みなさん、ドラえもんって見てますか?僕は昔からドラえもんが大好きなのですが、昔から1つだけ気になっていたことがあるのです。
それは、「なんでのび太はドラえもんさんにタメ口なの?」ってことです。
ドラえもんさんは、わざわざ未来から、のび太が悲惨な人生を送らないよう再教育するために来て下さっているのに、こともあろうにあのメガネは「ドラえもん!道具出してよ!」と礼節をわきまえない行動の数々。憤慨です。
者には頼み方ってもんがあるだろう!
というわけで、アニメや漫画のドラえもんを子供達が見て悪影響を受けてしまわないように、ドラえもんさんに道具を出して頂く場合のマナーについてご紹介したいと思います。
ドラえもんが、のび太君にとって上司だった場合、このような頼み方は絶対にしてはいけません。
上司であるドラえもんさんは、自分の役目として「道具を出さなければいけない」ということは理解していますが、だからと言って部下であるのび太が当たり前の顔して道具を出してくれとお願いするのは、あまりにも礼儀知らずであり、マナー違反と言えるでしょう。
ドラえもんさんに「こいつは最低限のマナーも知らないのか?」と思われてしまえば、印象が悪くなるばかりでなく、今後道具を出してくれなくなってしまう場合もありますから、しっかりとマナーを身につけて道具を出してもらいたいところです。
そもそも、ドラえもんさんは未来からわざわざ「ダメなのび太を再教育するため」に来たのです。つまりのび太の教育係なのだ。
今の時代、いくら自分の方が年上でも、会社での教育係の人は上司として接する必要があります。アニメや漫画のドラえもんを見ていると、のび太のドラえもんさんに対する接し方は本当に問題だらけであり、このアニメを見ている子供たちにも悪影響を及ぼすのではないかと不安に感じております。
そこで、今回は僕が思う「ドラえもんさんと接する時の正しいマナー」について書いていこうと思います。ぜひ、のび太もこの記事を読んで、次回放送から礼節を重んじ、立場をわきまえた言動をしてください。
流石にダメ男ののび太君も、比較的これはできていますね。自分の部屋でドラえもんさんと過ごす時は、入り口から最も遠い本棚の周辺にドラえもんさんに座っていただき、自分はドアの前のデスク付近に着席していますから、問題ないと言えるでしょう。
しかし、銀河超特急の部屋やキャンピングカプセルなどでも意識的に行わなければいけません。大長編ではドラえもんさんと旅をする事も多く、ついつい気が緩んでしまうと思いますが、注意して行動しましょう。
自分の好きな道具を選びたいと思う気持ちはわからなくもありませんが、上司であるドラえもんさんに道具を出してもらう場合は必ず「同じ道具」を頼むようにしましょう。
道具によっては出しにくいものもあったりします。あまり好き勝手に道具を出してくれと頼んでしまうと「俺はお前の便利屋じゃないぞ?」と思われてしまう場合もあります。ですから、ドラえもんさんが出したいと思った道具と同じ道具を出して頂く事で、こういった摩擦は回避できるのです。
もし、どうしても出してほしい道具がある場合は、「今日は、タケコプターとかどうですか?」といった感じで誘導するようにしてみるとおすすめです。
ドラえもんさんだって「自分が上司」という自覚がありますから、大抵の場合道具を出してくれると思います。しかし、のび太はこの道具をあっさりと出させすぎているのが問題点です。
ドラえもんさんが道具を出してくれそうになったら、まずは「悪いですから」と断りましょう。そうすると、ドラえもんさんも「今日はいいよ、俺が出すから」と言うため間髪入れず「そんな、悪いですよ」と断りましょう。
2回断った後に道具を出してくれるそぶりがあれば、「いいんですか?ありがとうございます!」と大袈裟なくらい感謝の気持ちを伝えましょう。
これ、のび太以外にも最近の若者は本当に多いですよ。注意しましょう。
ドラえもんさんが道具を出してくれている間、ぼーっと横で突っ立ってるのはマナー違反です。ポケットの中身も見られたくないでしょうし、領収書とか切る場合もありますからね、マナーとして先に外に出ましょう。
そして、ドラえもんさんが道具を出してくれたら、ドアを開けて出迎える、常識です。
ドラえもんさんが道具を出してくれた瞬間に「ありがとうございます」と伝えるのはもちろんですが、次の日の午前中にももう一度「昨日はありがとうございました」と伝えるのが重要です。
特に、道具を出してもらう瞬間、のび太一人だったら良いのですが、周囲にタケシやシズカ達がいて、一緒に道具を出してもらうと言う場面もあると思いますから、感謝の気持ちをしっかりドラえもんさんに伝えるためにも、後日改めてお礼を言う必要があります。
これ、意外とできてない人多いですよ。のび太君もこれが出来ていない場面、結構あります。
どれだけ小さな道具であったとしても、かならず両手で受け取るようにしましょう。両手で道具を受け取ることで、気を使っているという事や、道具を出してくれた事に対する謙虚な姿勢を、ドラえもんさんに見せることができます。
どんなものでも、両手で受け取る癖をつけておくと良いでしょう。
ドラえもんさんに道具を出してもらったことを、道具を出してもらっていな人に自慢したい気持ちはわかりますが、これは絶対にしてはいけません。おいのび太聞いてるか?お前のことだぞ?
道具を出してもらったことが周囲に知れ渡れば「こいつだけ依怙贔屓されている」と思われてしまいますから、ドラえもんさんも立場がなくなってしまいます。
毎度アニメをみるたびにムカつくのですが、せっかくドラえもんさんが出してくれた道具を、のび太が先に使ってしまうというのは本当にありえません。考えられないです。
まあ、どうしても先に使わざるえない場面もありますから、それは仕ないと思いますが、そういう時は必ず「お先に失礼します」と断りを入れてから使用するのが重要と言えるでしょう。
これも、意外と多くの人が気にしていませんが、ドラえもんさんが出してくれた道具はあくまで「ドラえもんさん」の持ち物です。特にのび太とかは我が物顔で使って、ときには使い捨てたりしてますが、本当にマナー違反ですからね!憤りを感じます。
そもそも、ドラえもんさんが使用するひみつ道具は、レンタルとセルの2種類が存在しており、ドラえもんさんがポケットに入れている道具の2/3はレンタル品だと言われています。となると、使用による劣化で支払額が増える場合もあるのです。
貸してくれたと言うのは、そこに「善意」があります。善意には善意で恩返しすると言うのがせめてもの礼儀ではないでしょうか?ですから、ドラえもんさんに道具を借りた場合は、必ず借りた時よりも綺麗にして返さなければなりません。
コミックス45巻「四次元くずかご」の回にて、ドラえもんさんがこんなこと言ってました。「ぼくのだす道具は一回限りの使い捨てが多いんだ。安いからね。」と。
また、ほんやくコンニャクや、ニクメナインや、アンキパンなど、使用回数が限られているような道具を出してもらった場合は、借りた時の状態で返すことが困難な場合もあるでしょう。
そう言う時は「ありがとう」と言う感謝の言葉や気持ちで、消費してしまった分を補うのが礼儀と言うものです。もちろん、ありがとうで補いきれないほどに使用した場合は、お金を支払うと言うのも大切なことですが、まずはたくさんの感謝をドラえもんさんに伝えるのが重要です。