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ナイキ インターナショナリスト ID のレビュー

Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)

手に入れちゃいました「Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)」。このページではスニーカー大好き勇太が、このモデルの概要を説明すると共に、入手時の興奮冷めやまぬエピソードについてご紹介いたします。

Nike Internationalistとは?

時代は1970年代。世界は空前のジョギングブームとなり、70年代から80年代にかけて様々なメーカーによる技術革新で、ランニングカテゴリーのシューズは数多のテクノロジーが搭載されました。

1970年代の名機と呼ばれるランニングカテゴリーのシューズと言えば、ナイキの「チャレンジャー」であり、性質の異なる素材を戦略的に組み合わせたコンビネーションアッパーや、シューレースホールをジグザグに配置することでフィット感を向上させるヴァリアブルワイズシステムなど、現在のナイキにも応用される技術が搭載されていました。

そんな「チャレンジャー」の系譜として、1980年に当時のランニングカテゴリー最上位機種としてリリースされたのが、今回ご紹介している「インターナショナリスト」と呼ばれるスニーカーです。

この「インターナショナリスト」の最大の特徴といえば、かかとのミッドソールとアッパーの間に取り付けられたヒールカウンターですが、実は初期モデルがリリースされた1980年には搭載されておらず、その後アップデートが加えられた1982年から搭載されるようになりました。ちなみに1982年にはインターナショナリストのミッドカットモデルもリリースされています。

さらに、リリース直後の1982年にニューヨーク市で開催されたマラソン大会の優勝者が履いていたということもあり、シリアスランナーだけでなく、ファッションとしても非常に多くの人々に取り入れられ、一躍人気スニーカーとなったのです。

2012年に復刻モデルがリリースされるまでは、ナイキのレトロランニングシューズの中でもとりわけコレクション性が高い「レア物」というイメージでしたが、この復刻をきっかけに一気に普及し、多くのスニーカーマニア達を驚かせました。

Internationalist IDの特徴

今回紹介するのはNikeIDと呼ばれる、スニーカーのパーツごとに色や素材を変更できるサービス(ちなみに誕生したのは1999年、日本上陸は2000年)を使ってオーダーメイドで作ったインターナショナリストです。

アッパーには、インターナショナリストの革命とも言える、ナイロンやレザーなどの異なる素材を使用したコンビネーションアッパーに敬意を表し、トゥボックスやサイドパネルなどにスエード素材、シュータンにはナイロン、ヒール周辺はレザーと、異なる三種類の素材を組み合わせました。

そして、レトロスニーカーをグッと引き立てる飴色のガムソールをアウトソールに使用し、シューレースとミッドソールのホワイトと、アッパー使用されたクラシカルなレッドの間には、ネイビーのヒールカップで全体のバランスを取っています。

ナイキのルーツでもあるランニングシューズ「コルテッツ」のオリジナルカラーに着想を得て、レッドとネイビーとホワイトで全体の配色を整えました。

ヒールには、シュータンのタグと同様に白色の刺繍を選択したのですが、実は今回NikeIDでインターナショナリストをオーダーメイドしたのは、奥様のご両親への誕生日プレゼントだったりします。父と母と奥様と僕の4人でお揃いのスニーカーをという企画で作ったものなのです。

左足のヒールには僕達4人の暗号「TMKY」と刺繍し、右足のヒールには僕の誕生日「1024」が刺繍されています。もちろん、それぞれのスニーカーの右足にそれぞれの誕生日が刺繍されています。

開封の儀式

Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)

Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)

Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)

特にこの辺がカッコイイ!

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足元写真

Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)

Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)

とりあえずキモドリ

Nike Internationalist ID(ナイキ インターナショナリスト ID)

購入時のエピソード

2018年春。意外とちゃんと「夫」してる僕は、来たる奥様の父上と母上への誕生日プレゼントを決めるのに頭を悩ませていました。

僕が誰かに贈り物をするときに絶対譲れないテーマが「自分では買わないであろう僕がイケてると思うもの」なのですが、「攻めすぎて失敗したくない」という感情と、「毎年のように同じテイストの誕生日プレゼントは贈りたくない」という感情がせめぎ合っており、何を贈ろうか決めかねていたのです。

そこでふと「スニーカー」という選択肢がよぎりました。

流石に、エアジョーダンやコマンドフォースなどのバッシュを選択するのは攻めすぎですが、履き心地の良いレトロなランシューであれば、奥様の父上母上にも喜んでもらえるのではないか?と思ったのです。

NIKEiDでカスタマイズできるローテク系のレトロランシューで、コルテッツにするか、インターナショナリストにするか、はたまたエアプレストって選択しもありか?なんて迷ったのですが、ここは履き心地とデザインを両立させているインターナショナリストをチョイス。

左足には、父上、母上、奥様、そして僕の4人しかわからない暗号を刺繍し、右足はそれぞれの誕生日を刺繍してパーソナル感を出してみました。僕の誕生日は10月24日なので1024と刺繍されています。

NIKEiDで作った同じデザインのスニーカー4足に、それぞれのサイズと、それぞれの誕生日を入力する場面は、入力間違いがあっては大惨事だと思い、何度も何度も繰り返し確認しました。無事間違いなく届いてよかったです。

あとは、誕生日にプレゼントするだけ!

あえてこのモデルに名前をつけるなら「Nike Internationalist “Family”」って感じでしょうか。喜んでもらえたらいいなと思いつつ、早くこのスニーカーを履いて出かけるのが待ち遠しくてたまりません。

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仕事そっちのけで記事を書いた人

仕事なんてただの暇つぶし、本業はクライミングとスニーカー集めです!夢はでっかく世界征服!あー、高級車に乗ってタワーマンションの最上階から一般人を見下ろしたい!よろしくお願いします!

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