みやびです。結婚や妊娠をきっかけに喫煙を決意した人は多いのではないでしょうか?妊娠発覚時点で禁煙を始めるのでは間に合っていないので、できれば結婚をきっかけにするのがベストです。これは男性と女性それぞれの目線で捉え方が違う部分もありますので、どちらの視点についても考えていきます。
▼禁煙を始めるきっかけとその成功率を考察してみる【シリーズ完結】
結婚は人生の中でも大きな節目なので、禁煙をするためのきっかけとしてこのタイミングを選択されることは多いようです。
夫婦どちらも喫煙者の場合には、一緒に頑張る目標にしても良いかもしれませんね。
いつか禁煙しようと思ってダラダラ時間だけが過ぎている人にとっては、これほどケジメをつけやすいベストなタイミングは今後ほとんど無いかもしれません。
また、喫煙者に対する世間のイメージがどんどん低下している中で、相手方のご両親が非喫煙者の場合などは喫煙に対する理解が低い可能性がかなり高いです。
背景はどうであれ、このタイミングでタバコについての夫婦それぞれの考えをしっかり話し合っておくといいかもしれません。
私の場合、寿命まで喫煙を続けたと仮定すると、8,329,860円かかることが判明しています。(詳細は禁煙12日目の日記をご覧ください↓)
>> 【禁煙12日目】喫煙者が生涯に費やすタバコ代、喫煙本数、時間を調べた結果
ちなみにこれは1箱420円の計算です。タバコ1箱1,000円になったら、これの約2.5倍です。これだけの金額が家計に回らず、何のメリットもない有害な煙へと変わってしまうのです。夫婦共に喫煙者だとさらに2倍ですね。
お金だけでなく、喫煙に伴う健康リスクももちろん加わりますので、タバコからは目を逸らさずに考えてみる必要があります。
喫煙による子どもへの影響についても以前の日記でご紹介しました。今回は男性と女性それぞれの目線で簡単に解説してみます。
奥さんのお腹に赤ちゃんがいる場合、副流煙による母体および胎児への影響はとても大きく、流産や早産、奇形などのリスクが上昇すると言われています。
奥さんの妊娠が発覚した場合、正常な思考の人であれば近くで喫煙しないようにしますし、人によってはこれをきっかけにタバコを辞める人も多くいます。
男性喫煙者が禁煙を決意するきっかけとしては、結婚と並んで非常に良いタイミングですし、昨日の「家族に勧められたから禁煙した」にも通じますが、家族にタバコの悪影響を与えたくないという想いは禁煙成功への大きな力となります。
最近の調査では女性の喫煙率は10%を切っていますが、妊娠が発覚した場合はほぼすべての妊婦さんは禁煙するはずです。
ただ以前の日記でも書きましたが、妊娠してから禁煙するのでは時すでに遅しです。妊娠2カ月目の胎児の大きさはおよそ2cmで、心臓の元となる細胞がピクピクと鼓動を始めているのが分かる時期でもあります。
母体の血中に流れ込んだタバコの有害物質は、すでに胎盤を経て胎児にも供給されています。当然ながら、胎児の細胞には確実にダメージが蓄積しています。
>> 【禁煙39日目】喫煙していた過去はDNAに刻み込まれていることが判明
また、女性自身は非喫煙者であっても、男性喫煙者の副流煙に加えて喫煙後の呼気によっても子どもに影響があることまで分かっています。
このように喫煙が体に及ぼす影響が次々と解明されていく中では、子どものために夫婦で協力しながら、早い段階での禁煙着手が大切だと考えます。
▼禁煙を始めるきっかけとその成功率を考察してみる【シリーズ完結】
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)