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【禁煙94日目】禁煙うつ症状の仕組みと注意すべきポイントについて

禁煙日記

みやびです。一発で禁煙を成功させるためにはタバコについて事前の情報収集を怠らず、しっかとタバコと向き合うことが大切だとこれまで論じてきました。私の場合、ネット上の様々な情報を集めすぎた結果、処理能力をオーバーして逆に不安な部分が出てしまいました…。

ネット上には禁煙に関するあらゆる記事が存在していて、怪しいものから都合のいい解釈まで様々です。その中でも個人的には、ほんとか?と思って閉まったと同時に、少し不安にもなったのが「禁煙うつ」についてでした。(※以下、専門家ではないので勉強した範囲での素人意見です)

禁煙うつとは何か?

「うつ」という単語がついているだけで途端に深刻な精神病か何かと勘違いしてしまいそうですが、実際にはうつ病と禁煙うつは別物です。

なぜ禁煙うつという新しい言葉が出てきたかといえば、単純にその一時的な症状がうつ症状に類似しているからです。厳密にいえば、ニコチン依存症状態の人が一気にニコチン摂取を止めたことによる脳内神経伝達物質のバランスの乱れだと考えられています。

人がニコチンに依存するメカニズムについては、医学・生物学的な文献や記事等で既に明らかになっていますし、一般の方でご存知の方も多いかと思います。

ニコチン依存の仕組みについておさらい

まずニコチンが脳内の何に作用するかというと、アセチルコリン受容体の一種であるニコチン受容体に結合するします。本来は体内のアセチルコリンがこれに結合して調節していますが、喫煙によって取り込まれたニコチンも作用するので、このニコチン受容体の活性が上昇します。

ニコチン受容体にニコチンが結合すると、神経伝達物質の1つであるドーパミンが放出されます。このドーパミンはスポーツでのドーピングのニュースなどとしても取り上げられることが多いですよね。

詳細な説明は省きますが、このドーパミンは脳内麻薬の1種であり、幸福感を感じる神経伝達物質です。そしてドーパミンの過剰分泌を抑える形で、精神の安定やリラックス効果を持つ神経伝達物質であるセロトニンが分泌されます。

また、喫煙によってニコチン受容体が定期的に外部因子によって刺激されることにより、脳がドーパミンやセロトニンの分泌を自然のリズムで起こさなくなってしまうと言われています。

これがいわゆるニコチン依存症の背景となっているのです。禁煙によって神経伝達物質のバランスが乱れて、イライラしたり不安感に襲われるなどのうつ様症状が生じるようです。

禁煙うつとどう向き合うか?

こうした観点から考えると、ニコチンへの依存度が高い人ほど禁煙による禁断症状が出やすく、それを禁煙うつと言われるのだと思います。

禁煙によってタバコが吸いたくったりイライラしたりするのは当然のことです。それはニコチン依存だからというだけでなく、喫煙が生活習慣の一部になっているため、それを無理に変更しようとすると人は強いストレスを感じるからです。

だいたいは数日から数週間程度でタバコと決別できる人が多い印象ですが、別の禁煙日記などを読んでいると、数カ月経ってもなお手が震えるなど、客観的に見て重症と思われる方も見受けられます。

そのレベルになってしまうと素人判断で禁煙するのは危険を伴う可能性が高くなってきますし、私生活にも大きな影響が出始めてくるので、違和感を感じたらすぐに医療機関での受診をおすすめします。

 

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昨日(2016/12/11)までの成果

  • 体重:52.2kg(+2.6kg)
  • 獲得寿命:+22,320分(15日と12時間)
  • 節約時間:9,300分( 6日と9時間20分)
  • 節約金額:+38,840円

※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)

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仕事そっちのけで記事を書いた人

プログラムしたりトレードしたりスケートしたりけん玉したりするひと。趣味はトライアンドエラー。優しいときもあれば厳しいときもある。寝不足を基本とする。

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