みやびです。今日もめげずに続きを書いていきます(笑)喫煙者が勘違いしているシリーズですが、今日は「タバコは友達が増える」について書いていきます。これを勘違いと言ってしまったら何だか悲しいのですが、この恐ろしさに気づいてほしいのでタバコと友達についてバッサリ解説します。
最近では喫煙者に対する風当たりが日に日に強まってきていますね。
「【禁煙24日目】2020年東京オリンピック開催に向けて屋内全面禁煙が実施される!?」の記事でも書きましたが、この強風は東京オリンピックに向けてさらに勢いを増してきそうです。喫煙者は小動物のごとく肩を寄せ合って震えているしかないのです。
さらに、喫煙率も年々減少の一途をたどる中で、それと比例するかのように喫煙者同士の仲間意識も強くなってきています。
私はこれまで様々なスポーツを経験してきました。野球やバスケットボールなどのチームスポーツに加え、水泳やインラインスケートなどの個人競技、メジャーマイナー問わず、いろいろな環境でプレーしてきました。
そんな中で言えることは、チームの人数が少なければ少ないほど、スポーツ人口が少なければ少ないほど、努力をせずとも横の繋がりができやすいという事実です。またスポーツだけでなく、大学や会社組織でも言えることかもしれません。クラスやチームの人数に反比例して相互理解と興味が深まります。
これはタバコについても同じことが言えるでしょう。喫煙者はタバコを嗜好品(だと勘違いしているw)として楽しむマイノリティ集団なので、自動的に強い仲間意識が芽生えます。一緒にフットサルをしたチームメイトのスパイクが気になるのと同様に、喫煙者も何の銘柄のタバコを吸っているかで意味もなく盛り上がれたりしますよね。
喫煙者はよく「タバコは友達が増えるからなぁ」と言っていますが、仮に自分に関わる全ての人間との関係性を数値にできたとしたら、その合計値は非喫煙者の方が高いはずです。
ざっくり簡単に言うと、タバコを吸う人は喫煙者友達の総数は増えるが、非喫煙者友達との距離が遠ざかるので、結果的にマイナスだということです。仮に日本の喫煙率が80%を超えていたとしたらタバコを吸ったほうがプラスですが、それは半世紀以上前の話です。
これも当然ですが、非喫煙者は喫煙者と時間を共有することに対して嫌悪感を抱きます。表面上はタバコを吸っている最中も仲良くしてくれますが、あなたがいなくなれば、服や髪についたタバコの臭いを気にしています。これも喫煙者がよく勘違いする点であり、非喫煙者は大して気にしていないと思いがちですが、そんなことは全くありません。大迷惑です。
タバコというアイテムに頼って同じ喫煙仲間ができる半面、非喫煙者の友人との距離ができてしまうこと。喫煙率を鑑みれば、タバコを吸うと友達が増えるという感覚は幻想でしかないのです。
目に見える変化しか認知できず、非喫煙者との心の距離が離れていくことに気づかせないニコチン依存はとても恐ろしいですね。
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