液体の塩素系漂白剤を使えば、デニムジャケットやジーンズパンツをケミカルウォッシュできますよね!デニムの脱色ってすごく面白くて、ついつい家中のデニムを脱色しすぎました。
そこで思ったんです「ジェル状だったら、文字を書いたりイラストを描いて脱色できるのでは?」と。
そんな時に、トイレ掃除をしていたら、僕のお気に入りのジーパンの色が変なふうに落ちてました。そうです、トイレ掃除に使っているスクラビングバブルは塩素系なので、脱色に使えるのです!
というわけで今回は、ジェル状の塩素系漂白剤「スクラビングバブル」を使って、デニムジャケットに文字を書いて脱色してみたいと思います!
今回は、ジョンソン株式会社のスクラビングバブル超強力トイレクリーナーを使用して、デニムジャケットに文字を書いて脱色していきたいと思います。
とは言っても、スクラビングバブル以外でも以下の条件が整えば使用できます。
なので、もし手元にスクラビングバブルがない場合でも、同様の塩素系漂白剤があれば代用できます。
用意するものはとってもシンプル!以下の3つでおしまいです。
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手順はこんな感じです。
というわけで早速書いていきましょう。
スクラビングバブルなどの塩素系ジェルを直接持って、そのままデニムに書いて大丈夫です。
デニムやジーンズを濡らしてしまうと滲みやすくなってしまうので、ある程度くっきりした線が引きたい場合はしっかり乾燥されている状態のものを使用するのがおすすめです。
スクラビングバブルのノズルよりも細い線が引きたい場合は、ケチャップなどを入れるディスペンサーボトルが100円ショップなどに売られていますので、そう言った容器に移し変えてから使うと良いです。
時間にして30分程度放置すると、かなり白っぽい状態まで脱色されます。
デニムやジーンズの種類によって脱色時間は変わってしまいますので、自分の目で見て時間調節しましょう。
脱色できたら、そのまま洗濯機に入れるのではなく、一度シンクやお風呂場を使って流水でスクラビングバブルなどの塩素系ジェルを洗い流しましょう。
塩素系漂白剤がついたまま洗濯機に入れてしまうと、洗濯機の中の水が「薄い漂白剤」状態になってしまい、洗濯が終わるまでにデニムやジーンズ全体がぼんやり脱色されてしまいます。
ですので、洗濯機に入れる前に、あらかた漂白剤(スクラビングバブル)を落としておくと良いでしょう。
脱色したデニムやジーンズの漂白剤を軽く落としたら、洗濯機の中に入れます。
洗い自体は少なくても良いので、すすぎと脱水の時間を多めに取ると良いでしょう。
しっかり乾燥させたら完成です。
まるで、マーカーペンで書いたグラフィティのタグのような質感がいい感じで、どことなくトリップ感もあって好みな仕上がりになっています。
もっと細い線を描きたい場合は、ケチャップなどのディスペンサーボトルに塩素系ジェルを移し変えて、口を細く切ることとで、まるでペンを使って線を引いているかのような細い線や細かなイラストも書けるので試してみてください。
スクラビングバブルなどの塩素系ジェルが手元になくとも、デニムやジーンズを脱色するためのブリーチジェルを自分で作る事が可能です。
でもまあ、スクラビングバブルであれば、近所の薬局やスーパーに売ってますので、ぶっちゃけそれを買ってくる方が自分で作るよりも簡単ですが、自作したいという方のために作り方もご紹介しておきます。
ここで重要となるのは漂白剤の種類です。液状の漂白剤には大きく分けて「塩素系」と「酸素系」の2種類が存在していますが、デニムの色を抜くほど強力な脱色ができるのは塩素系漂白剤だけです。
衣類用でもキッチン用でもお風呂用でもトイレ用でも構いませんが、塩素系の漂白剤を使用しましょう。
以上です。とっても簡単。
男子なら誰もがやったことある「片栗粉ローション」の作り方と一緒です。コッテコテの片栗粉スライムを作成し、漂白剤を混ぜてジェル状にするという感じです。
以下で、片栗粉ローションの作り方を写真付きで紹介していますので、ブリーチジェルを作る際の工程を写真付きで見たいという方は参考にしてください。
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スクラビングバブルなどの塩素系ジェルは、かなりテクスチャーがゆるいため、ノズルが太いとペンで書いたような クッキリとした線を引くのは難しいです。
まあ、その不安定さのおかげで、デザインなどが苦手な人でも「それっぽい」感じになるためおすすめなのですが・・・。
しかし、まるでノートに鉛筆で絵を描くように細くくっきりした線を引きたいという人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが、クロロックスのブリーチペンです!
このペンは本来、タイルの目地などの黒ずみや、白物衣料についてしまったシミをスポットで抜くためのツールなので、ペン先のような細いノズルと、わりとしっかりしたジェル状のブリーチ剤が使われており、Tシャツやデニムなどに文字や絵を描いて脱色するのに向いています。
個人的には、ケチャップなどのディスペンサーボトルの先を極細に切って、その中にスクラビングバブルなどの塩素系ジェルを入れて使うので十分なんですけどね。
カスタムデニムに関するページは他にもありますのでぜひご覧ください。