▼すべてのカテゴリーを見る

ナイキ エアジョーダン1 HOMAGE TO HOMEのレビュー

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

手に入れちゃいました「Nike Air Jordan 1 Retro High OG “HOMAGE TO HOME”(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)」。

このページではスニーカー大好き勇太が、このモデルの概要を説明すると共に、入手時の興奮冷めやまぬエピソードについてご紹介いたします。

Nike Air Jordan 1 Retro High OGとは?

誰もが知っているバスケットボールシューズカテゴリーのスニーカーの1つである、ナイキが誇る不屈の名作「Air Jordanシリーズ(通称AJ)」のファーストモデル「Air Jordan 1」。

1985年に登場したこのモデルは、数多の復刻を繰り返し、今尚多くの人々に愛され続けています。

さて、ここで知っておくべきは、「Air Jordan 1」というモデル名の後に続く3つの単語「Retro・High・OG」。今回紹介するモデルのベースであるスニーカーは、ただのAir Jordan 1ではありません。俗にいう「OG仕様」なのです。スニーカーフリークなら基本かと思いますが、今回手に入れたスニーカーを自慢するために、少しこの辺について紹介しましょう。

そもそも「Air Jordan 1」というのは1985年にリリースされたモデルであり、現在「新品」で手に入るものは全て復刻版です。この復刻版につけられる名前が「Retro」であり、今回紹介するスニーカーが復刻版であることを示しています。

そして「High」というのは、このモデルがハイカットモデルであるということ。意外と知られていませんが、Air Jordan 1にはハイカットモデルの他に、ミッドカットやローカットのモデルも存在しており、俗に「Air Jordan 1」と言われるのはハイカットモデルをさします。

最後に、最もややこしいのが「OG」です。この「OG」というのはオリジナルモデルのディテールを忠実に再現したジョーダンを取り巻く様々なヒストリーに関連したモデルの事を示しています。

もう少し外観的な話をすると、以下の条件に当てはまらない「エアジョーダン1のハイカットモデル」をOG仕様と呼びます。

  • シュータンにJUMPMANロゴ
  • ヒールにJUMPMANロゴ
  • 9ホール以外
  • Air Jordan 1 THE 10
  • FLYKNITモデル

シュータンやヒールにジャンプマンのロゴマークが配置されているAir Jordan 1でも、カッコいい配色やレア度の高いモデルは存在しますが、やはりそれらは「企画モノ」というイメージです。

OG仕様こそ真のAir Jordan 1と思っているスニーカーフリークは少なくないと思います。

Nike AJ1 “HOMAGE TO HOME”の特徴

2018年4月21日に先行でリリースされた2300足のシリアルナンバー付きモデルが、20万円以上のプレミアムスニーカーとなってから1ヶ月後の5月19日に一般販売モデルとしてリリースされた「HOMAGE TO HOME(オマージュ・トゥ・ホーム)」が、今回僕が入手したスニーカーです。

歴史をミックスすることにより新しいものを生み出す」という意味をもつ言葉がモデル名に付けられた今回のスニーカー。

その名の通り、マイケルジョーダンとエアジョーダンを語る上で欠かすことのできない配色「BANNED(BRED)」と「CHICAGO」を使用し、外側には黒赤の「BANNED(BRED)」、内側に白赤黒の「CHICAGO」を配置し縫い合わせる斬新なデザインの1足となっています。

と、スニーカー好きならこの説明だけで理解できると思いますが、あまりスニーカーについて詳しくない人のために、「BANNED(BRED)」と「CHICAGO」について簡単に解説しましょう。

マイケル・ジョーダンの所属チームであるシカゴ・ブルズ。その、ブルズのホームカラーとしてアッパーを白と赤を中心に配色したモデルは「Chicago(シカゴ)」と呼ばれています。

反対に、アッパーが赤と黒で構成されているのが「Bred(ブレッド)」と呼ばれるカラーです。

マイケルジョーダンが所属するNBAのチーム「シカゴブルズ」のイメージカラーであり、チームとしてはアウェイカラーとして使用される配色で、Bulls RedもしくはBlack Redを略してBredと呼ばれています。

また、当時のNBAは白色が中心のシューズ以外使用禁止というルールがあり、NBAから禁止されたモデルであることで「BANNED(バンド)」という名前で呼ばれることもあります。

この二つのモデルを1足にまとめた、まさしくメモリアルなスニーカーが今回ご紹介する「HOMAGE TO HOME(オマージュ・トゥ・ホーム)」なのです。

開封の儀式

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

まるで、BredとChicagoを片足ずつ手に入れたみたいです。

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

特にこの辺がカッコイイ!

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

Chicago(シカゴ)側のシュータンタグの配色が、赤生地に白文字刺繍だったら最高だったんですけどね。

この辺りはまあ・・・技術的に難しかったのかな?

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

通常なら、存在しない縫い目。

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

完全にBred(ブレッド)。

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

シュータンタグが見えなければ完全にChicago(シカゴ)

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

足元写真

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

とりあえずキモドリ

Nike Air Jordan 1 Retro High OG "HOMAGE TO HOME"(ナイキ エアジョーダン1 オマージュトゥホーム)

購入時のエピソード

復刻するたびに争奪戦となりプレ値確実な「AJ1のBred」と、こちらも復刻するたびに激しい争奪戦となる「AJ1のChicago」。

この、斬新すぎるビジュアルは多くのスニーカーヘッズから「半分マン」とか「あしゅら男爵」とか「キカイダー」とか揶揄され、「コレクションにはいいけど、ダサくね?」って言われていました。

個人的には、絶対に手に入れたいモデル。どう考えたって激戦だろうと思い入念に作戦会議です。

まず、販売店の多さです。アトモスとミタスニーカーズはドレスコードとなったスニーカーを持っていなかったので、今回は必然的にドレスコードのない関東の店舗が僕の試合会場となります。

後輩のアキラにも手伝ってもらえることになったので、単純に確率は倍!

ナイキ原宿、ビームス、ビリーズ(ドレコが簡単)、キックスラウンジ、A+S、ギャラリー2。多くは原宿近辺のショップになるため、ナイキ原宿に早めに並んで、そこからビームスなどに流れる感じが理想的か?と思ったのですが、ここでアキラが妙案を思いつきました。

渋谷のギャラリー2で抽選して、タクシーで移動して新宿のギャラリー2で抽選して、そこから山男の抽選すれば「入店順抽選」じゃないから、抽選もスムーズだし複数店舗回れるんじゃないですか?

と。

ふむ。

素晴らしい。

ついつい、幾度となく激戦スニーカーのならびに参加していると、入荷数が多いであろうナイキ原宿にすがってしまいそうだが、この辺りを理解してないスニーカー初心者ならではのアイデアだ。

仮に「国内販売足数」が少ないモデルなら、複数店舗を回れるこのスタイルの方が打率が高そうである。

しかも、ギャラリー2や山男の抽選スタイルはサイズ指定系なので、「マイサイじゃないけど転売できるし買うか」って人が出ないため、僕みたいな半端サイズがマイサイズの人にとって非常にありがたいのである。

問題は抽選時間です。

渋谷のギャラリー2が9:00〜9:30。新宿のギャラリー2も9:00〜9:30。つまりこの「30分間」の間に、渋谷で抽選してから新宿まで移動し並ばなければいけない、ということである。

移動時間はタクシーなら15分程度、電車でも20分程度である。1回目の抽選が少しでも遅れて開始したり、列の最後の方で抽選してしまったら間に合わない計算となるのだ。

というわけで、2018年5月18日の作戦はこんな感じ。

渋谷のギャラリー2に、先頭で並べる時間に集合し、抽選開始と同時に抽選を終える。そして一応SNKRSのオンライン抽選にも参加し、急いでタクシーに飛び乗る。

タクシーの中で余裕があればビリーズのオンラインにも参加しつつ新宿のギャラリー2へ移動。並びの列に滑り込んだら、新宿のギャラリー2でも抽選に参加。

その後、10:00〜11:00の山男で抽選するために上野へ移動。20日までに当選の連絡がなければ、アトモスのオンライン抽選にも参加。

という具合である。

理想的な作戦!

〜 当日(5月19日) 〜

小雨が降る中、ドレスコードのスニーカーを履いてatmosに並ぶ人たちを横目に、濡れてもいい平凡なスニーカーを履いて(アキラはどこかで拾ってきたような小汚いスニーカーを履いていた)渋谷のギャラリー2に並びます。

幸い、先頭集団。

軽くアキラが遅刻してきやがって、今日の作戦をちゃんと理解してるのかと心配になりました。

で、9:00ちょっと前に抽選がスタート。渋谷ギャラリー2マジ神。

初めてギャラリー2に並びましたけど、この「IDチェックして、名前と電話番号を書いて連絡を待つ」っていう抽選スタイル、最高です。

あの「販売足数もわからない中、クソ番号なのか良番なのかもわからずに何時間も入店時間を待つ」っていう人生で最も無駄な時間を使わずにすむ、非常に優秀な抽選スタイルです。

全世界、これにしてほしい。

抽選をサクッと終えて、SNKRSをポチポチしながらタクシーを探す・・・が、土曜日の朝!いくら渋谷といえど、全然タクシーなんていない!すぐ乗れると思ったのに!

なんて慌てながら、なんとかタクシーに飛び乗りました。

無事、新宿到着。

ここから、上野までは楽勝です。

時間にも余裕があるので、焦ることなくアキラと「今日の並び、すごいストレスフリーだよな!渋谷の騒音問題だけだよな!」なんて話しながら移動。

そして、山男underpassのポストに投函してフィニッシュ!

〜 翌日(5月20日) 〜

 

まさかの、二人とも新宿のギャラリー2で当選!

僕は、ギャラリー2からの電話に全く気がつかずに熟睡していましたが、あとで折り返したら「おめでとうございます」でした。よかったよかった。

ちなみに、前回のAJ1 Bred Toeがアキラにとって初めてのスニーカー並び。その時は、全く役に立たないポンコツっぷりを遺憾無く発揮して大爆死していましたが、今回は見事に汚名を返上しました。

スニーカーに詳しく無い僕が抽選会に無理くり連れて行かされた話

今回のAJ1 HOMAGE TO HOME、あとで確認してみたら結構な激戦だったようですね。無事確保できてよかった!!

面白かったら、役に立ったら、何も感じなかったら「いいね!」してね!

仕事そっちのけで記事を書いた人

仕事なんてただの暇つぶし、本業はクライミングとスニーカー集めです!夢はでっかく世界征服!あー、高級車に乗ってタワーマンションの最上階から一般人を見下ろしたい!よろしくお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です