましょう。そうすると、書き始めが太く、最後は細くなって説明文に動きが出ます。タイトルのときは文字より先にアンダーラインを引きましたが、説明文は書いてから引いた方がバランスが取れます。

説明文はアンダーラインに被らせる必要もないですし。

実際に商品に対してポップを書いてみる

さて、ここからは書き方ではなく、大喜利のテクニックというかヴィレヴァンで働いているときだったら、この商品にこんな感じのポップを書くだろうなーっていうのを実際にやってみようと思います。

ヴィレヴァンでは、書きやすい商品以外にもポップを書かなければいけない時もあります。だいたいそういう時は大喜利っぽく書かずに解説系のポップでお茶を濁すのですが・・・。今回は全部、ボケる感じでいきたいと思います。

もちろん商品は自分で決めたのではなく、Amazonランキング大賞2017上半期に登場する各カテゴリーの１位の商品から逃げも隠れもしない、真っ向勝負で挑んでやるぜ！

あ、いちいち印刷して切ってするのが面倒になってきたので、ここからはイラレで適当なフォントを使ってビレバン風のポップを書いてきます。ご了承ください。

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