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【禁煙35日目】喫煙者に対する偏見を作り出すことは正しい喫煙率の低下方法なのか?

禁煙日記

みやびです。突然ですが、非喫煙者のみなさんは喫煙者に対してどんなイメージを持っていますか?もし心のどこかで喫煙者に対する偏見を持っているのだとしたら、それは頭の良い大人たちが悪いのです。今日はそんなお話です。ちなみに喫煙者を擁護しているつもりはありません。

喫煙者と非喫煙者は差別的に比較される

喫煙者と非喫煙者との違いは、世界中で様々な比較・研究がされてきました。

例えば収入に関して。喫煙者は非喫煙者よりも17.5%ほど年収が低いという研究結果が報告されています。一方で、過去に喫煙したことがある非喫煙者(禁煙成功者)は、一度もタバコを吸ったことがない非喫煙者よりも収入が高いという、面白い結果も出ています。

また一方で、喫煙者は非喫煙者と比較して、幸福度が有意に低い、自殺率が高い、IQが低い、、などなどネガティブなデータもたくさん出ています。つい最近まで喫煙していた身としてはなんともコメントしづらいのですね…。

こうした統計学的に相関関係が認められている文献をいくつか読みましたが、中立的な立場として研究を行っているようで、喫煙に対するイメージ低下や非喫煙者が生きやすい世の中に変えようという目に見えない力を感じております。

喫煙者に対するIQ高めのイジメ

研究や調査を行う際には、まず最初に仮定から入ります。それを証明するために様々な実験を行い、最終的に統計学的な手法を用いて結果を導き出します。

この仮定の部分ですが、「なんで害しかないものをずっと吸ってるんだろう?喫煙者って頭悪いのかな?」とか、「喫煙者って貧乏な人が多そう。」とか、どこか喫煙者に対する偏見が絡んでいる気がします。

タバコを吸う研究者が自分で自分の首を絞めるようなことはしませんし、嫌煙家の研究者たちが受動喫煙率を低下させたいなど、あらゆる側面から禁煙の流れを後押しさせるようなデータを公開しているのかもしれません。

冒頭に記載した相関関係についても、喫煙者は幸福度が低い、という言葉を結論とすることもできますが、もう少し調査を深掘りすれば、「幸福度が低いから喫煙する」のかもしれませんし、幸福度が低い原因をひとつずつ紐解いていけば、最終的には収入が低いからという理由に繋がっていくかもしれません。

要は、「喫煙者は非喫煙者よりも〇〇という面で劣っている」という表現で結論を書くことで、大人の世界ではいろいろと良いことがあるのでしょう。喫煙者が非喫煙者に迷惑をかけているという事実につけこんで、喫煙者をまつり上げ、得をしようという人間がいるのも事実です。

私自身、喫煙者の見方をする気は微塵もありませんが、国や行政が中途半端な増税や禁煙政策なんかをのんびりやっている間に、高IQかつ社会的制裁とも呼べるようなイジメを世界的に実施することで喫煙者を威圧的に減らしていくようなやり方は、あまり好きではありません。

喫煙率を低下させるために、喫煙者の肩身を狭くさせたり、非喫煙者に偏見を植え付けたりする必要はありません。もっと生物学的に、医学的に、喫煙がどれだけ人体に影響を及ぼすかを中立な立場でもっとしっかり検証するだけで十分です。

喫煙者を一発で仕留める(助ける)ようなやり方を国がもっと考えたらいいのになぁ、、でも税金うまうまなんだろうなぁ、、とか考えてもやもやした土曜日でした。

なんや今日の日記は。。

 

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昨日(2016/10/14)までの成果

  • 体重:52.4kg(+2.8kg):いきなり増えた!!
  • 獲得寿命:+8,160分(5日と16時間)
  • 節約時間:3,400分(2日と8時間40分)
  • 節約金額:+14,280円

※1本平均5分、1箱420円、1本で寿命-12分(男性)

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仕事そっちのけで記事を書いた人

プログラムしたりトレードしたりスケートしたりけん玉したりするひと。趣味はトライアンドエラー。優しいときもあれば厳しいときもある。寝不足を基本とする。

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