天空に舞い踊る星々のトレモロ、都会のエクリチュール。何言ってるかさっぱりだと思いますが、これ実際にマンションの広告に使われたフレーズなんです。この意味不明に片足突っ込んでるような解説文が面白く、最近では「マンションポエム」なんて呼ばれています。
「人生に、南麻布という贈り物」とかいう抱腹絶倒なポエムを僕も作ってみたかったのだが、自分の家を写真に撮ってポエムを乗せたら住所が特定されてしまうという可能性があるので、今回は社内のデスクの上にある物体の写真を撮って、それらにマンションポエム風のコピーを書いて行きたい。
コピーライティング的な行為だと思ったので、こんな下らない企画だが記事のカテゴリーは「ビジネス>マーケティング」とかいうお堅い場所になってしまった。まあ、頑張って行こう。
マンションポエムって知ってますか?都心で電車通勤している方なんかは、日々の通勤途中に吊り広告などを見たことがあるかもしれません。そう、何を隠そう「マンション広告のちりばめられた詩的キャッチコピー」の事である。
記事のトップに弊社のマンションポエム風広告を載せてみましたが、皆さんにマンションポエムってのがもう少し伝わるように、野村不動産の「プラウドタワー白金台」の広告をご紹介。
素晴らしいですね。こんな感じのをマンションポエムって呼びます。
マンションポエム、通勤途中などに目撃するたび「何言ってんだコイツ」って感じで楽しんでいたのですが、やはりどの世界にも先駆者(というか専門家)のような方はいるもんですね。
デイリーポータルZを見ていたら、僕がジャンクションにハマったきっかけとなった本の著者「大山顕」氏がマンションポエムを徹底的に分解して調査してるではないですか。さすがの一言。
とりあえず、マンションポエムについての紹介はここまでにして、今回は別件です。
本当は、社員全員に自分の住んでいるマンションの外観と、自作のポエムを書いて提出してもらおうと思ってたのですが、住所が流出するという事で泣く泣く断念。でも、マンションポエムを書きたい熱は覚めなかったので、みんなのデスクの上にある小物類にマンションポエムを載せてみたいと思います。
えー、正直言いまして、オマージュ(パクリではない)もあります。
数々のマンションポエムを読んで、感化されながらそれっぽいのを当てはめて見ました。ぜひ皆さんも、インスタグラムになんとなく写真を載せる前に、マンションポエム風のコピーを考えて、同時に掲載してみてください。
【自分には甘い、仕事には甘くない。自分を貫くただ1つのツール。】
頂点を取るのに複雑な道具は必要ない。ただ、自分の意思を伝えるためのマウスがあれば良い。
【弁当に、七味唐辛子という贈り物。】
バランスの哲学。上質という東京の昼食の新基準。誇りに満ちたアーバンライフの全てがここにある。アキオの七味。全ての弁当が進化する。
【世界を繋げる箱。本山杉良とWiMAX。】
複雑に入り組む都心のケーブル達。その中で燦然と輝くポータブルwifi。アキラの個性と感性は、世界と繋がり最高潮になる。
【世界は回る。僕はもう回さない。株式会社PLAN、その先の静寂へ。】
ハンドスピナーを回す時間なんてない。世界は刻一刻と時を進めるのだ。僕たちが変わる街、東京。新宿の真ん中に住む。
【カラダの傷も、ココロの傷も。】
いつからだろうか、ケガを恐れるようになったのは 。あの頃の僕らは、毎日傷つき、すりむき、発見をした。もう一度冒険をしよう。マキロン。
【未来は僕らの手の中。】
仕事の喧騒を離れ、穏やかな日々を味わう。街の華やぎも、自然の恩恵も傍受する。そんな1段階上の上質を、けん玉から始めよう。
【ときには、一歩引いて過ごす。余裕のある東京の大人に。】
前に出れば良いというのは10代まで、質の高い大人という生き物は距離も適切だ。そんな大人達の願いを叶える街、東京。鼻毛カッターは、そんな大人の為にある。