みやびです。今日は家族に勧められて禁煙をした人についてフォーカスして考えていこうと思います。家族の存在は、禁煙をする気がないのであれば、タバコを辞めろという言葉は鬱陶しく感じるかもしれませんが、実は禁煙をする上で一番心強いパートナーなのです。
▼禁煙を始めるきっかけとその成功率を考察してみる【シリーズ完結】
自分の家族から禁煙を勧められることはよくあるかと思いますが、実際にそれがきっかけでタバコを辞めることができた人はそこまで多くない印象です。
奥さんや子供に禁煙したら?と言われたとしても、多くの人はその言葉や気持ちをうやむやにして、結局無かったことに変えているのでしょう。
家族の側からしてみれば、何度タバコを辞めてほしいと伝えても、何も伝わっていないような感覚に陥るかと思います。
ただ、実際にはボディーブローのようにジワジワと効いています。言われるたびに反発するケースがほとんどかと思いますが、喫煙者も心のどこかでタバコを辞めたほうがいいのは分かっていますし、冷静になればその通りだよなと思っているはずです。
また喫煙者は、いざとなればタバコくらい気合いで辞められる、と強がっているケースが多いのですが、気合いで熱が下がらないように、ニコチン依存症にはそれに合った方法があるのです。
その方法を喫煙者の多くが知らないので、いつか辞めてやる(もし辞められなかったらどうしよう…)という気持ちで本人も葛藤しているのです。
喫煙者が心のどこかでタバコを辞めたほうがいいことに気づいている、というお話をしましたが、家族はその気持ちをさらに増幅させてあげることができる心強いパートナーなのです。
具体的には、喫煙は有害だとか迷惑だとか、タバコそのものの特徴や第三者がどう思うかをいくらぶつけても、喫煙者には響きません。
そうではなくて、「私」は「あなた」の健康が心配だとか、「子供たち」は「あなた」の喫煙で体調を崩してしまうかもしれない、とか、自分たちがあなたのことをどれだけ想って何度も言葉にしているかを、しっかりと伝えてあげてください。
そこまでして初めて、喫煙者は家族とタバコを天秤にかけ、冷静にそれを判断できるようになるはずです。
ただ、喫煙者は100%ニコチン依存症なので、そこでも判断の迷いが生まれるかもしれません。そんな時は、側でタバコに付き合ってあげてもいいかもしれません。
喫煙者はタバコを吸い終わった瞬間が、最もニコチン依存症について冷静に考えられるときなのです。
今日の日記は、家族目線での書き方にしてみました。最後になりましたが、家族の勧めがあれば禁煙成功率は格段に上がります。
ただし、喫煙者やタバコをけなすような言い方をすると全くの逆効果になってしまうので、じっくり寄り添ってあげてください。
多少言ってみたからといってすぐに変わるわけではありませんが、時間はかかっても着実に禁煙成功に向けて歩ませることのできる唯一の方法かもしれません。
▼禁煙を始めるきっかけとその成功率を考察してみる【シリーズ完結】
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
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