昔から、両親や近所のおばちゃん達に「ゆうくんは男前だね〜」ってお世辞を言われながら育ち、自分はイケメンだと思い込んで成長し、中学生高校生の第一次恋愛戦争で大敗した勇太です。こんにちわ。
さてさて、昨今ディープラーニングっていう技術が進歩してきてますね。だんだんコンピューターが画像の持つ主観的特徴を捉えることができるようになってきています。で、そんな技術を使用して世界中の「自称イケメン」達を奈落の底に突き落とすウェブサービスが誕生しました。
それが今回ご紹介する「Deeplooks」です。
このサービスが1990年代にあれば、僕が勘違いブサイクとして幼少期に恥をかくことはなかったはず・・・。さあ、怖いとは思いますが、パンドラの箱を開けませんか?
実はあなたも、今この瞬間まで自分のブサイクさに気が付いてないでイケメン風な振る舞いをしてしまっているかもしれませんよ?反対に、ブサイクだと思い込んでしまって人生損している人もいるかも!
Deeplooksは、最新のDeep Learningテクノロジーを利用して、人や物をはじめとした様々な「見た目」に対する抽象的な評価を数値化する仕組みです。
たとえば、人の見た目の「美しさ」や、食べ物に対する「おいしそう」のような、主観的で数値化できないような概念も、独自の数値化システムを利用することにより、一般的な社会での評価に近い形で数値化することが可能です。
エンターテインメントから実用的な用途に至るまで、さまざまな分野で「見えなかった価値」を見える化していきます。
引用元:deeplooks
操作はとっても簡単、ウェブサイトにアクセスして、自撮りした写真をアップするか、PCやスマホに搭載されているウェブカメラで写真を撮るだけ。
そうすると、評価データや学習データによって機械学習システムが数値化できない概念を独自のルールに基づいて数値化してくれるってわけです。
食べログみたいに5段階評価されまして、どんなに変顔しても僕の力では2.0を下回ることができませんでした(嫁は変顔で1.9を叩き出してます)。
平均的な顔が2点台、イケメンや美人と言われるのが3点台、4点代からは選ばし者達の領域って感じでしょうか。どんなに撮り方にこだわっても、プラスマイナス0.3点程度しか増減しませんでした、良くできてますね。
画像引用元:https://deeplooks.com/
「顔に対して点数をつけるウェブサービス」というと、どんな性格のねじ曲がった奴が作ったんだ!?と思ってしまうのはブサメンの僕だから思ってしまう事かもしれません。
実際のところ、このサービスは「あいつはイケメン、お前はブサイク」という事実を突きつけるために作られたわけではなく、さまざまな便利ツールに応用がきくであろうという事で作られ、今は「顔の点数を測る」という部分のみが動いているという段階のようです。
例えば、優しそうな顔とか、お金持ちそうな顔とか、頭が良さそうな顔とか、人間は相手の顔に対して様々な主観的要素を勝手に想像したり評価しています。
そんな人間の感覚を数値化できれば、自分はバカっぽく見えているから、もう少し化粧を変えようとか、髪型を変えようなんていうアドバイスツールとしての運用も考えられます。
それに、目元の点数や、唇の点数といった部分的な点数がわかればメイクや整形にも役立ちますし、全身や上半身の点数を出せるようになればダイエットツールとしての運用もできるでしょう。
顔立ちの客観的な点数が測定できるようになれば、自分に似合うメガネやサングラスといったアイウェアの選び方や、ファッションに関するアドバイスなども行えることは容易に想像できます。
もちろん髪型だって、現時点ではヘアカタログをみて想像して美容師さんにお願いしたり、信頼できる美容師さんにお任せする他ありませんが、この技術が進歩すれば自分に似合う髪型が自分で判断できる時代がくるかもしれません。
他にも、顔以外の「美しい」というものが数値化できるようになれば、世界の地図上から「美しい」と感じる部分を抽出して旅行プランを立てたり、まだ見ぬ未開の地に存在する「美しい場所」を探し出す事も可能になるかもしれません。
他にも、美しい広告やアクセス数を稼げる広告、クリック数の多い広告というのがどんなものなのかというのをテストできるツールへの応用も考えられます。
弊社「株式会社PLAN」は、まがりなりにもIT企業です。みんなスマホを使ってメモをとったり、スノーを使って写真を送りあったり、エアドロップやiCloudだって使いこなしてます。
そんな僕らですから、ディープラーニングという今をときめく技術から逃げ出すわけにはいきません。真っ向勝負で挑んでやりますよ!!
それにですね、株式会社PLANの男性陣は意外とモテるんですよ!
キャバクラに行こうもんなら、隣に座った女の子達はほぼ全員ラインIDを聞いてきますし、僕の飲み物がなくなったらすぐに次のを注いでくれます。夜の歌舞伎町を歩いていれば、おばちゃんにも良く話しかけられます。年齢問わずモテるのが僕達なのです!!
という事で、インターン生を含む株式会社PLANのメンバーの顔の点数を第5位から、ランキング形式で紹介していきましょう!
第5位には4人もいます。5点満点の中間地点である2.5点を下回った者達です。
彼らは、株式会社PLANの顔面偏差値を著しく下げている者達なので、晒し上げていきましょう。
誠に残念ですが、これが技術の進化というやつですよ、社長。確か僕の嫁には「初見はイケメンに見えるけど、良く見るとそうでもない」って言われてましたね。
アキラも、なんかニコ生やってるときは「香川似のイケメン」みたいに言われて見たけど、世界から見ればお前なんて2.4点だよ。英語が喋れても2.4点なんだよ。
あきお!お前がキャバクラでモテない原因がわかったな!
さて、第4位からは、5点満点の中間地点である2.5点以上、いわば人類の中間値を上回っている顔面偏差値の持ち主と言えるでしょう。
肉でいうならオージービーフとA4和牛くらいは違ってきますね。
可愛い顔して、意外と身長が高いため、実際に会うとミッキーマウス的に驚くゆざ君。
なんか、3.0点台に届かないまま3位に入ってしまったので逆に恥ずかしいが、株式会社PLANの中ではイケメンに属すことがわかってホッとしている僕。
鼻ピアスが減点対象かと思われたが、想像以上の高得点で周囲をあっと言わせたじろちゃん。さすがはイタリア人と付き合っているだけある。3.0点台の世界基準フェイスって事だろう。
さて、株式会社PLANのメンバーで最も高得点を叩き出した人たちを見ていこう。
流石に女子は参加してくれないのではないかと思ったが、やはりうちの会社にインターンに来るってのは気合の入り方が違うぜゾノちゃん!
しかも3.4という数字を叩き出してきやがった!さすがだな!
ここでまさかのダークホース。あべちゃん。
俺ほら、デブだけど、顔のパーツはいいからさ。だからモテるんだよね。言ったじゃん?需要あるって。だから痩せる必要性を感じないんだよね、女子には困ってないから。 |
うん。控えめに言って天に召されてほしい。まあ、デブ寄りの採点だったのだろう。
おっと忘れてた、厳密には株式会社PLANのメンバーではないが、なぜかうちの会社のHPのメンバー紹介の中に名前が登場しているカリスマ美容師「楠本真澄」
ブサイクだが髪をきる技術は一流。
きっと、ブサイクだからこそ、どうやったらイケメンに見えるのか、また美人に見えるのかを知り尽くしているのであろう。そんじょそこらの顔で売っている美容師達とは背負ってるものが違うんだぜ!
どんなブサイクもイケメンや美女に変貌させられるブサイク美容師「楠本真澄」に髪を切ってもらいたいなら、こちらのページから問い合わせてみてくれ!
ちなみに僕の髪の毛をカットし虹色に染め上げたのも彼である。ちょっと顔を近づけて欲しくないくらいブサイクだが、髪を切る技術の高さだけは僕が保証する!
さてさて、株式会社PLANのメンバーたちの顔面偏差値ランキングによりカーストが分けられたところで、今度は「どうやったらDeeplooks」で高得点を出せるのかについて考えていこうと思う。
おそらく「目の大きさ」を中心としたパーツごとのバランスなのではないかと思う。というわけで目元のメイクで顔のバランスを整えてみよう。
目が覚めたばかりの顔である。明らかに顔に力が入っていないが、ぶっちゃけ常にキリッとした顔で仕事したり外を歩いているわけではない。
普段はこんな顔なんだから、やはり普段の顔の点数を基準にすべきだろう。
というわけで、ファンデーションを塗り、アイラインを引いて、眉ペンで形を整えて見た。うむ、漂う宝塚感・・・。っていうか、僕の顔ってファンデーションで美肌感を出すと急にオネエっぽさが急増するんだが・・・。
おおお!点数が向上した!
まあでもこれは、メイクのおかげというよりもカメラに対してキリッとした顔を向けたからっぽい気がする。いや待て、そういえばメイクなしで撮った時に2.8点が出てたではないか?
よし、本気でメイクして3点台を目指そう!
目の上下にバッチバチにアイラインを引いてやりました。なんか勢い余ってSNOWで写真とか撮っておきました。なんかに使えるかと思ったんですけど、特に使用用途が見つからないキモいだけの写真になってしまいましたね。
この写真を僕の妹に送りつけたら「SNOWて髪の色も変えられるの!?」って返事がきました。妹よ、これは兄の地毛を染めているのだよ。
おおお!ついに夢の3点代突入!
ってことはですね、やはりメイクはすごいって事だと思います。なんか「ナチュラルメイク」とか「すっぴん美人」とかがもてはやされてる気がしますけどね、たっぷりメイクしましょう。
というわけで、ついに自分の顔が何点なのかわかる時代に突入したわけです。顔写真をネットにアップするのが怖いという方はおいといて、わりかし楽しいのでみなさんやってみてくださいね。