みやびです。昨日は喫煙所以外の場所での喫煙行為に関するマナーについてお話ししましたが、今日は食事中の喫煙マナーについて見ていきます。食事といっても、居酒屋での飲み会からコースまでレベルは様々ですが、その内容についても考慮しながら書いていきます。
▼迷惑な喫煙マナー違反【シリーズ完結】
食事中の喫煙といえば飲み会やカフェランチなどでしょう。どちらも基本的には喫煙可能なお店が多く、美味しい料理が台無しになってしまう行為でもあります。
非喫煙者からすれば、食事中の喫煙は全く理解ができませんし、迷惑極まりない行為だと感じています。しかしその感覚は、お酒がメインか食事がメインかによって変化します。
飲み会の席であれば多少は我慢できますが、カフェでパスタを食べているときにタバコの臭いがしようもんなら、せっかくの料理がとても不味く感じてしまいます。
これは、自分も相手も食事が終わったから席でタバコを吸っていい、という認識ではありません。自分本位ではなく、まだ食事中の他の席のお客さんになぜ迷惑をかけているかもしれないと思えないのか?という感覚です。
喫煙者の中でも、非喫煙者の訴えに同意する人は多いはずです。もし一緒に食事に行った友人が非喫煙者だとしたら、率先して禁煙席を選んでくれるタイプです。
食事中の喫煙は非喫煙者にとって迷惑だと思っていますし、そういう店はだいたい外にも灰皿が置いてありますので、席を立ってそちらを利用します。
もし外になかったら、そのときはタバコを吸わずに我慢できる大人です。
基本的には非喫煙者がどう思うかはあまり考えていません。灰皿が置いてある喫煙可能な席で、なぜタバコを我慢しなければならないのかが理解できないタイプの人です。
ルール的にも言ってることも正しいです。でも正しいことをしているはずなのに周りから嫌がられます。そのギャップは、非喫煙者がどう思うかという配慮やモラルの部分なので、そういう場の言動ひとつで喫煙者の人となりが出ますね。
喫煙者は非常に肩身の狭い時代に突入しており、タバコを吸わないのが常識で、タバコを吸うのはニコチン依存症という病気に侵された人たち、という若干偏った認識が生まれてしまっているのも事実です。
そんな中で、これ以上喫煙者の肩身を狭めないためには、喫煙者が非喫煙者に対して意見を主張していくのではなく、ある程度の配慮とモラルを持って行動していかなければなりません。
そういうと、喫煙することも権利だとか主張する人がいますし、私も喫煙者だった頃は少しくらいそう思っていたと思います。
しかし、喫煙に関する様々な研究が進む中で、受動喫煙による肺がんリスクの上昇が確実であるというデータが出ている以上、たとえ法律や条例がそれに追いついていなかったとしても、そうした結果を受けて非喫煙者への配慮を高めていかなければ、今後は逆に喫煙者自身が気持ちよく喫煙できる環境がどんどん減ってしまうことになります。
喫煙者は、「昔とは違うんだ」という認識を持って、紳士としての喫煙マナーを身に着けていかなくてはなりません。
そして非喫煙者は、喫煙者を過度に追い込むようなことはせず、分煙や屋内完全禁煙で外に灰皿のある店などを選び、喫煙者の認識の変化を暗に後押ししてあげるのがいいかもしれませんね。
▼迷惑な喫煙マナー違反【シリーズ完結】
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