今回はクロスバイクのサイト用に作成したロゴマークについて、どのような意味をもたせて、どのような発想で作成したのかを紹介します。自分の備忘録として、またアイデア出しに苦労している方の参考になったら良いなという気持で、手前味噌ですがロゴデザインについて紹介していきます。
クロスバイク(Cross Bike)という文字を使って、スポーティーなルックスや、ファッショナブルな雰囲気と、自転車のシルエットを組み合わせたロゴマークを作成したいと思いました。
アイデア出しから完成までおよそ2時間。CとOがタイヤに見立てられることに気がついたのは早かったのですが、いい感じにするために1時間程度模索しました。
Rの取り扱いがさっさと決まれば、もっと作業時間は短縮できたと思います。
>>http://recreation.pintoru.com/cross-bike/
CとOが円形なのに気がつき、これを車輪に見立てられないかと思いつきました。Rが左右非対称な文字なので、どうにも難しく、文字を傾けることでなんとなくクロスバイクのフレームに見立てることに成功!
文章状態でのロゴ(ロゴタイプ)はインパクトが強められましたが、CROを組み合わせたロゴ単体(ロゴマーク)だとインパクトが薄かったので、外枠をつけることでスタンプのような雰囲気を出してインパクトを強められたかな、と思います。
当初の目論見通り、自転車をモチーフにしたロゴマークが作成でき、かなり無駄を省いたシンプルな状態で作れたのが良かったと思います。
Rの取り扱い。CとOをタイヤに見立てるアイデアまでは良かったのですが、Rはどう動かしても「自転車のフレームらしさ」を作り出せなく、そのまま使ってしまうとバイク(オートバイ)のような雰囲気になってしまうのが難点。
特にRのハライの部分がマフラーに見えてしまうところが難点だった。
自転車っぽさは出せたのですが「クロスバイクっぽさ」は出せませんでした。リジットフレームの感じや、フラットバータイプのハンドルの感じ、タイヤは23Cっぽくもう少し細見の作りにしたほうが良かったかもしれないと反省しています。
全体を通して「自転車の形にできそうだ!」という閃きに流されてしまった感があり、もっと「クロスバイクらしさ」を追求すれば良かったなぁと。