みやびです。昨日に引き続き、禁煙前に感じていた恐怖や不安についてお話ししていきます。もし禁煙に成功した場合を想定して考えたとき、これまでタバコを一緒に吸う仲だった友人たちと距離ができてしまうのでは?という不安がありました。まぁ実際にはそんなものは…
自分次第でどうにでもなることなのですが、特にメンタルの弱い私なんかは、あぁもうこれっきりの関係になる人たちもいるんだろうなぁ…とセンチな気分に浸っていたのを覚えています(笑)
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
よく喫煙所仲間という言葉を耳にすると思いますが、喫煙者同士はいつもの喫煙所で顔見知りができて、もし共通の友人などがいれば、いつの間にか知り合いになっているというケースがよくあります。
また、平日に一緒の時間を過ごすことの多い喫煙者の同僚やタバコ友達とは、お互い声を掛け合ったりして、連れションならぬ連れタバコをします。
こんな毎日が当たり前になっている生活でタバコを辞めるというのは、例えるならば「クラス替え」や「異動」した時のような気分になるのではないかと怯えていました。
休み時間にいつも一緒にいた友人や同僚は自分をタバコに誘ってくれることはなくなりますし、そこで繰り広げられた話題には入れなくなることが予想されます。
一方で、非喫煙者という新しいクラスにすぐに溶け込むことも難しく、どことなくホームシック的な感情が芽生える可能性も捨てきれません。
そんなこんなでモヤモヤしながら禁煙を開始し、気づけば3カ月。チキンな私は果たして新しい環境を受け入れることができたのでしょうか…?
客観的に見れば当たり前の事かもしれませんが、特にマイナス方向に友人関係が変わることはありません。
もちろん喫煙者の友人と話す頻度は少なくなりますが、全体の会話に対する割合としてはほんの10%にも満たないと思います。
ただ、クラスや部署が全く違い、喫煙所でしか遭遇しないような人たちとは多少疎遠にはなりましたが、中でも気が合う人たちとはタバコを辞めても繋がりは残っています。それで十分です。
一方で、いわゆる「クラス替え」をしたことにより、非喫煙者との交流が増えました。例えば会議の休憩時間などでは、喫煙者はまとまって一斉に部屋を出て喫煙所にまっしぐらで、会議室には非喫煙者だけが残るというような、綺麗に分離した時間があるはずです。
そんなときに「クラス替え」した人は、非喫煙者が休憩時間に話している話題に新鮮さを感じるはずですし、同じ話題でも新しい角度からの意見を取り入れることもできます。
結局は人間関係なのでタバコが無くても付き合う人たちはほとんど変わりません。人間関係の構築をタバコの力に委ねていて不安がある人でも、「クラス替え」したことにより残るのは自分がもともと安心して話せる喫煙者ばかりですし、新しい非喫煙者コミュニティにも気兼ねなく参加できるので楽しみにしていていいと思います。
▼禁煙前に感じていた恐怖や不安と3カ月経った今の心境【シリーズ完結】
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
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