アフィリエイトサイトを上位表示させる方法として、以下の8点が重要だと書いているアフィリエイターがいました。(誰とは言いませんが)
まあ、言わんとする事はわかるのですが、正直その「理由」がイマイチで、こんな思考回路は良くないなと。あと、この人の話を聞いて鵜呑みにしたアフィリエイターも良くない勘違いを起こすだろうなと。
せっかくなんで「反論」として。僕なりの真実を書こうと思います。
曰く、上位表示に大切なのは「検索した人間がクリックしたくなるタイトルをつけること」らしい。
それよりも重要な事は、書いた記事の内容を正しく表示しているのかどうかです。クリックしたくなるタイトルだとしても、記事内容と相違があるのは絶対にダメ。その辺の下世話な週刊誌じゃないんだから。
まずは、記事の内容を端的に説明できる正しいタイトルをつける事。で、それをクリックしたくなるような言い回しに変更する事が上位表示には大切です。
さらに言うなら、ディクスリプションに「検索者の意図を汲み取った回答」が載せられていれば、クリックされなくとも上位表示が可能と言えます。大切なのは、一刻も早く検索ユーザーを満足させる事です。
曰く、上位表示に大切なのは「表示スピードは早い方が良い」らしい。これには僕も同意だが、その理由付けが良くない。
ページスピードが遅くなると離脱率が多くなって滞在時間が短くなるから上位表示されないってのは別問題なのです。
ページは早い方が良い、その理由は「遅いより早い方がいいに決まってるだろ!」で良いのです。
離脱率とか、滞在時間とか、そういった細かいところに注目するのは良くありません。だって滞在時間が短いと悪い事なのでしょうか?
ページの表示速度が速くて、ファーストビューの段階で検索者の求める答えが書いてあれば、滞在時間は必然的に短くなりますよね?
曰く、上位表示に大切なのは「文章内に出現するキーワード率(2~5%)」らしい。
そんなのは気にしなくて大丈夫です。「ひまわり 画家」って検索すれば「ゴッホ」が出てきます。今のグーグルは「疑問に対して回答」を上位表示させてくれるようになってきています。
あなたが「ひまわり 画家」という検索ワードで上位表示させたいときに、「ひまわり 画家」というキーワードを記事内に盛り込みますか?2~5%で出現させよう!とか思いますか?
それより上位表示に大切なのは、「ひまわりを描いた画家はフィンセント・ファン・ゴッホです。」という解説を書けるかどうかに尽きると思いませんか?
曰く、上位表示に大切なのは「極端に直帰率を上げない」らしい。書かれている内容は、直帰率が高いと価値のないコンテンツだと判断されるという考え方もできるけど、滞在時間が長ければ反対に価値のあるコンテンツだとも言えるため、そこまで気にしなくて良い。ということでした。
概ね同意ですが、果たしてコレは「上位表示のコツ」でしょうか?こんな内容をコツとして紹介しているあたりが、なんともうさんくさい。
曰く、上位表示に大切なのは「いかに長くページに滞在してもらうか」らしい。短いと「検索したユーザーの求めている情報は、このサイトにはない」と検索エンジンから厳しい判定を受けるらしい。
違います。ページのファーストビューに「求めている情報」があれば滞在時間が短くなることもあるのですから、長ければ良いわけじゃありません。無理に滞在時間を伸ばそうとする事が上位表示を難しくするのです。
曰く、上位表示に大切なのは「権威性の高いサイトや権威性の高いサイトからの被リンク」らしい。それによって権威性を手に入れられるんだとか。
これも違う。だったら権威のある人からリンクを買うことがアフィリエイトで成功する最も近道と成ってしまいます。僕はかれこれ100サイト以上の上位表示サイトを作りましたけど、被リンクなんてハテブかネイバーかナナピくらいですよ。
それよりは、書き手が権威になるための努力を怠らないことこそが、上位表示に必要な「権威性」なのです。
曰く、上位表示に大切なのは「長くコツコツと良い情報を出し続けているサイト」らしい。
ま、これには概ね同意です。が、これはコツでもなんでもありません。ドメインを取得して30記事程度ぶちこんで、2ヶ月くらいで狙っているキーワードの上位表示を取ったこともたくさんありますから。
「ドメインの運営歴なんてのは、ギリギリの勝負じゃないと効果を発揮しないので、普段は気にする必要がない」のです。
曰く、上位表示に大切なのは「自然なリンクの数と質」らしい。
はい出ました、へっぽこアフィリエイター達の大好きな「質の高い被リンク先輩」です。なんだその自然な被リンクってwww。
これも、上位表示のコツではありませんね。上位表示のコツっていうのはこういう内容のことをいうんですよ。
>>上位表示のコツ