みやびです。今日で禁煙を始めてから90日、およそ3カ月が経過しました。当時はタバコを辞めることに対して大きな不安がありましたが、今となってはとても昔の事のように思います。というか、以前にも増して時間が経つのが早く感じています。きっと充実している証拠ですね。
今日は、過去の自分が不安に思っていたことを抜粋し、それらに対して現在の心境で応えていきたいと思います。今回もシリーズでいくつかご紹介していきます。
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
この禁煙日記の最初はカウンドダウンから始まりました。禁煙開始日に近づけば近づくほど、もう2度とタバコを吸えないんだというある種の恐怖心が膨らんでいきました。
非喫煙者にとってこの苦悩を理解するのは難しいことです。少し違いますが、敢えて例えるならば、明日からお茶を飲んではいけませんとか、これから一生チョコを食べてはいけません、などと言われているような感じです。
ただ、この恐怖の根底にあるものは「大好きだったタバコが吸えなくなる恐怖」ではありません。正解は「明日からニコチンを摂取できなくなる恐怖」と「大きく変化する習慣への順応に対する恐怖」が混在している状態なのです。
大半の喫煙者はこれを正しく理解できず、漠然とした心配や、好きなものを一生制限される恐怖だと勘違いします。禁煙を阻止するためのニコチン脳の抵抗だと思えば納得がいくはずです。
上述した「一生タバコを吸えないことへの恐怖」は、禁煙を始めて1-2週間程度で綺麗に消え去りました。予想を裏切る結果で「なんだこんなもんか」と思ったのを覚えています。
これだけだと感想文で終わってしまうので、もう少し深掘りしてみます。
まず禁煙前に感じていたこの恐怖を細かくみていくと、これも上述したように、
の2つに分類できます。
これを感じるということは、自分がいかにニコチンに依存していたかが明白になります。これまで強がっていた「辞めようと思えばいつでも辞められる」という気持ちとも、この恐怖を体感することで素直になれます。
実際にニコチンが体内から抜けるのに3日間ほど、そこから脳がニコチンを欲しなくなり自律するまでに2週間ほどかかるようです。
これと照らし合わせたとき、この恐怖が消え去るのは単純に時間の問題だということが分かります。人は元々非喫煙者ですので、そもそもニコチンなんて必要ないのです。
いつもタバコを吸っていたタイミングでタバコが吸えないというのは、喫煙者にとって非常に違和感を不安を感じます。
人は誰でも自分なりのペースや習慣というものがあります。寝る前にコップ1杯の水を飲むとか、起床してすぐカーテンを開けて日光を浴びるとか、思い返してみれば人それぞれ何かしらの生活習慣があるはずです。
それらを明日からやってはいけないとなると、どれだけ小さなことでも途端に調子が狂います。
ただ裏を返せば、これまで何らかの考えに基づいて継続してきた物事を習慣と呼ぶのであれば、根本的な考え方を変えることで、タバコを吸わない習慣を作り出すこともできるのです。
つまりこの恐怖を和らげて最終的に無いものとするためには、まずタバコに対する根本的な考え方を変える必要があります。
変えなくても長い時間をかけたり環境が変われば解決する可能性もありますが、禁煙開始から比較的早い段階で気持ちをスッキリさせるためには、タバコとしっかりと向き合って、禁煙の意義について中立な立場から改めて考えてみることが大切です。
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
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