みやびです。このシリーズもいつまで続けようか悩み中ですが、まだまだ多くの人が陥りがちな禁煙失敗の原因がいくつもあります。今日はその中でも「いつでも禁煙できるという気持ちになった」という余裕が原因の失敗事例を見ていきます。
私もタバコを辞めてから1カ月ほど経ちましたが、正直禁煙なんて楽勝だと思っています。余裕が生まれることで禁煙がどんどん楽になる一方で、「ここで1本吸ったとしても、どうせまたすぐに禁煙を始められる」という隙が生じてしまいます。こうした状況がいかに危険であるかということに気づけるかどうかが重要な分岐点となります。
「禁煙中に1本でも吸ったら、そこからまた吸い始めてしまう。」
禁煙に失敗した方々が口を揃えて言うことですよね。余裕がある人は誰しもが、自分がタバコを再開してしまうなんてあり得ないと思っていますし、禁煙なんて余裕だと自負しています。しかもそういう人に限って、禁煙中であることを周囲に自慢します(…ん?)。
だからといって自分からは吸ったりしませんが、このような状況で、「そんなに言うなら吸ってみろよ?余裕なんだろ?」とはやし立てられたらどうでしょう?逃げ道は自分で塞いでいるので、場合によっては吸う羽目になってしまう可能性もあります。
他の禁煙失敗原因と最も違うのは、気持ちに余裕がありすぎるという点です。物事が少し上手くいくとすぐに調子に乗ってしまうタイプの人は得に注意が必要です。
実際のところ私自身も、今タバコを吸ったとしてもその1本で辞められる自信があります。その一方で、その余裕が命取りだということも分かっていますので絶対に吸いません。
矛盾しているようですが、人間は誰しもが心のどこかで自分に対する甘えを持っているので、そこから再開してしまう可能性はゼロとは言い切れません。だからこそ、失敗の始まりである1本には、どんなに余裕が出たとしても手を出すのは愚かな行為だと言えます。
解決方法と呼べるのかはわかりませんが、最も大切なことは、余裕が出てきた自分に自惚れないことです。当たり前だろ、と思うかもしれませんが、そう思うのはこの日記を読んでくれたからだと思います。
あなたが初めて喫煙した際も、1本だけ興味本位で吸ってみたのが始まりだと思います。その時は、まさかこんなに長い期間喫煙するなんて夢にも思っていなかったはずです。
そういう観点で言うと、あなたは過去にタバコの無い生活を継続することに失敗しています。それを取り戻すために頑張っているにもかかわらず、余裕によって生まれた隙をつかれて禁煙を失敗してしまうのは非常に勿体ないことです。
まずは、タバコを吸わない生活に余裕が出てきたという事実に気付くこと。そしてそこに自惚れて誤った選択をしないように注意することが大切です。
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)