みやびです。禁煙を志す喫煙者であれば、喫煙していた時間はいったい何をすればいいんだろう?という疑問が生まれたことが1度はあるかと思います。タバコ1本に5分を費やすと仮定すると、1日1箱吸う人は1時間40分を充てている計算になるのですが…
禁煙することによってその時間が突然フリーになります。さて、元喫煙者たちはその時間をどのように使っているのでしょうか?
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
休憩時間などでタバコを吸っているときにやることといえば、誰かと話すか、スマホをいじるか、ぼーっとしているでしょう。
冷静に考えれば、どれもタバコを吸わなくてもできるはずの行為なのですが、なぜか喫煙者はタバコの無い5分間をマネージメントすることができません(笑)
最初のうちはいろいろと思いつくことがあるでしょう。腕立て伏せをしてみたり、伸びをしてみたり、お気に入りの音楽を1曲聞いてみたり、軽く調べものをしてみたり…。ですが、あるとき突然違和感に襲われます。何かが足りない、と。5分間という時間は喫煙者にとって最高のインターバルで、そこに喫煙以外の行為を当てはめることができないのです。
タバコを辞めて思いましたが、これによって生じたはずの5分×20本分はどこに行ってしまったのか正直わかりません(笑)
もともとタバコを吸ったことのない人からしたら、その生活が当たり前すぎて、タバコが無いときに何をしていますか?という質問には答えようがありません…。
ただ、元喫煙者の目線からだと、禁煙による様々なメリットが見えてきます。
少なくとも喫煙者だった頃は休憩したいからついでにタバコを吸っていたと思っていましたが、実際にはタバコが吸いたいから必要以上に休憩していただけだということに気づきました。
このことからも、実際に余計な休憩をすることがなくなったので仕事の効率も上がりましたし、何よりタバコによって時間や行動を縛られることなく生活できるなど自由が増えました。
物事の合間に無理やり差し込んでいた5分間が無くなったことで、1つの物事に対しての集中力は確実に上がりました。
つまり仕事上では、タバコを吸いたいから余計に休憩していた状態から、疲れたら休憩するという本来の人間らしいリズムが戻りました。私生活でもメリハリがついたことに加え、真冬に外で凍えながらタバコを吸うことも、誰かを待たせてまで喫煙することも無くなりました。
ただ、禁煙してフリーになった1時間40分を使って何かを成し遂げた人はほとんどいないと思います。
時間的に余裕ができたら何に使えばいいのだろう?と不安になるかと思いますが、実際には特に考えることなく自動的に様々な効率が上がるのです。
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)