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ブログの収入化!投げ銭システムと有料コンテンツの未来

アフィリエイトなど「広告収入」というのはブログなどを収益化するための主流の方法と言えますが、それ以外にも自分の持つコンテンツを収益化する方法は存在します。

今まで、面白いブロガーや配信者などのコンテンツクリエイターは、自分達の提供するコンテンツを有料化することで収入を得てきました。しかし昨今は、クラウドファウンディングや投げ銭システムによって「面白い人にお金を払う」という方法がじわじわと主流化してきているように感じます。

どちらも一長一短あると思いますが、今回は僕個人の感想を備忘録的にここに記しておこうと思います。

Osushiって投げ銭サービスが話題だ

osushi 投げ銭

画像引用元:https://osushi.love/

海外では「Ko-fi」を筆頭に、徐々に投げ銭システムが浸透してきているように感じます。

日本人はゲームでもなんでもそうですが、ローカライズ化(ま、要するに日本語化)されてないと、頑なに使用しない傾向がありますね。パソコンの英語で書かれたエラーメッセージを見ると心臓止まりそうになりますし。

そんな中、Twitterを見ていたら「Osushi」というローカライズ化された投げ銭サービスが話題になっていました。何やら、 お寿司という体のお金を投げ銭として送れて、そのお寿司を換金できるという事だ。ブログやSNSや動画に貼ることができるので、様々なエンジニアやコンテンツクリエイターに使って欲しいという趣旨なんだと思います。

手数料は「お寿司」の購入時に10%。受け取ったお寿司を換金(口座振込)する際に200円の手数料。応援の気持ちだけを送るために「お茶」というのもあるようです。

まあ「Ko-fi」であれば手数料は無料なのですが、日本人は日本語化されてないと使いませんからね。

そもそも投げ銭システムってなに?

投げ銭システムというのは、特に決まった料金などがあるわけではなく、例えば良い音楽を聞いてその音楽を作った人間にお金を支払いたいと感じた場合や、面白い動画を作っている人間に笑ったぶんだけお金を支払いたいと思った時に、その「気持ち」をお金に変えてネット上で支払いをするという仕組みのこと。

路上ミュージシャンやバーでのライブ演奏などで「おひねり」を投げるようなものを、そのままインターネット上でやりとりできるようにした仕組みの事です。

最近、著しく流行りかけているんですよ?投げ銭システム。

特に顕著なのはニコ生やツイキャスやユーチューブライブなどの「ライブ配信」を主軸に置いているコンテンツクリエイター達、いわば「配信者」達だと思う。

ネットアイドルが新しい衣装を買いたいと言えば、ファン達が投げ銭をしてそれで購入する。バーチャルユーチューバーが投げ銭をしてもらったお金で、新しいイラストを買いてもらう。などなど。

昔はニコ生などで「日本一周する!」と言えば、パトロンのようになっている配信支援者達が、配信者が晒している銀行口座に直接お金を振り込んだりしていたと思いますが、それが「投げ銭システム」というものができたおかげで、よりカジュアルになってきた、というわけです。

ブログにおけるコンテンツの質の評価基準とは?

最も大きな評価基準として、今も昔も変わらないのは「たくさんの人に見られている(PV数)」という事でしょう。

しかし、コンテンツが多様化し、人々の趣味嗜好がよりディープなものになってきた昨今では、単純な閲覧回数というものだけではコンテンツの質が計れなくなってきたと思います。

まだ、読んだことのない記事が、優れた記事なのかどうかを判断するには、現時点ではおそらく以下の2点が注目されているのではないでしょうか?

  1. コメントの数
  2. ブックマークやシェア(いいね)の数

そして、これらの指標に加えて、今後は「投げ銭の総金額」というのが、もしブログに表示されるのであれば、これが新しい評価基準の1つとなり得ると考えられます。

コメントの多い記事とは?

コメントの数というのは、コメントを打たせるほどに人を感化させた記事。つまり、他人の労力をかけさせるほどの記事という事です。

確かにただ「炎上」されているだけかもしれませんが、それでも読むに値するかどうかを測るには十分な指標と言えます。しかし、個人的な感想としては「コメントが無い記事」の中には、コメントの多い記事以上の力を秘めた記事が眠っているとも考えています。

簡単に言うと「軽々しく発言できないような、人を黙らせてしまう力を持った記事」が眠っている可能性がある、と言う事です。ただし、コメントの付いてない記事の大多数は、コメントするまでも無いと言う記事なのでしょうけど。

ブックマークやシェアの多い記事とは?

多くの場合は、自分自身のキュレーションのために使っていると思います。あとで読みたいから、とりあえず「いいね」つけておこう。みたいな。

もう一つは、「この記事の面白さがわかる俺をみんなに見せたい」みたいな要素もあるかもしれませんね。新しくでたこのガジェットの記事をシェアする事で、自分の感度の高さをアピールしたい!みたいな。

まあ、ちょっと悪く買いてしまいましたが、結局のところ読者や検索者をそのような気持ちにさせる記事と言うのは、それだけコンテンツとしてのパワーがあるわけですから、読むに値する記事と言えるでしょう。

投げ銭の総金額の多い記事とは?

そして、おそらく「投げ銭システム」と言うのが一般化した場合は、コンテンツの質の高さを評価する新しい価値基準として「この記事にどれくらいのお金が支払われているのか」と言う基準がつくと思います。

そしてこれは、コメントの少ない記事になってしまいがちな「軽々しく発言できないような、人を黙らせてしまう力を持った記事」が発掘される新しい時代がくると言う事でもあります。

ディープなファンが、ディープなコンテンツクリエイターに、もっと作品を作って欲しくて大量のお金を支払う。それにより多くの人が「良い記事なら読んでみよう」ということで、発掘されていく。

これは、とても良い世界だと思います。

有料コンテンツと投げ銭システム

ブログベースの有料コンテンツで最も有名なのは・・・「note」でしょうか?有名人やその道の権威みたいな人たちが、僕の記事を読むならお金を支払ってくれ!と言ってますね。

投げ銭システムも有料コンテンツも「コンテンツにお金を支払う」と言う形は同じですが、順序が大きく違います。コンテンツを見るためにお金を支払うのか、それとも良いコンテンツだと判断したからお金を支払うのか。

有料コンテンツというのは、「国民総有名人」な現代とはあまりマッチングしない気がします。まあ、現時点でもミーハーな人は多いわけで、有名な人の話が聞きたいという人には向いていますが、有名じゃなくてもいいから自分が欲しい情報を得たいという人には向いてないサービスですね。

自分の欲しい情報が買いてあるかわからない記事にお金は払えません。だから、「何が書かれているのか」より「誰が書いたのか」が圧倒的に強くなってしまいます。

投げ銭システムの方が、より優しい世界が待っているような気がします。

しかし、投げ銭システムは日本に定着するのだろうか?

海外で、投げ銭システムが浸透してきている理由の1つに「チップ文化」というのがあると思います。つまり、こちらがお願いしたサービス以上のサービスにお金を支払うというのが文化的に存在しているという事です。

一方日本は、お客様は神様です!ではありませんが、こちらがお願いしたサービスにお金を支払い、それ以上のサービスがあって当たり前で、それに対価は支払いません。

となると、定着しにくそうだなぁ・・・というのが本音です。「お布施」という言葉が定着しているアイドル文化の中では、投げ銭サービスというのはあっという間に定着しましたけどね・・・。

しかし、日本人の多くはインターネット上のオンラインサービスと自分の銀行口座やクレジットカードが紐付く事を毛嫌いします。そのサービスが「日本で無名」であればなおさらです。

しかし、ビットコインでの支払いやオンライン通貨のようなものを支払うという行為は、先ほどのハードルよりもかなり低く感じている人が多いのではないでしょうか?

銀行口座の番号をブログの最後に載せたところで、誰かが振り込んでくれるかもしれないってだけなのですが、多くの人はそれを毛嫌いします。その点、投げ銭サービスの入金口座なら無抵抗で晒せるのではないでしょうか?

投げ銭システム、広まったらアフィリエイト収入の新しい形として定着するかもしれませんね。

僕の記事を読んでお金を払いたいという奇特な方がいましたらすぐに教えてください。Osushiに登録してPLOGに貼り付けますから(笑)

面白かったら、役に立ったら、何も感じなかったら「いいね!」してね!

仕事そっちのけで記事を書いた人

仕事なんてただの暇つぶし、本業はクライミングとスニーカー集めです!夢はでっかく世界征服!あー、高級車に乗ってタワーマンションの最上階から一般人を見下ろしたい!よろしくお願いします!

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