ナイキ コート ズーム ヴェイパー RF × AJ3 atmosのレビュー

手に入れちゃいました「Nike Court Zoom Vapor（ナイキコート ズームヴェイパー）のRF × AJ3 atmos」。このページではスニーカー大好き勇太が、このモデルの概要を説明すると共に、入手時の興奮冷めやまぬエピソードについてご紹介いたします。

Nike Court Zoom Vaporとは？

ロジャー・フェデラー、錦織 圭、マリア・シャラポワ、世界の名だたるテニスプレイヤー達が着用したNike Court Zoom Vaporシリーズ。その中でも、特にスニーカーライクなデザインで、テニスプレイヤー以外のスニーカーファン達から注目されていたNike Court Zoom Vapor 9.5 tourが、今回紹介するモデルの原型です。

名前にZoomとあるように、ヒールのクッショニングシステムにはZoom Airユニットが搭載。アウトソールには耐久性強化ラバーであるXDR合成素材を使用しており、他の追随を許さぬ耐久性と、ヘリンボーンパターンによる優れたトラクションを手に入れています。

そして、Nike Court Zoom Vapor 9.5 tourのデザインの最も注目されるべき点としては、アッパーのシューレースホール周辺、Dynamic Fitシステムをむき出しにした特徴的なデザインだと思います。

Nike Court Zoom Vapor RF × AJ3 atmosの特徴

2014年11月12日、ナイキはとんでもないコラボレーションのスニーカーをリリースしました。それが、今回僕が手に入れたもモデルのベースとなった「Nike Court Zoom Vapor RF × AJ3 」というスニーカーです。

「RF」というのは、テニス界の生きる伝説「ロジャー・フェデラー」の事。そして「AJ3」というのは、スニーカー好きなら皆さんご存知「エアジョーダン３」の事。つまり、ロジャーフェデラーとマイケルジョーダンのコラボという、テニス好きも、バスケ好きも、そしてスニーカー好きも、みんなが手に入れたい激戦必須のモデルという事なのです。

なぜ、このようなコラボが誕生したのかというと、フェデラー自身がジョーダンのファンだからだそうです。

Nike Court Zoom Vapor 9.5 tourというテニスシューズモデルに、AJ3を彷彿とさせるジャンプマンの刺繍が入った幅広なタン、そしてプレミアムなレザーとエレファント柄のパネル、アイレットやヒールのブランディングロゴなど、AJ3のディテールを散りばめ、フェデラーのイニシャルであるRFのロゴマークをミッドソールに配置。

このモデルを生み出した製作プロジェクトには、Air Max 1やHuaracheを生み出したティンカー・ハットフィールドと、フェデラーとジョーダンが深く関わったそうで、フェデラーはニューヨークでの試合の際、ジョーダンが応援に来てくれて、このモデルを彼の前で履いてプレーしたことを感慨深くインタビューで語っていました。

さて、そんなNike Court Zoom Vapor RF × AJ3 ですが、2017年に復刻を果たします。その復刻が話題になったのもつかの間、とんでもないコラボレーションがまたもスニーカーヘッズの心を鷲掴みにしました。それが、日本のスニーカーシーンを代表するお店「atmos（アトモス）」とコラボした、今回紹介するモデルです。

なぜ、このようなコラボが誕生したのかというと、ロジャーフェデラー自身が様々な場面で、あるスニーカーを履いていたのです。それが、スニーカー好きなら知らない人はいないであろう伝説のモデル、「Air Max 1 “atmos elephant”」です。

そんなフェデラーのお気に入りスニーカーからインスピレーションを受けて、このモデル「Nike Court Zoom Vapor RF × AJ3 “atmos”」が誕生しました。

このモデルが日本国内で最初にリリースされたのは、もちろんatmosです。リリース日は2017年10月5日、場所は新宿のSports lab by atmos。この日、この場所に、リリースを記念してロジャー・フェデラーが2006年以来11年ぶりの来日を果たしました。

そんな、記念すべきスニーカーです。

開封の儀式

やっぱり、プレミアムスニーカーに付属するプレミアムなボックスって、素敵！

特にこの辺がカッコイイ！

足元写真

とりあえずキモドリ

購入時のエピソード

実は僕、2014年にオリジナルの黒赤がリリースされた時も、2017年に白赤とこのatomsがリリースされた時も、オンラインのみですが抽選に参加して見事玉砕しています。

しかし、僕のスニーカー偏愛を知っている人ならもうすでに察していると思いますが、僕はハイカット大好き人間なので、どんなにデザインがよくとも、ローカットモデルとなると諦めもかなり早くなるのです。

確かにAJシリーズの雰囲気を随所に散りばめ、それでいてテニスシューズのもつシックな雰囲気やコートズームヴェイパーのデザインを崩すことなく、見事にマッチングさせている点など、所有欲がくすぐられたのは間違いありません。（僕は、制作までの背景があるスニーカーほど好きなのです）

しかし「ま、手に入らないなら、仕方ないか」くらいに思ってたので、プレ値で買う気も特にありませんでした。

ところが、最近atmosがスニーカーの抽選にエゲツないドレスコードを定め始めたのです。今までのスニーカー抽選のドレスコードといえば、Air Max 1を履いてくること！Air Jordanシリーズを履いてくること！ブランドのTシャツを着てくること！とかだったのに、ついに「atmosが過去にコラボした限定スニーカーを履いてくること」というのが定められました。

個人的な感想ですが、atmosがコラボしたスニーカーって、多くが「悪ノリ」のようなデザインが多くて、プレミアになることは間違い無いのですが、カッコいいかと言われると首を傾げたくなるものばかりで、そこまで熱意を持っておらず１足も入手に至っていなかったのです。

しかし、持ってないと抽選に並べない・・・ならば個人的に最もかっこいいと思えるatmosコラボのスニーカーをプレ値で買おう！と思い、スニーカー貯金の中から泣く泣く大枚を叩いて購入したのがこのモデルなのです。

いやはや、マイサイズの26.5cmで手に入ってよかった！

テニス大好きジョーダン大好きの社長に自慢しながらこの文章を書いています。これで次のatmos抽選で、ドレスコード廃止とかになったら泣けてくるだろうな・・・。