みやびです。禁煙開始前に気になっていたこととして、禁煙中にタバコの副流煙などを吸ってしまうとニコチン脳が目覚めてしまうのでは?という不安がありました。ニコチンの無い生活を送っていても、喫煙者との付き合いでどうしてもタバコの煙を浴びざるを得ないときもあります。
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
タバコの煙を浴びることで、またタバコが吸いたくなったりしたらどうしよう…。喫煙者と一緒に行動するのは控えようか…。
初めての禁煙で自分がどうなってしまうのかが全く想像できなかったので、漠然と不安に取り憑かれていました。また、これまで自分に取り憑いていたタバコの煙をやっとの思いで振りほどいたとしても、人の煙で再発してしまってはとても残念です。
結局は自分次第というのは頭では理解していましたが、経験したことがないので、当時は自信を持ってそうだと断言できるには至っていませんでした。
ルールと言っても非常にシンプルな決め事です。簡単に解説します。
タバコを辞めてから3日程度でニコチンが体内から抜け去り、2週間程度でニコチンが無い状態に脳が慣れると聞いていたので、それまでは喫煙者の側に近寄らず、極力タバコの煙を避けて過ごすことに決めました。
これがどの程度の意味を持つかは実施してみないと分かりません。ただ、禁煙初期はタバコの無い生活にも慣れておらず、煙の匂いにもとても敏感になる時期なので、煙に触れないに越したことはないと思います。
禁煙を始めた多くの人が、タバコの存在を忘れようと努力します。なるべく考えないようにして、喫煙欲求を少しでも抑え込もうという作戦です。しかし、これに対して私が決めてやっていたことは真逆で、タバコの事を考え続けるという行為でした。
実際に喫煙者の多くは、喫煙がいかにメリットが無い行為なのか薄々気づいていますが、それを確定的にすることに怯えています。心のどこかで喫煙のメリットがあると信じ込んでいないと、自分の喫煙行為を正当化できずに矛盾してしまうからです。
上記のルールに従って行動したことで、2週間喫煙者と距離を置いたことでニコチン脳からのスムーズな脱却ができ、タバコのことを考え続けることで、本質的な喫煙の意義について考えをクリアにすることができました。
禁煙開始後に初めて喫煙者と同席したときは再発に対して恐怖を感じましたが、しっかりとタバコと向き合うことができていたこともあり、喫煙欲求は全く生まれませんでした。
ストレスなく喫煙者との1日を過ごすことができたことは、その後の禁煙生活においてとても強い自信になりました。
タバコと向き合い考え続けることで見えてくる景色は、想像していた通り「喫煙には何のメリットもない」という現実でした。何よりも大切なことは、このように自分で考えてこの結論に至ることだと思います。そしてこの結論から目を背けず、行動のほうを変えていくこと、それこそが卒煙なのです。
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
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