みやびです。今日も喫煙者のマナーについて書いていきます。昨日はタバコのポイ捨てについて考えてきましたが、今日は喫煙場所以外での喫煙マナーについてです。これは賛否両論あるテーマなので、それぞれの主張で食い違う部分が大きいかと思います。
▼迷惑な喫煙マナー違反【シリーズ完結】
今と昔では、喫煙所以外での喫煙可否の認識は大きく異なっていました。時代の流れと喫煙者の心境についてもフォーカスしながら見ていきます。
昔は喫煙場所など関係なく、禁煙でなければ喫煙が可能だという認識が浸透していました。
しかし最近の禁煙、嫌煙ブームで状況は一変しました。タバコは喫煙所でしか吸ってはいけないし、喫煙可の表記や喫煙所でない限り、基本的には禁煙であるという風潮が強くなってきました。
非喫煙者もどんどん強気に主張できるような時代に突入しています。極端な言い方ですが、禁煙標示など全くない道端にも関わらずタバコを吸っている人は、マナー違反で迷惑なやつ、というレッテルを貼られてしまいます。
基本的に非喫煙者は、少々過剰な面もありますが、喫煙場所以外は原則禁煙だという認識を持っている人が多いのが現実です。
この背景として、受動喫煙による有意な有害性が認められたことが大きな要因かと思います。
喫煙者の中でも、非喫煙者と同様の考えを持っています。
具体的には、喫煙は自分を満たし他人に害を与える行為だから、極力人様には迷惑をかけないようにしよう、という考えです。
それを具現化するように、必ず喫煙所で喫煙しますし、路上では間違っても喫煙しません。
他人の目を気にしたり、相手の立場に立って物事を考えられる、喫煙マナーがしっかり身についた人と言えます。
この人たちは、禁煙という明示がない限りは喫煙可能だ、という考えを持っています。
非喫煙者や嫌煙家からしたら、それは違うだろう、と思われるかもしれませんが、この考えはある意味正しいと言えます。
もちろん配慮が行き届いていない人、例えば、住宅街で他人の家の窓が開いているのに目の前で喫煙するなど、そういう喫煙者がいるのも事実です。
しかし、多くの人は自分の考えに基づいて行動していますし、もし迷惑をかけているという判断をした場合には、すぐに火を消したり場所を変えたりします。
これまでの日記で書いた歩きタバコやポイ捨てに関してはあまりにもモラルに欠ける行為だと思います。
一方で、喫煙場所以外での喫煙については、その喫煙者のモラルや意識に委ねられる部分が多く、条例などで禁止されていない限りは、折り合いをつけるのは難しいとされています。
ただ、マンションで他の部屋のタバコの煙が窓から入ってきたとか、家の前に吸い殻が捨ててあったとか、そういった事例は迷惑行為として裁判などで勝訴しているケースもあります。
もし喫煙場所以外での常習的な喫煙をやめて欲しい、それによって何らかの被害を受けている、という場合には、まずは丁寧に状況を説明して、場所を変えてもらうなどの提案(お願い)をしてもいいと思います。
私自身、マンションの下の階の喫煙者の煙が窓から入ってくることがありましたが、丁寧に下からお願いしたところ、その瞬間から喫煙場所を変えてくれました。
基本的に喫煙者は肩身が狭いです。心のどこかで、誰かに注意されるのを恐れています。
そこにつけこんで強く注意すると「わかってるようるせーな!」となって逆上されてしまう可能性がありますが、丁寧に話せば、「こちらこそすみません。」と素直に非を認めてくれます。
「もし私の方も物音等でご迷惑をお掛けしていることなどがあれば、いつでもお声掛けくださいね」くらい添えれば完璧です。
喫煙場所以外での喫煙行為は未だにモラルのグレーゾーンです。だからこそ、お互いの誠実な姿勢が解決してくれます。
▼迷惑な喫煙マナー違反【シリーズ完結】
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
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