みてください、この巨大なキノコ、マリオでも裸足で逃げ出すクラスのサイズです。こんなの、ぶっちゃけ森で出会ったら「色は大丈夫そうだけどデカすぎる!絶対毒キノコだ!」って思っちゃうレベルですよね。
最近では原宿のレストランなどでも提供されているようで、じわじわと食通たちの間に浸透中の「ギガマッシュ」こと、巨大なマッシュルームを手に入れましたので、超インスタ映えしそうなインパクト抜群のアヒージョ作りに挑戦したいと思います。
トップの画像にもある通り、この巨大なマッシュルームがギガマッシュと呼ばれるもの。一応、ブランド上では「キングギガマッシュルーム」と呼んでいるようですが、販売店では「ギガマッシュ」と呼んでいるようです。
直径は12cmを超え、よほど顔が大きな人でなければ自分の顔よりも大きい!と驚くはず。特別な品種ってわけではなく、普通のマッシュルームをあのまま育て続けると大きくなっていくようですが、形がいびつになりやすく、商品価値を保って大きくするのは難しいようです。
現在は完全受注生産となっているため、レストランでもギガマッシュが食べたい場合は要予約!というお店も多い。もちろん、マッシュルームなので生で食べることも可能!
ギガマッシュはペチュラというお店で購入出来ます。
>>http://www.petula.jp/mushroom/mush.html
日本初のマッシュルーム専門店として2014年に誕生した「MUSHROOM TOKYO」。
表参道から原宿方面に5分ほど歩いたところにあるこのお店、調理されたギガマッシュが食べられる(要予約)とあって、インスタグラマーはもちろん、様々なメディアで注目されています。
そのお店で提供されているのが、今回アヒージョになっていただくワキュウマッシュルームのギガマッシュです。
2017年11月現在の価格は税込2700円。結構しますが、見た目のインパクトはその価値ありそうです。はたして味の方は?ってことで今回は食レポもしちゃいます。
この巨大なサイズ感、宅飲みやパーティー、BBQなどで持っていったら、かなりウケるんじゃないか?と思ったので、そういう時の定番料理とも言えるアヒージョで食してみることにしました。
早速調理していきましょう。せっかくなら会社のメンバーやインターン生達にも食べてもらいたいので、ちょっと早いですが10時ごろに出社して作業していきます。
と思ったら社長がすでに出社済み!!
しいたけ嫌いな社長にギガマッシュを見せたら、露骨に嫌そうな顔してましたが、マッシュルームのアヒージョとかは良く一緒に食べますし、しいたけ出汁の茶碗蒸しとかも大好物な社長ですので、まあ大丈夫でしょう。
とりあえず思ったのは、生まれ変わっても絶対にイタリア料理のお店では働かないってことです。
あとスペイン!お前もだ。
ニンニクの皮の剥きにくさはなんだ!ちゃんと品種改良しろよ!え?レンチンすれば簡単に剥けるって?そういうのはもっと早く教えなさい!
鷹の爪は種を抜いておきます。
エビは、殻の方が香りが強いので捨てずに取っておいて、殻もしっかりオリーブオイルで煮込んで香りを移して上げたいところですね。
このタコ野郎!って感じで切り刻んでおきます。
ふひひひひ。
これさえあれば、誰だってバルみたいな美味しいアヒージョが作れるって自宅で実験済みなんだぜ!その辺のスーパーでも売ってるから探してみるといいですよ。
これから揚げ物でもするのかな?って感じの見た目になっています。エクストラバージンオリーブオイルを1本半も使ってしまいました。
とりあえずエビの殻を放り込んで素揚げみたいにしていきます。もうすでにキッチンはとんでもなく幸せな匂いに包まれ始めます。いい感じにエビの殻が揚がりました、塩ふって食べたら結構美味しかったです。
でも、アヒージョに入ってると、口の中を怪我して訴えられそうなので、とりあえず取り除いておきましょうね。
では、アヒージョを作っていきます。
グツグツと煮えたぎるオリーブオイルの中に、ゴロンとしたニンニクと、たっぷりの鷹の爪を入れます。弱火でジリジリと虐めていきましょう。ニンニクが泣き言を言い始めたらこっちのものです。
本日の主役、ギガマッシュです。僕の顔が小さく見えるのではなく、マッシュルームがでかいのです。
目が悪い人でなければわかると思いますが、画面右側がブラウンマッシュルームで、左側がホワイトマッシュルームです。今回は両方とも鍋にぶち込んでアヒージョにしちゃいます。
このギガマッシュブラウンを・・・・
アヒージョ鍋にどーん!
からの・・・・・
こちらのギガマッシュホワイトも・・・・
鍋にどーん!!
・・・・・。
入りませんでした。ギガマッシュの塔のようになってますね。このままでは、ギガマッシュホワイトだけ生で食べなければいけません。アヒージョを楽しみにしてる社員達が泣いてしまう!
ということで。
断面図はこんな感じになってます。
めちゃくちゃ肉厚ですね。僕の家のマットレスくらいあると思います。嘘です。てか、6等分に切ったギガマッシュですら、普通のマッシュルーム1つよりも大きいと思います。
これはなかなか、食べ出がありそうです。
切ったギガマッシュ達を鍋に入れてみました。
しかし。なかなかうまくオリーブオイルの海に沈んでくれません。
与えられた隙間に、うまくキノコ達を配置して収納していくアプリゲームがありそうだなーって思いながら、隙間を探してギガマッシュたちを収納していきました。
これで加熱すれば水気が飛んでいい感じに収まると思います。
隙間が出来てきたのでエビを投入しましょう。
タコ助も入れてやります。一人ぼっちでは寂しいですから。
家でカレーとか作る時に使う鍋を持ってきたのですが、アヒージョであふれそうです。こんなにオリーブオイルを使ったのは人生で初めてかもしれません。
会社はIHなので比較的安全ですが、ガスの家でこれをするときは要注意ですぞ。
出来上がりました、ギガマッシュアヒージョです。マッシュルームが大きすぎて、おでんのハンペンみたいになってますが、ちゃんとマッシュルームでございます。
食べてみると、ムッチムッチのプッリプッリであり、凝縮されたマッシュルームの旨味で火傷します。
大抵のものは大きくなると味が大味になってしまってイマイチなことが多いです。だいたい巨大化した怪獣とかはヒーローにやられますからね。大きくならなければいいのにっ、ずっと子供のままならいいのに・・・・て思ってました。
でもマッシュルームは大きな方がいいですね!
値段が高いのがネックですが、もう少し価格が安かったらもう普通のマッシュルームなんて見た目の可愛さ以外優れた点なんてないわ!っていうくらいのスペック壊れキャラです。美味しすぎて。
近所のパン屋で買ったバケットもうまい。
しいたけ嫌い勢の社長
うわ、これだめだ。見た目が無理だ。食べたけど味は大丈夫、美味しい。でも見た目がキツイ。全部食べられないわ。あと俺エビ嫌いなんだよね。 |
ギガマッシュアヒージョを食べさせるにふさわしくない人選をしてしまった。これは完全に僕のミスである。そして、エビ嫌いなのも忘れていた。あかんやん。
半田さんにカジられたギガマッシュは、ちゃんと勇太が食べました。
弊社のグルメモンスターことあべちゃん
うお!ちょっと見た目が怖い!!あ、でも美味しい!キノコ食ってる感がたまらない! |
最初はギガマッシュの巨大さに、多少引いていたアベちゃんだったが、美味しさに感動したようです。芯の部分の美味しさにも気が付いたようで、歯ざわりとボリューム感に幸せを感じている模様。
弊社のバカ舌ことアキラ
あ、美味しい!うん、ホワイトよりブラウンの方が味が濃い感じですね。ジューシー! |
多分、味の違いなんてわかってないくせに、なんとなくわかった風な事言ってるだけだと思うのでスルーします。
ギガマッシュの香りを存分に閉じ込めたフレーバードオリーブオイルが大量に完成しました。
これをゆでたパスタかけるだけでペペロンチーノになってしまうような味です。最高!いつも仕事を頑張ってくれているインターン生たちにプレゼントしようと思います。