みやびです。昨日はランキング上位の禁煙失敗原因を2つ紹介して解説しましたが、その続きを書いていきます。今日は、「状況や環境の変化」と「喫煙所を通りかかったときに我慢しきれなくなった」という失敗原因について考察し、解決方法を提案していきます。
これは難しいですね!状況が変化するような頻度はそこまで多くないのであまり心配しなくても良いかもしれませんが、これに直面してしまうと一気に禁煙理由を失うことになりかねないので注意が必要です。
皆さんが禁煙する理由はなんでしょう?人によって様々あるかと思いますが、禁煙せざるを得ない状況に追い込まれたからタバコを辞めるのであれば、これが原因で失敗しかねないので注意してください。
経験したことない状況や新しい環境に身を置かれた場合には、精神的に何かに頼りたくなる気持ちが湧いてくることでしょう。
ポジティブな場合ならまだ良いですが、恋人にタバコを辞めて欲しいと言われたから辞めていた、とか、以前の職場は終日禁煙を推奨していたから辞められていたなど、状況によっては不可抗力で禁煙する理由を失ってしまう場合もあります。
この失敗原因の解決方法としては、状況・環境依存的な理由だけで禁煙をしないということです。
禁煙せざるを得ない状況を絶対的な禁煙理由にしてしまうと、解き放たれたときに喫煙を再開する可能性が非常に高いのは禁煙前でも理解できることでしょう。
そうならないためには、その状況や環境を禁煙するきっかけとして捉え、それとは別に、自分にとってのタバコの存在価値を改めて考え直してみる必要があります。
【禁煙23日目】本気で禁煙したいならタバコの事を考え尽くせ!の日記にも書きましたが、せっかく禁煙できる状況下に置かれたのですから、自分にとってなぜタバコが必要なのか、それは他のものでは絶対に代用できないのかなど、自分とタバコの関係について自問自答をしてみてください。
すると、少しずつですが、タバコを吸うことの意義に対して疑問が出てくると思います。そこからは自己洗脳の世界になるので、【禁煙25日目】禁煙は計画的に!開始前1週間の行動で成功率が格段に上がる!の日記を読んでみてください。
ただし、そもそも禁煙する気がなく、しょうがないからタバコを我慢していただけであれば、勿体ないですが気持ちが固まるまでは喫煙を続ければいいと思います。
気持ちはわかります。トイレを見ると尿意を催すのと同じで、喫煙者は灰皿を見るとタバコが吸いたくなります。これが生理的な現象のようですが、実際には喫煙者特有の習慣的依存にあたります。
タバコとコーヒーはセットだという喫煙者は多いかと思いますが、この関係性は習慣を変えるだけで切り離すことができます。つまり、コーヒーを飲んでもタバコを思い出さなくなることができる、ということです。
一方で、タバコと灰皿の関係性は直接的すぎるため断ち切ることは不可能です。非喫煙者ですら灰皿を見たらタバコを連想します。
このことから、禁煙にチャレンジしている人々にとって喫茶店や喫煙所の灰皿はトラップでしかないように思えてきます。
ただ、禁煙前に上手く意識をコントロールできていると、最強の習慣的依存の要因である灰皿を見たとしても、喫煙欲求は湧き起らなくなるのです。
この解決方法としては、タバコには何ひとつ意味がないということに自分自身で気づくことです。
そんな簡単に言うなよ…って感じだと思いますが、逆に言えば、これができれば禁煙なんて簡単です。怖いものなしです。
【禁煙25日目】禁煙は計画的に!開始前1週間の行動で成功率が格段に上がる!の日記でも紹介しましたが、タバコは何の意味もない無駄なもの、という事実に気づくための情報収集(禁煙成功者と話すとか、禁煙日記を検索するとか、禁煙本を買うとか)を徹底することで、タバコを吸いたいと思わない体質に変化わっていきます。
これにより、「灰皿=タバコ=吸いたい」という意識を「灰皿≠タバコ」とするのではなく、「灰皿=タバコ=別に吸いたいとは思わない」という思考回路に切り替えることができ、結果として灰皿や喫煙者を見ても動じなくなります。
明日は第5位以降の禁煙失敗原因についても解説していきます!
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いろんな人の禁煙日記を読み、禁煙開始に向けて準備することが最も近道です。
※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)