みやびです。タバコを吸わない生活が当たり前になり、喫煙欲求も全くと言っていいほど無くなりました。自分の中では早い段階で完全に辞められたと思っていますが、ここからはまた別のきっかけで吸いたくなるかもしれませんので、これからの目標設定について考えてみます。
禁煙から1カ月が経過すると、絶対に吸ってはいけないとか、タバコは百害あって一利なしだとか、そういうプレッシャーを自分にかけることは少なくなってきます。タバコと十分な距離を置くことで徐々にタバコを吸わない習慣が定着してくると、禁煙に対する緊張状態を維持する必要が無くなるのです。
また、禁煙開始当初に自分で設定していた目標や意気込みも、徐々に消えていきます。その理由としては、それらはあくまでも禁煙という大きな敵に挑むにあたっての心の支えであって、余裕ができた現在とは状況が違うので必要性が失われているのです。
そして、「【禁煙20日目】余裕だという気持ちが命取りになる」の記事でも書きましたが、タバコを吸わない生活に慣れてくると、心のどこかで「別に今吸ったところですぐにまた禁煙できるだろう」という感情すら生まれてきます。
ただ、禁煙当初とは状況が変わったとはいえ、どんな時でも敵となりうるのは自分自身の弱さです。順風満帆に禁煙が継続できればいいのですが、どこにどんな誘惑やトラップが潜んでいるかはわかりません。
これくらいの期間禁煙を継続できている人は、禁煙に対する意識が当初と比べて確実に弱くなっているということを自分で実感できているはずですので、禁煙生活を確実に継続していくために新しい目標設定が必要になってきます。
それでは禁煙目標を見直して一新しましょう!…と思っても、具体的なものはすぐに出てこないはずです。
なぜなら、現時点で禁煙生活に満足していますし、ほぼ成功している自分をさらに追い込むようなモチベーションは湧きづらいのです。
これからも禁煙を続けていくために、この時期に大切な行動として、
日記をつけていない人は、まずはこれを書き出してください。
まず禁煙を決意した理由についてですが、おそらくそれはかなり大きな目標だと思います。健康になりたいとか、お金を貯めたいとか、時間を節約したいとか、具体的な数値を伴わない、ある意味漠然としたものの場合がほとんどでしょう。
これについては、今回の見直しでもう少し具体的にしてみるといいかもしれません。
例えば、健康になりたい、という漠然な理由だったのであれば、肺活量や血圧をこれくらいまで改善したいとか、お金を貯めたい、という理由なら、浮いたタバコ代で海外旅行に行きたい(1年禁煙すれば行けます!)に変えるとか。
そうすることで、過去の気持ちを引き継いだまま新しいステップに踏み込むことができます。
じっくり思い返すことで、禁煙を決意したその理由と、その直接的な成果の現れ、あるいは間接的な健康面などにおける実感を得ることができるはずです。
「タバコを辞めてよかったなぁ」と心から思えることをいくつか思いついたなら、その物事について、もっと欲を出していきましょう。
例えば、「タバコを辞めてから朝の目覚めが良くなったなぁ」と実感しているのであれば、目覚めが良くなったついでに軽くストレッチをしてみるとか、ついでに週1の運動を始めてみるとか。
自分が嬉しいことや楽しいことは継続したがるのが人間ですので、無理がない程度に欲を出して、プラスアルファのメリットを得るために目標を決めてみましょう。
どんな方法にせよ、「なぜ自分は禁煙を始めたのか?」というきっかけを忘れずに、いつでも思い出せるようにしておくことが大切ですね。
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)