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仕事の価値はユーザーが決める!自己満ビジネスに要注意

自己満ビジネスに要注意

どんな仕事でもそうだと思いますが、誰かから求められている「もの」や「こと」をすることで、結果的に利益を生み出すことができビジネスとして成立する、というのは自然かつとてもシンプルな考え方です。

しかし、この考え方も一歩間違えてしまうと自分でも気がつかない間に独善的なサービスと成り下がってしまいかねません。もちろん僕もなんどもこの過ちを犯しており、その度に半田社長に戒められつつ、軌道修正して現在に至ります。

では、「検索者にアクセスしてもらうためのウェブサイト」を例に挙げて、「正しく役に立つものを作る」という行為がどのようなものなのかについて、自分のミスも踏まえながら紹介していきます。

便利だと思う!は誰にとっての便利?

こんなサイトがあれば便利だと思う!」というアイデアが浮かび、実際に作成したもののアクセスが伸び悩んでしまった。もしくは利用する人が増えずに、収益化できずサービスの継続が困難になってしまった。

そんなことはありませんか?こういった問題は「検索エンジンで上位表示を狙うアフィリエイトサイト」でも多発します。これはおそらく、一般的なウェブサービスにも言えることで、最近であればシェアビジネスやマッチングビジネスでも言えることかもしれません。

なぜ便利だと思うものを作ったのに利用されないのか」というと、これらの多くは、利用者(ユーザー)の欲求と、自分の作りたいもの(製作者の欲求)に乖離があると考えられます。

ユーザーの欲求と製作者の欲求に乖離があるケース

例えばウェブサイト。弊社のウェブメディア「ピントル」がそうであるように、検索者(ユーザー)が顕在的に抱く悩みや潜在的に持つ疑問を解決することで現在もアクセス数を伸ばし、結果的に利益を獲得し、ウェブサービスとして継続して稼働し続けることを可能にしています。

仕事というのは、モチベーション(熱量)が高いに越したことはありません。そのためサイトを作るとき「僕自身がそのサイトを作りたいと思うかどうか」というのはとても大切です。

例えば僕の大好きな「ファッション」「文房具」「嗜好品」といったジャンル。ピントルの専門ページでもこれらのジャンルに属すサイトは非常に充実していると思いますが、これらはやはり自分自身がやりたいと思ったコンテンツだからです。

しかし、自分の仕事に対する熱量が高ければ高いほど「こんなサイトを作りたい」という意識が高くなりすぎてしまい、ウェブサイトにおけるユーザー(つまり検索者)の求めるサイトではなく、自分が作りたいサイトになってしまいがちなのです。

結果的に「失敗」した仕事を振り返ってみると以下の2つの点について考えが及ばないまま、自分の熱量が高いだけで仕事を進めてしまったという問題点が浮かび上がります

  1. どんな人に利用してもらうのか
  2. 誰が利用したいと思うのか

ウェブサイトを作ったり、ウェブサービスを作ったり、こういった仕事をする上で、上記2点のポイントをどのように考えるべきなのか簡単に紹介しておきましょう。

どんな人に利用してもらうのか

要するに「ターゲットの明確化」です。

例えば、スニーカー好きな僕が「スニーカーのサイトを作ろう」と思ったら、やはり少なくともスニーカーマニアな僕自身が満足できる充実したスニーカーのサイトを作りたいと思うに決まっています。

しかし、このモチベーションのままサイトを作ってしまうと「スニーカーマニアな人」がターゲットとなってしまい「スニーカーについて疑問や問題を抱えている人」がターゲットになりません。

僕(スニーカーマニア)にとっては重要な「スニーカーの加水分解を防ぐ方法」も、基本的には1年でスニーカーを履き替える一般的な人にとってはかなり優先順位が低くなってしまうのです。

誰が利用したいと思うのか

要するに「ユーザーのニーズ」を満たせるかどうかです。

スニーカーマニアな僕が満足できるスニーカーのサイトを作った場合「スニーカーマニアからおすすめのスニーカーを教えてもらいたい」というニーズしか解決できません。

「おしゃれなスニーカーが知りたい」とか「定番のスニーカーが知りたい」とか「流行りのスニーカーが知りたい」とか、最もアクセス数を持つ大多数のユーザーが持つニーズを無視してしまうことになります。

これは要するに「自己満足なサイト」であると言えるでしょう。

自己満足と慈善事業

新しいウェブサイトを作りたい、新しいウェブサービスを発足したい。こういったときに問題となるのが「マネタイズ」や「収益化の可能性」かと思います。

どれだけ自分が「これは役に立つビジネスだ!」と思っても、収益化の見込みがなければ「慈善事業じゃないんだから!」とあしらわれてしまったりしますよね。

でも「慈善事業」というのは、僕からすれば収益化の見込みがあるサービスであり、そこまで大きな問題ではありません。問題となるのは「自己満足」です。

自分が作ろうとしているサービスのターゲットが明確になっていて、ニーズを的確に満たすことができる慈善事業であれば、それは「客数が少ないから利益が少ない」だけですので、自分の問題ではありません。(もちろん、利益が少ないことは継続性に難があると言わざる得ませんが、ここではそれを無視します)

しかし自己満足なサービスというのは要するに「誰も利用したいと思わない飲食店をオープンしたのと同じ」ですから、これは大きな問題です。

ユーザーの気持ちよいと自分の気持ちよいは違う

僕の場合は「アフィリエイト一本」でここまで来ているので、あくまで「ウェブサイトを作ってアクセスを稼ぐ仕事」を例に出してしか解説できない点をあらかじめご了承ください。

ウェブサイトを作っているとたまに「サイト作りハイ」になってしまっている時があります。要するに「自分の世界に入って完璧なものを追い求めている時」です。

例えば、スニーカーのサイトを作っているとして、「PFフライヤーズ」や「ロイヤルエラスティクス」や「メレル」などのブランドについて、「全てを紹介したくなる欲求」に溺れてしまっている時です。

上記3つのスニーカーブランド、皆さんは知ってますか?もちろんスニーカー好きなら知っていると思いますが、そんなことよりも「ナイキ」について紹介するのが最優先ですよね?「エアマックスの種類」とか「エアジョーダンの種類」とか、「ハイカットとローカットって何が違うの?」とか、そういう事のほうが知りたくないですか?

こうやって自分自身の欲求に溺れてしまうと、サービスのターゲットとなるユーザーを無視し、ニーズを履き違えて無価値なサービスを作ってしまいがちなのです。

幸い、「記事系」ウェブサイトの多くは、どれだけ自己満足を発揮したとしても「記事として優れている」のであれば「慈善事業」として成立します。マニアックすぎるスニーカーブランドについてフォーカスした記事を書いたとしても、そのブランドが気になる人は必ずどこかにいますからね。

自己満ビジネスをしないための解決策

一番は「根本的な問題をバッチリ解決できているか」です。

新しいサイトを作る時、この問題を常に考えています。例えば「粉ミルク」のサイトを作ろうと思った時の話ですが、「自分の赤ちゃんにとってベストな粉ミルクがどれか見つかるサイトを作ろう」と考え「粉ミルク選びに迷う新米ママパパの疑問解決」を根元に持ちサイトを作りました。

この問題を解決するために必要な「すべての粉ミルクの栄養成分」と「一般的な母乳の栄養成分」を比較しつつ、継続して購入する場合の不安要素である「コスパ」についても言及しています。

「実際に飲んで味を比較してみた!」なんてコンテンツも面白いかとは思いますが、まずは明確化したターゲットが持つニーズをバッチリ解決することが最優先です。これさえバチっとハマっていれば大抵のことははイイ感じにすすむのです。

とはいっても、この部分でズレてしまっているような人はさすがに少ないと想いますので、自己満ビジネスに陥りがちなパターンについてもご紹介したいと思います。

誰のために作ったサービスですか?

アフィリエイターの作ったウェブサイトでよく思うことなのですが、そのサイトってユーザーのために作ったサイトですか?ASPのとかECサイトのために作ったサイトのようにしか見えないのですが、大丈夫ですか?そのうち淘汰されちゃいますよ?

だってユーザーから求められてないんですから!

ウェブサービスでも当てはまるかもしれませんね。基本的に、検索エンジンを相手にする場合はどうやったって「ユーザー最優先」です。どんな情報を提供するかよりも、ユーザーが欲しい情報を提供できているかにフォーカスしないと誰も使ってくれません。

今自分が悩んでる部分、ユーザーの悩みと一致してますか?

僕がよくやるのがこれです。すぐやらかしてしまいます。「より良いサービスを作ろう!」と考え始めると、様々な部分に頭を抱えることになると思います。しかし、今頭を抱えているその問題って、果たしてそのサービスを利用するユーザーのために悩んでいますか?

ユーザーのために悩んでいない問題というのは、ウェブサイト作りでいうなら以下のような部分です。

  1. どんなロゴにしよう
  2. どんな画像を使おう
  3. 何色にしよう
  4. 何文字書こう
  5. 何ページ作ろう
  6. ドメインは何にしよう
  7. どんなジャバスクリプトを使おう

これらは「根本的な問題をバッチリ解決できるサービスを作った後に余裕があれば考えるべき問題」であり、アフィリエイトで言えばサイトが概ね完成するまでは考える必要のない問題です。

なぜなら、どれだけ時間をかけて頭をひねったところで、サイトやサービスの利用者は喜んでくれません。上述した点のようなことを考えていたら、徐々に自己満ビジネス化している可能性がありますので要注意です。

新しいニーズを生み出すのではなく既存のニーズを大切にする

これも僕がやらかしがちな部分です。最近は少なくなりましたが、最初の頃はこういうことをやらかしまくって自己満ビジネスを繰り返しまくりました。

ついつい、「世界変えたい!」とか思っちゃいますよね。「俺が新しいニーズを生み出すんだ!」みたいな。中二病を拗らせてたのかな?僕も多分に漏れず、ばっちり中二病でした。

アフィリエイトなら単純に「前衛的すぎるキーワード」のサイトを作ってしまうってやつです。例えば「夏休みにおすすめなプライベートジェット機の選び方」とかいう記事を書いちゃうみたいなやつですね。誰が買うんだよって感じですよね。「夏におすすめ」とか書いたら、もう既にプライベートジェット機を持っている人が夏用にもう一台買うんじゃないか?みたいな浅はかな考えですよね。

ウェブサイト以外のウェブサービスであれば、「こんなサービスがあったら既存のSNSとか無に帰すだろ!」みたいな時は要注意です。自己満ビジネスという沼に足突っ込んでますね。

大切なのは、もう既にあるニーズを大事にすること。そして、既に存在するニーズなのにまだ良い解決方法がないところへ、ベストな解決方法を提示することです。それ以外のことはあまり考えないようにしましょう。

今回のおさらい(自分への戒め)

  • どんな人が何を欲しいと思っているのか考えること
  • 欲しい人に欲しい物を渡すこと
  • ユーザーが作って欲しい物と自分の作りたい物は違うこと
  • 自分が作ってて気持ちいい時は要注意だということ
  • 慈善事業はセーフだけど自己満足はアウト!
  • ユーザーのための努力以外は一旦忘れること
  • 俺が新しい何かを生み出すんだ!とか言い始めたら要注意
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仕事そっちのけで記事を書いた人

生粋の物販系アフィリエイター。月間収益たった30円からスタートし、気がつけば会社になるほどまでにサイトが成長。今はピントルの編集長として質の高いコンテンツを量産中。

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