こんにちは、9月初めにこの世で最も怖い乗り物である飛行機に乗って沖縄に行った半田(@handa_plan)です。前半の宮古島は天気に恵まれたものの、本島最大の目的地であった美ら海水族館に行くことを予定していた日には見事に台風の直撃に見舞われました。
しかし、台風だからこそ水族館です。ビーチに行っても仕方ありません。屋根のある水族館。これこそ沖縄で天気が悪かった時の楽しみ方でしょう。というわけで台風の真っ只中、美ら海水族館に行くとどうなるかについて書いてみます。
ホテルを出発した時点でかなりの暴風雨。車で向かうものの視界が怪しいほどの雨に加えて激しい横風。はっきり言って車の運転も危ないような状態です。
果たしてこんな天候で沖縄を楽しんでいる人なんているのでしょうか。宿泊していたホテルの前のビーチにはもちろん人などいません。
しかし、美ら海水族館に近づくにつれ増える車。ほとんどがレンタカー。そう、みんな美ら海水族館に向かっているんです。
途中からこの車がすべて美ら海水族館に向かっているんだということに気が付いてから、一抹の不安が。。
駐車場にはすんなり入れるのだろうか。
僕は途中から不安を感じたため、渋滞を迂回して北側から美ら海水族館を目指していたのですが、最初に見えた来た駐車場が見えたところでまさかの出来事。
駐車場前で交通整理をしているガードマンの方が「満車」の看板を準備しているではありませんか。
僕の前にいた車たちは、ガードマンに促され次々と別の駐車場へ。
「他の駐車場が空いているのなら別にいいか」
と思ったのは一瞬。そうです。今日は台風なんです。
この時、雨は比較的弱まってはいたものの(それでも全然降ってるレベル)、風は相変わらず物凄く強い。僕たちが停めた駐車場から美ら海水族館の建物ははるか遠く。
この暴風雨の中どうやって行けばいいのか。。
駐車場に車を停めて呆然とする僕ら。しかしここまで来たのだからもう行くしかありません。意を決して車の外へ飛び出します。
一応傘をさしてみるものの、その形を変えず、長らく人類を雨から守ってきたアイテムは瞬殺されます。というかこの風で傘をさすなど土台無理な話なんです。分かってました。
途中のゴミ箱には無残な姿となった傘が。。設置してあるゴミ箱が軒並みこの状態。
激しい雨風の中、美ら海水族館を目指すしかないんです。途中で完全にどうでも良くなります。何をしに来たのかも忘れます。
当然水族館を見終わった後、駐車場に戻る時にも雨風にさらされます。この時は気持ち雨が弱まってはいたものの、風に向かって歩くとちょっと息苦しいレベルです。
というわけで、僕にとって初めての沖縄美ら海水族館はホロ苦い思い出となったように見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
実際に美ら海水族館名物のジンベエザメの餌付けは凄かったです。ショーの類は全く見れませんでしたが、晴天時には味わえない美ら海水族館を体験できました。
その一部をご紹介しておきます。
みなさんが想像する美ら海水族館ってこんな感じでしょ?あははは、笑わせるなと。美ら海水族館から見える海がこんな甘っちょろい海でいいわけがない。
これです。ちょっと僕の撮った写真がわかりにくいのですが、空と海の区別もつかない猛々しい海。やっぱ海といえばこうでないと。
みてくださいこの楽しそうな女の子たち。美ら海までの道のりを満喫してますよね。あはは、笑わせるなと、こんな甘っちょろい道のりではたどり着いた時の達成感がないでしょ。
やっぱりこうでしょ。女子供も容赦しません。傘なんてさしても前が見えないだけ、壊れるだけ。こうでないと美ら海水族館にたどり着けた喜びを感じることができないですよ。
全くけしからん。こんな写真僕も撮りたかったですよ。
僕なんてこれですよ。全然羨ましくありません。
というわけで、台風の中を行く美ら海水族館。いかがだったでしょうか。
皆さんも沖縄に行って雨が降ってるからって落ち込む必要なんてありません。美ら海水族館さえあれば怖いものなどありません。
飛行機にはもう乗りたくありませんが、沖縄はまたぜひ行きたいですね。