▼すべてのカテゴリーを見る

Googleのインデックス数が激減!?原因や理由と改善策

SEO:検索エンジン最適化

弊社PLANが運営するウェブメディアのアクセス数を確認していたところ、「あれ?なんか昨日からアクセス数が激減してないか?」ということに気がつき、原因を模索していたら「なぜかサイトがインデックスされていない」という現象を発見。

なんでGoogleのインデックス数が減少してるの?っていうか、どうすればインデックス数が復活するの?という、トラブルから学んだインデックス数の減少に対する改善策や対処方法を備忘録的にここに記しておきます。

ことの始まりはアクセス数の減少だった

いつも通り、自社サイトのアクセス数をGoogleアナリティクスでチェックしていると、なんだか雲行きの怪しいページを発見。

2086-1

今月のグラフが青色で、先月の同じ曜日がオレンジ色なんだけど。ん?なんかアクセス数が激減していないか?

と、と、と、とりあえず。サーチコンソールでサイトに問題点がないか探してみよう。ってことで見つけたのがこのデータ。

2086-2

アカーーーーーーーン!!!!!!というわけでとりあえず、サイト検索をかけてみたところ。衝撃的なインデックス数をが表示される。

2086-3

こいつは困ったぜ!

説明しよう!

一応このブログは、アフィリエイトだとかウェブメディアだとか、そういった知識のない方も読んでいるので、今僕が何に焦っているのかを解説しておこうと思う。

要するに、「頑張って作ったWebページが、なぜか検索エンジン上では無かったことになっている」のである。グーグルに「僕が頑張って書いたこの記事を検索結果に表示させてね!」ってお願いしたのに「え?何?そんな記事どこにあるの?知らない!」みたいになってしまっているわけなのだ。

そりゃアクセスも激減しますよ。だって「そんなページ無い」みたいになってるんですから。

インデックスが激減した時に確認する事

実際にインデックス数が激減してアクセスが減少して冷や汗ダラダラの状態でこの記事にたどり着いたウェブ担当者やアフィリエイターもいる事だと思うので、前置きはこれくらいにして早速「何をすれば良いのか」を紹介していきたいと思います。

インデックスが激減する理由は大きく分けて3つ

  1. コンテンツがショボすぎてグーグルに嫌われた
  2. グーグルがサイトを登録できない状態になっている
  3. グーグルの調子がおかしい

最後の3つ目ですが、まあマレにあります。しかし基本的には上の2つのどちらか(もしくは両方)が原因だと思いますので、このあたりに焦点を当ててみましょう。

まずは自分の胸に手を当てて良く思い返してみる

おそらく、今の時代「低品質なコンテンツ」とグーグルから思われるような記事で埋め尽くしたアフィリエイトサイトを運営しているような輩はもう絶滅したと思いますが、一応確認セオリーに従っておきましょう。

以下の点に心当たりがあれば、まずはそこを改善しましょう。

  1. 隠しテキスト・隠しリンクの使用
  2. コンテンツ内への、過度のキーワード詰め込み
  3. サイトに、他のサイトの重複コンテンツが存在する
  4. サイトに、オリジナルのコンテンツが全くない(又はほとんどない)
  5. ページランクを操作する目的のリンク設定

俗にいう低品質なコンテンツというのは明確な線引きがあるわけでは無いので、確認するといっても自分の胸に手を当ててみるくらいしかできません。

一応、実際にグーグルから「お前のサイトしょぼいから削除な!」と言われる場合もあります、そういう時はサーチコンソールにてペナルティ連絡が来ますので、一応こちらも連絡が来ていないかを確認しておきましょう。

サーチコンソールでペナルティを確認する方法

とりあえず、サーチコンソール上で「検索トラフィック」から「手動による対策」を開きましょう。

2086-2-1

その中に何もなければ、とりあえず一安心です。今の所グーグルからペナルティの連絡を受けているわけでは無いので、コンテンツの質に関しては一回スルーしましょう。しかし以下のような画面が出たらアウトです。表示に従ってコンテンツを見直してください。

2086-2-3

2086-2-2

ペナルティじゃ無い場合のインデックス減少原因とは?

さて、おそらく多くの人はこの場合が多いと思います。弊社のウェブメディアももちろん「最高品質のコンテンツ」を提案しておりますから、こんなペナルティとかいうものに引っかかるわけがありません。

しかし、ペナルティじゃ無いのにインデックス数が激減しているとなると余計ややこしいです。なぜなら「自分がサイトに何かやらかしてしまっている」からです。例えば、ワードプレスで運用しているサイトなら変なプラグインを入れてしまったとか、付け焼き刃の知識で変なコードを追加してしまったとか、おそらくそんな感じの事が多いと思います。

ここでとりあえず僕がお勧めするのは、以下の3つの確認です。

  1. サイトマップが正しく送信されているかの確認
  2. 必要なコンテンツにnoindexタグが入っていないか確認
  3. ページのcanonicalがおかしくなっていないか確認

とりあえず1つづつ紹介していきましょう。

サイトマップがおかしいとインデックスが減少する

まあ、減少するというか「増加しない」というケースの場合はこのサイトマップに問題がある可能性が高いでしょう。基本的には、運用しているサイトのサイトマップが吹き飛んだからといって、急にインデックスから消滅するという可能性は考えられません。

なぜなら、サイトマップなんて無くてもインデックスはしてくれるからです。しかし、紛いなりにも「うちのサイトこんな感じです」とグーグルに提示するものですから、とりあえず中身をチェックして、正しく記述できているかは確認しておきましょう。

まさか、noindexとか入ってないよね?

ヤッチマッター!!!ってパターンです。

noindexはメタタグの1つであり、「サイト内の特定のページを検索エンジンにインデックスさせない」ために使用するタグです。もちろん、このタグがヘッダーの中に書かれて入れば検索結果に表示されませんので、不穏な動きを感じた場合はチェックしてみましょう。

ワードプレスを使用している場合は、設定のページの中に「検索エンジンがサイトをインデッックスしないようにする」というチェック項目があるので、間違ってチェックしていないか確認しましょう。

初歩的な事ですけど、意外とあるあるです。

canonical属性って正しく書けてる?

弊社のウェブメディアの場合はこれでした。canonicalってのは「URL正規化タグ」のことで、主にサイト内の重複コンテンツを「この記事とこの記事は重複してるって自覚してるんで、グーグルさんペナルティは勘弁してちょ!」と申請するために使います。

今回の弊社のケースは、すべての記事のcanonical属性がトップページに向いており、知らないうちにグーグルに「この記事はトップページのコピーですわ!」とすべての記事が発信していたのです。

そりゃ、インデックス数が減少するわけです。

とりあえず<head>の中の<link rel=”canonical” href=”☆☆☆”>って部分が、ちゃんと記事のURLになっているかを確認しましょう。っていうか、特別な事情がなければ書かなくてもいいんですけどね。

まだ解決できない!って場合

言われたことを全部確認したけど、どれも完璧だよ!でもインデックス数の減少が止まらないよ!っていう場合は「アナリとサチコに相談」と覚えておきましょう。

グーグルアナリティクスと、グーグルサーチコンソール、この2つがあれば大半の問題は発見できるはずです。今回弊社のウェブメディアで発生した問題も、一般的に確認すべき点を確認しても問題が解決できず、アナリティクスとサーチコンソールとにらめっっこしていたタイミングで問題を発見できました。

ちょっと弊社が問題を発見した流れを紹介しておきます

  1. アクセスが異常な減少を見せる
  2. インデックス数の減少が原因だと突き止める
  3. サイトマップを確認するも問題なし
  4. noindexになっていないか確認するも問題なし
  5. 困り果てる
  6. アナリティクスをよく見ると、なぜかトップページにアクセスが集中しているのを発見する
  7. ん?なんだこれ、あ!まさか!
  8. 「そうです、私がcanonicalです」
  9. インデックス数復活中!

というわけで、必ずどこかに「原因」によって発生した「現象」が現れているのです。なので、「あーもー!わっかんねー!」と匙を投げず、アナリティクスやサーチコンソールから細かな情報をしっかりと収集して、原因究明に努めてください。

最後に、全てを無にしてしまうような身も蓋もないようなことを記しておきますが「結局原因がわからないけど、いつのまにか復活した」なんてケースも多々あります。どうしても原因がわからない場合は、ふわっと頭の片隅に置いて経過を観察するのも悪い判断ではありません。

無茶苦茶なことをやってさらに悪化させてしまう可能性もありますからね。

面白かったら、役に立ったら、何も感じなかったら「いいね!」してね!

仕事そっちのけで記事を書いた人

仕事なんてただの暇つぶし、本業はクライミングとスニーカー集めです!夢はでっかく世界征服!あー、高級車に乗ってタワーマンションの最上階から一般人を見下ろしたい!よろしくお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です