皆さんは海外好きですか?僕はドがつくほど海外が大好きです!
だからと言って海外に行きまくってる!って訳ではないのですが、先日たまたまイタリアに行く機会がありました。
僕は色んな言語を学ぶのが好きで、イタリア語を大学の時に履修していたくらいなのですが、今回は初めてのイタリア。
英語圏じゃない国に行くのは久しぶりだし、初めて本場でイタリア語を使うとすると会話に苦労するだろうな、なんて思っていました。
むしろ、授業をとっていたからってペラペラな訳がなく、いろんなフレーズや基本単語などは80%以上抜けています(笑)
その為、僕が実際に現地で使ったイタリア語は決まったものしか使っていないのですが、僕がイタリア語で会話にものすごく困った!っいう状況はゼロでした。
ということで、簡単に覚えられる!イタリア旅行で役立つおすすめ単語まとめを書いていきます。
これであなたもすぐイタリアへ!
今や世界の公用語と言われている英語。
英語を喋る事が出来ない人は海外に行った時に言葉の壁を感じて不安になるって人も多いと思います。
実は私アキラは、アキラのくせして大学はアメリカで過ごしていたので、こんな顔して英語を喋ることができます。
なので海外旅行に行っても基本英語が通じさえすれば何も怖くありません。
ただ、英語が通じないと分かった時は、何かと頑張ってみるけど流石に不安になってしまいます。
実は今回僕がイタリアに行った際、2つの場所に訪れました。
ひとつは、チェゼーナという田舎町。もうひとつは観光地としても有名な大都会ミラノです。
結論から言うと、チェゼーナのような田舎町では英語を喋れる人が全くいませんでした。
逆にミラノは英語が通じる人が多かったです。
東京や大阪のような観光地だと英語での案内が充実しているようにミラノも同じような印象を受けました。
よく、イタリア人の英語は日本人並と表現されていますが、それは僕はよく分かりません。
日本人並っていうのが喋れないってイメージなんだと思いますが、喋ろうという努力だけ見たらイタリア人の方が上です(笑)
まぁすごく発音の癖が強い人は多いですけどね。
でも問題は英語が喋れなくても、通じるイタリア語を最低限知っておけば大丈夫ですよってこと。
今回はそれを体験できたのでシェアしようと思ったわけです。
イタリアに行ってイタリア語で会話が出来ないとかならともかく、イタリア語を全く知らないっていうのは問題外。
10個やそっとくらい飛行機の中で覚えることくらいは出来るはずです。
今から紹介する単語のうち会話で使えるかもと思って3つは調べて飛行機の中で覚えました。
そしてそれらは、僕の約1週間ほどのイタリア滞在では十分すぎるものでした。
簡単なので是非覚えてください。
言語を覚える際にまず最初に覚えるのが挨拶ではないでしょうか。
英語でもHello(ハロー)を知らないと話になりませんよね。
イタリア語のHelloはCiao(チャオ)と言います。
どこかで聞いたこともあるんじゃないでしょうか?
「やあ」とか「こんにちは」とか「じゃあね」という意味です。
僕のイメージではとにかくチャオ!って言っておけば良いってくらい便利です(笑)
このチャオ!さえ知っておけば、お店に入った時と出る時、人に会った時と別れる時などなどいろんな場面で使えます。
外国って日本と違ってどんどん目を合わせるじゃないですか。そんな時は「渾身のCiao!」でコミュニケーションはバッチリです。
子供との会話もCiao!だけで1時間は遊べました!w
Si(シィ)は、「はい」という意味。つまり英語でいうYESという意味。
イタリアでもYESくらいは通じるし、日本でも外国人がYESって言ったら流石にわかりますよね。
けど「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、イタリアに行ったらSiって言うようにしましょうよ。
最初は、Siって反応するのに時間がかかりますけど、慣れてくると気づいたら口にしてますよ。
チャオに続いて使う機会が多いのでこれくらいは覚えておきましょう。
写真の美女は、海の家みたいなビーチ沿いのお店の店員さんだったのですが、写真撮ってって言ったら”Si!“って快く受け入れてくれた優しい人でした←
そして、感謝の気持ちを表す「ありがとう」はイタリア語でGrazie(グラッツェ)と言います。
本田圭佑のモノマネで有名なじゅんいちダビッドソンがネタにもしているので知ってる人も多いのではないでしょうか。
これは使用頻度が多いというのは説明しなくても分かりますよね。
何か買った後に店員さんにGrazie!、料理が出てきたらGrazie!みたいにありがとう!はいつでも使えます!
優しくしてくれたホテルのおばちゃんありがとう!
「ありがとう」と言われたら「どういたしまして」って返しますよね。
その「どういたしまして」が”Prego“(プレーゴ)です。
「Grazieと言われたらPrego」のこのコンビで覚えておけば間違いないです。
ちなみに、このPregoはいろんな場面でも使えるんです。つまり、「どういたしまして」って意味だけではないってこと。
例えば、お店で料理が出て来る時に店員が”Prego”って言ってきます。
「どうぞ」って意味もあるんです。
例えば僕が経験したのは、入国審査の際の職員が”Prego!”(どうぞ!)と言って次の人を呼んでたりしました。
最初は、「え、どういたしましてじゃないの!?」って思ってたのですが、どうやら「どうぞ!」の方が使用頻度が高そうでした。
なので覚えておくとすごく便利だと思います。
“Quant“(クアント)は「いくら?」って意味。
イタリアに限ったことではないのですが、海外に旅行に行くとお土産を買ったりコンビニで食料を買ったり、しますよね。
僕は初めて見たイタリアのお菓子を見て「いくらって書いてないけどすげぇ高かったらどうしよう」って不安になりました。
買うのを止めようとしましたが、聞けばいいじゃんってことで”How much?”って言ったのですが全く通じません。
イタリア人でもそれくらいの英語さえ分からない人はたくさんいるんですよ。
そんな時に”Quanto“を知ってれば何にも困りません。
別に聞かなくてもレジとかだったら数字が出てくるじゃん、って話なのですが、レジのない店頭販売のお店とかファーマーズマーケットとかで使えますよ!
“Scusi”は「すみません」という意味で、覚えておけば便利です。
僕が実際によく使ったのはホテルの管理人とか店員さんなど誰かを呼ぶ時でした。
特にレストランでは、注文を追加したいとかフォークを持ってきて欲しいとかを頼む時に店員さんを呼びますよね。
そんなときに”Scusi!”というと”Si?”とか言ってテーブルに来てくれます。(まっ、そこまでは流暢でもその後が指差しとかジェスチャーなんだけどw)
英語でいう”Excuse me”的な使い方で、人にぶつかってしまった時や、道を通してって言いたい時にも使えます。
上にも書きましたが、人にぶつかってしまった時のような謝るシーンでも使えるので、なんかしょっちゅう言っていました(笑)
“Scusi!”って写真に写ってるホテルのオーナーさんの仕事の手を止めて写真を撮りましたw
“Dove“(ドヴェ)は「どこ」って意味です。
旅行に行くと、観光地への行き方だったり、すぐそこにコンビニがあるって聞いたのにない!とかいう状況に陥ることもあります。
でもまぁそりゃそうですよね、初めて訪れた場所で言葉もわからなければ何がどこにあるのかも分からない。
そんな時に、”Dove”を知っているだけでだいぶ助けられます。
例えば、「カフェに行きたいんだけどどこにある?」って聞く時に、”Dove…dove cafe”とか言ってると、場所を探してるんだなとかを感じ取ってくれます。
“dove”がなかったら「カフェが何?」だけで話が進まないですからね。
え?教えてくれても分からない?
腕とか指の方向に向かって歩いて、何回もたくさんの人に聞いていけば徐々に近づきます。親切な人は一緒に行ってくれたりもしました。
コミュニケーションです←笑
“Per favore”(ペルファヴォーレ)は「お願い」という意味。
英語でいう”Please”にあたる単語です。
僕がなんでこの単語を覚えておいたほうがいいと思うかと言うと、不愛想になってしまうからです。
例えば、レストランでワインを頼むとします。
あなたは、ワイン(vino)という単語のイタリア語を言いますよね。
(メニューを指差しながら)vino.(ワイン。) |
ところが、Per favoreを知っていれば、
(メニューを指差しながら)vino per favore.(ワインをお願いします) |
とすごく丁寧になるわけです。
言語に壁があって、イタリア語が喋れないとなると目的のモノを単語だけを伝えようとしてしまい、ぶっきらぼうになってしまいがちです。
“per favore”を知っているだけで、少しでも丁寧な言い回しになるので覚えておいて損はないです。
だからイタリア美女に写真撮ってお願い!って懇願してインスタもゲットしました←
“buono”(ブオーノ)は「美味しい」という意味です。
何かを食べてみて「美味しい!」って時に”buono!”っていうと喜んでくれます。
イタリアに行った際にホテルのご飯が美味しくて”buono!!”ってウェイトレスに言ったら追加が来て食べきれませんでした←
他にも「美味しい」の表現はありますが、とりあえず”buono”だけで絶対大丈夫です。
笑顔で”buono”って言ったら、何かサービスしてくれるかもしれませんよ。
マジでパスタ・生ハム・ピザ旨かったです。
“Giapponese”(ジャポネーゼ)は「日本人」という意味です。
この単語、やっぱりよく使います。
“Cinese”(チネーゼ)と言われたら中国人と間違われているので注意!!
すぐさま、自分を指差してGiapponese!!って言ってやりましょう。
ちなみに、「日本」は”Giappone“(ジャポーネ)なので合わせて覚えておくといいです。
日本人と写真撮ったらインスタ映えするらしいです(笑)
“Vino“(ヴィーノ)は「ワイン」の意味。
イタリアはワインを昼からでも結構飲むくらいワインが美味しい国。日本でも有名ですよね。
イタリアに行って本場のワインを飲まない訳にはいかないと思った僕はこの単語を飛行機で覚えました(笑)
“vino”と言うと必ず白か赤かを聞かれます。
ちなみに白ワインは”vino bianco”(ヴィーノビアンコ)、赤ワインは”vino rosso”(ヴィーノロッソ)と言います。
ほら、もう赤と白のイタリア語も習得しちゃいましたね!笑
“caffe”(カッフェ)は「コーヒー」のことです。
コーヒーは”coffee”では通じませんよ!
イタリアはコーヒー(しかも甘いやつ)が大好きな国。イタリア人はエスプレッソを飲むって聞いたことありませんか?
そのため、コーヒーのお店はいたるところにあります。
エスプレッソはespresso(エスプレッソ)、カプチーノはCuppucino(カプチーノ)なのでそのままです。
ちなみに僕もイタリア人が飲むエスプレッソを飲んでみたのですが・・・
やっぱり苦かったです(笑)
“Calcio”(カルチォ)はサッカーのこと。
ご存知の通り、イタリアはサッカーが大好きな国。
ミラノを本拠地とするACミランとインテルというチームがありますが、どっちのファンか問題は結構エグいです(笑)
「ミラン?インテル?」って聞かれた時に、簡単に「ミラン!」とか言わないように。その人がインテルファンだった時に一気に冷たくされます。
それくらいサッカーに熱い国なので、”Calcio”という文字をそこら中で見ることができます。
“Calcio”の話になった時にサッカーの話をしてるんだと思えば、あとは”Si”とか言っておけば大丈夫です。
“Va bene”(バヴェーネ)は「いいよ」って意味です。
英語で言えば、OKと同じ感じですね。
ついつい、癖でOKって言ってしまいがちなのですが、”Va bene”の方がイタリア語喋ってる感は出ます(笑)
ただ、OKでも通じるので覚える余裕があれば覚えた方が使う頻度も多いのでいいと思います。
写真は、バーでオススメされたので一丁前に”Va bene”って返事してビールを買ったのですが、アルコール度数が高めの9%でしかも美味しくないというビールを引いてしまいました。
もうこのビールは飲みません。
ここまで読んだくれた人は絶対にこう思うでしょう。
本当にそれだけで大丈夫?
って。
正直に答えましょう。
知りません(笑)
ただ、僕がイタリアに1週間滞在した中で本当にトラブルもなく、買い物にも困らずお店での注文にも困りませんでした。
なんなら現地の人と同じようなスピード感で生活できていた気がするくらいです。
だから、それだけ覚えておけば大丈夫だと思います。
でもよく考えてみてください。
1とか2とか3とかのような数字は指で表せばいいですし、ご飯を食べ終わってお会計したいなって時は指でサイン書く真似をすれば伝票を持ってきてくれますよね。
話してることが理解できなかったら首を傾げたり難しそうな顔をすればいいんです。
実際OKとかYESとかNOくらいは全世界で伝わるんだから、分かったらOK!って言えばいいんですよ。
言語って結局コミュニケーションツールの1つなので、ジェスチャーや表情だけでも何も困らないものです。
おしゃべり大好きなイタリア人のマシンガンイタリアンは確かに凄かったけど、ジェスチャーが大きいからなんとなく伝わりましたよ。
イタリア語で何かテンション高めでバーッと話されて、日本語で「どういうこと〜!?」って言ってお互い「分かるわけないか!ガハハハ」みたいな、そういうのが異文化交流の楽しいところだと僕は思うし、そこが言語を勉強する第一ステップじゃないかなって僕は思います。
そして、それはイタリア語も英語も、外国人にとっての日本語も同じなんじゃないかと、そう思います。
それでは、最後まで読んでくれてGrazie! そして、ciao!!