先日、アメリカのラジオを聞いていたら”Sushi“(寿司)だったり”Samurai“(侍)などの聞き覚えのある単語が連発されていました。そういえば俺も友人にすばしっこいからって”Ninja“(忍者)って言われていたな。
今までも日本語がいつの間にか英語になってるシーンに何回も直撃してきましたが、ふと思いました。
その日本語の単語が英語になってて海外で通じるってどれくらいの人が知ってるんだろう?
ってことで僕が「え、これ英語で通じるの!?」ってびっくりした単語を紹介します。
みなさんは英語になった日本語をどれくらい知っていますか?
“sushi“(寿司)とか”sake“(酒)とか”yakitori“(焼き鳥)などの食べ物系は結構外国の方でも認知するようになってきました。
アキラ調べによると、実は辞書に載っている英語になった日本語だけでも最低で135単語もあるんです!
結構ありますよね。どんどんアップデートされているので、もしかしたらもっとあるかもしれません。
嬉しいことに、日本に興味を持ってくれる外国の方が日本語の単語を使ってくれて、それが常用されるようになりました。
どれくらい常用されているか?
Apple社が”emoji“(絵文字)を取り入れましたが、”emoji”が日本語だということすら知らない外国人もいるくらい浸透しています(笑)
絵文字って日本語なんだよ!って言うと、ふざけんじゃねぇ!って笑われたくらいです。
「嘘でしょ!?こんなのも英語になってるの!?」という単語が結構あったので、ここからはそんなものまで!?っていうくらいに意外にも通じる「日本語」をピックアップして紹介していきます。
誰もが1回は読んだことがあるであろう漫画は”Manga”で通じるんです。
ん、知ってた?
いやいや、みなさんは英語を勉強するときになんて習いましたか?
僕は”Cartoon”(カーテューン)もしくは”Comic”(コミック)って習いましたよ。
2つの厳密な違いなんて分かりませんでしたが、コロコロコミック?っていう分厚い漫画本があったので”comic=コロコロコミック的な”って覚えていましたが、実際に単行本は”Comic”、日本でいうアニメを”Cartoon”っていうらしいです。
ところがどっこい今ではどうですか。
アメリカの友人の口から”Manga”って出て来るではないですか(笑)
今では日本の漫画はしっかり”Manga“で浸透しているようです。
これは実際にLingusistic Anthroporogy(言語人文学)という授業を大学でとっていた時に教科書に出てきて知りました。
その名の通り言語と人文学を組み合わせたような授業だったのですが、その教科書によると「日本では”Ma”をすごく大事にする」というようなことが書かれていました。
確かにプレゼンでも会話でも漫才とかでも「間が大事」なんて言いますが、まさかその「間」が”Ma”で通じるとは思いもよりませんでした。
このトピックを扱っている時のクラスの様子は僕からしたら不思議な光景でしかなかったのを覚えています。
日本語なのに”Ma”だけ言ってたら中国語みたいになるもん。そんなんできひんやん普通。
意外や意外、餃子は”Gyoza”で通じます。
僕がなんでこれをピックアップしたのかというと、僕がアメリカにいた頃は餃子は”Gyoza”ではありませんでした。
僕が知っている餃子の英語は”Dumpling“(ダンプリング)。その前に「焼き」とか「蒸し」とかの単語をつけるのが普通でした。
でもすごいですね、今では餃子って調べるだけで”Gyoza”って一番上に出てきますもんね。
いや、「旨味」とか僕らでも言わんやろw
もう海外では”This gyoza is delicious!”(この餃子美味しい!)なんて言わないんでしょうね。
“This gyoza has lots of umami!!”(この餃子は旨みが詰まってるね!)みたいな会話がなされるんでしょう(笑)
僕はまだ会話の中で経験したことが無い”umami”ではありますが、実際に会話の中で出てきたら普通に聞き流して会話することはできないでしょう。一瞬「ん」ってなることでしょう。(笑)
最近日本でも問題になっているのが働きすぎによる過労死ですが海外でも“Karoshi”で通じるようになりました。
これは、あんまり嬉しくないというか、日本発祥ってのが悲しくなりますね。
日本では残業してる方が定時外でも熱心に仕事している人という風に捉えられがちですが、海外では定時に仕事を終わらせることができない人というレッテルが貼られるほど残業に対するイメージが違います。
ただ、世界で残業がないのかと言ったらそれは違いますよ。
単にオーバーワークにより死が日本から始まったと言われているがために”Karoshi”というこの単語が浸透したそうです。
“Karoshi”(過労死)なんて単語を使うことがないようにしたいですね。
近年、Otaku(オタク)文化が広がった全世界で社会的問題となっているのが引きこもりですが、これも海外で”Hikikomori“といえば通じます。
喜ばしいことに日本のアニメ文化が世界に浸透していますが、日本でいう「ニート」が世界にもいるんですね。
同時に、ニートは和製英語だっていうことにも気付いてくださいね。
ニート(neat)は「素晴らしい」って意味ですからね。
変態が”Hentai”で通じるって知ってました?
実際はまだ”Pervert”(パァーヴァート)もしくは略して”Perv”(パァーヴ)って言います。
これはotaku(オタク)達がちょっとアダルトなanime(日本のアニメ)を見てたら出てきたのでしょう。
アダルトなアニメにはもちろん日本語が出てきますからね、見たことないけど。
その間で浸透したんだと思いますよ、知らんけど。
実際エッチなサイトのカテゴリーとかにも日本語あるしね、興味ないけど。
「少し」は”Skosh”(スコシュ)で通じるようです。
ここにきて名詞以外の英語になった日本語が出てきましたが、用法としては名詞として使うようです。
通常であれば、「少し」は”Sukoshi”なのでしょうが、これは外国の方にとって発音しづらいのか何なのか、少し甘えん坊みたいな発音で「スコシュ」でオッケーです。
感覚的には、もう少し!ちょっとだけ!もうちょい!のような、本当に少しだけ!って時に使われているようです。
“Give me a skosh more vinegar”(酢をもう少しだけちょうだい)
これ最新です。まだ辞書にも載っていないでしょう。
先日メジャーリーグのエンゼルスへ移籍が決まった大谷翔平選手が「二刀流」(投手と野手を同時にこなすこと)ということで現地でも期待され盛り上がっていますが、まだシーズン開幕前にも関わらず“Nitoryu”が浸透し盛り上がっています。
現地のラジオをアプリで聞いていて、あまりにもさりげなく”Nitoryu”が出てくるので最初は自分の耳を疑っていましたが、実際にGoogleで”Nitoryu Otani”で調べると当たり前のように”Nitoryu”が記事内に出てきました。
大谷選手の記事の中では野球の「二刀流」ですけど、何かに秀でた2つを持ち合わせている人のことを「二刀流」(two swarded technique)って言い出す傾向もありました。
日本でも近年「二刀流」という単語が浸透したばっかりなのに、もうアメリカで”Nitoryu”が浸透してるとは大谷翔平選手の期待値が高いということですね。
野球とかサッカーなどのスポーツって選手の特徴から日本語が英語になるって多い気もしますよね。
昔、野茂英雄が三振を取る度に”sanshin”(三振)って解説者言ってましたしね。これはまぁ今通じる通じないは別としてね(笑)