何か目標を見つけて、その夢を追うために仕事を辞めた人。きっと今後、今まで以上に面白く危険に満ちた人生に期待している事と思います。
僕は、高校を卒業し社会人三年目の21歳で会社を辞め、夢を追い、挫折し、そして今も夢を追い続けています。
そんな僕の経験から、これから「夢に生きる」人に対して、おせっかいかもしれませんがアドバイスというか、伝えたい事をここに記したいと思います。
1988年の名古屋にてこの世に生を受け、ストレートに高校を卒業して就職。そして「インラインスケート」というスポーツに出会い、夢を描いて21歳で退職。
名古屋から夢を大事に抱え込んで上京し、ボロ家で仲間たちとルームシェア。しかし心境が変化によりインラインスケートを挫折。
今の社長と出会い夢を叶えるためにアフィリエイトに参加。深夜のバイトを繰り返しながら泥水を啜って頑張り、今はハッピーライフをエンジョイ中。
でもまだ夢半ば。
まず、「1円の足しにもならない”夢”とやらにほだされて、”安定”している会社を辞めてしまった自分のダメさ加減を理解する事」
はたして、仕事をやめないとその夢は追えないのでしょうか?仕事の辛さだとか、人間関係だとか、”夢”をダシに使って言い訳してませんか?
音楽をやりたいから、スポーツをやりたいから、こんな仕事がしたいから、こんな生き方がしたいから、理由は様々だと思いますが、夢を追い続けるために最も大切なのは「お金」です。
お金がなくなれば、バイトしないと生きていけません。つまり、夢を追う時間がなくなってしまうのです。でも、もう会社を辞めてしまったなら後の祭ですよね。
僕も、当時はそんな事「楽勝」だと思ってました。でも、すごい大変でした。お金がなさすぎて、豆腐ともやしだけ食べ続けたら、うんちがゆるゆるになってしまって困った事もあります。
大変な時期もありましたが、失敗したとは思ってません。むしろ「想像以上に上手くいった」のです。
たかが高卒の一般人が、意味不明な夢をもって上京し、なんやかんやでアフィリエイトで成功したわけですから。
だから、僕が「こんな時こうした」という事を書いていきますので、これから会社を辞める人、もう辞めちまった人、参考にしてくれたら嬉しいです。
基本的に、食物は削りましょう。美味しいご飯とか、健康的なご飯とか、大事かもしれませんけど、今は後回しです。
白飯と、もやしと、醤油。偏った食事で体を壊したってべつにどうって事ないでしょ?クソみたいな底辺の人生を生き続けるくらいなら、いっそ死んだほうがマシなのですから。
だったら、使える金は全部「夢」のために使って、成功したら「長生き」のためにお金を使ったら良いじゃないですか。
健康に気を使った食生活にお金を使ってる余裕があるなら、1冊でも本を読んだほうがマシです。
夢を追うなら、人生なんて雑に扱ったほうが良いというのが僕の考えです。受け入れられないタイプの人も多いと思いますけどね。
先輩や友人に奢ってもらう時はもちろん、後輩にだって奢ってもらえる時は奢ってもらいましょう。友人だろうと家族だろうと使えるものは全部使う気持ちが大切です。
でも、使いっぱなしはいけません。お金で返せないんだから行動で返しましょう。社長に奢ってもらったなら仕事で返す、先輩に奢ってもらったなら気遣いで返す、恋人に奢ってもらったなら優しさで返す。
奢ってもらう事に抵抗感がある人は「おごられっぱなし」なせいかもしれませんよ?お金出してくれる人がいるなら、相手が渋るくらいまで出して貰えば良いんです。
奢ってもらったら恥ずかしいとか、クソの役にも立たないようなプライドは、あなたが夢のために歩む力を邪魔します。
上達してから、スキルがついてから、理解してから、勝てそうになったら、なんやかんやと「まだ勝負の時じゃない」って思いながら生活してる人は多いのでは?
僕は、即行動派です。
手元に金があるうちは、ヤバいくらいの失敗をしても取り返せますが、金がなくなると勝負する事すらできません。
なにかに挑戦する事が勝負だと思っている人は、実力がついてからとか言い訳しないで、さっさと戦ったほうが良いですよ。
夢を叶えるために大切なのは「勝負し続ける」事。仕事を辞めて夢を追っていると、生きてるだけで金が減りますから、何もしてなくてもだんだん勝負できる余裕がなくなっていきます。
夢を叶える事ができるのは「勝負して勝った時」なわけですから、せめて試合に参加し続けないと絶対にその夢は叶いません。勝負を後回しにしないで、さっさと挑みましょう。
夢を追うための資金がなくなったら、速攻でバイトしましょう。おすすめなのは「廃棄を貰って帰れるコンビニの深夜バイト」です。僕も長いことお世話になりました。
金がなくなったのにバイトもしないで借金する人がいますが、借金しなきゃいけないくらい失敗したんですから、いまの脳みそじゃどれだけ考えたって夢を叶えるのは無理です。
長期戦になることをさっさと覚悟して、とりあえずバイトしてください。そして、生活費をギリッギリまで切り詰めてください。
僕はいっとき、家賃を含めて月間6万円まで生活費を切り詰めました。そうすると週に2回の深夜バイトだけで賄えるのです。
とにかく空いた時間を全て夢を追うことに費やしましょう。
そしてバイトする時は「楽すること」だけ考えてください。ちゃーんとバイトに取り組む気持ちは素晴らしいことですが、あなたの夢はコンビニのバイトリーダーになることですか?
あくまで、時間をお金に変えてるだけです。バイトで疲れたから今日は夢を追うのを辞めて寝よう、なんて本末転倒です。
音楽を聴きましょう。夢を追うために仕事を辞めてしまった人が、順風満帆に成功者への道をたどる可能性は極めて低いのです。
ってことは、ここから死ぬほど大変な思いをします。残飯にも申し訳ないようなクサい飯を食べ、昼とも夜ともわからず夢のための努力をして、頭がバカになるくらい思考します。
そんな、超大変な時期に聴いていた音楽は、今後あなたが大きな挑戦をするときにスイッチを入れる音楽へと進化してくれます。
僕の場合はなぜか「Superfly のバンクーバー」って曲がそうなっちゃいました。すごいゆったりした曲なのに、あの深夜に死ぬほど作業していたクソみたいな時期を思い出すのです。
この曲を聴くと、いまの生活がいかに幸せか、そしてあのクソみたいな生活を乗り越えれた自分に怖いものなんてないって、思い出すのです。
だから、音楽を聴きましょう。
僕の場合はいまの社長でした。でもきっと、あなたの人生にもそのうち現れると思います。
「あなたのためにお金を使ってくれる人」
どこかの経営者かもしれませんし、同業の先輩かもしれません。恋人だとか結婚相手とかの為に人生捨てるのはダメですよ、だってあなたの夢は「結婚」なんですか?
あなたのためにお金や労力を惜しまない人、そんな人に出会えたら、バシッと人生を捨てましょう。夢以外の全てのものを捨てましょう。
なんなら、自分の親が死んだとしても、その人が飲みに行くぞ!といったら行く気持ちが大切です。
ここでのあなたの「人生の捨て具合」が、あいての「助けてあげたい」具合に比例するのですから、いかにして人生を棒にふるかが大切です。夢を叶えるためになりふり構わないようにしましょう。
夢を追う人に伝えたい最も大切なことはコレだと思います。
あなたが何を目指し、どのような夢を描いているのかはわかりません。例えばミュージシャンだとしましょうか?
お金がないから練習に行けない、お金がないから楽器が買えない、お金がないからCDが買えない、お金がないから勉強できない、お金がないから…お金が…お金…。
確かに、本当にお金がないんだと思います。息をしてるだけでも、税金がかかり、家賃がかかり、携帯代がかかりますから、本当にお金がないんでしょう。
でも、ぶっちゃけご愁傷様としか言いようがありません。
あなたは、お金がないという言い訳をしたせいで、夢を掴むチャンスを大幅に失ったのです。カッコ悪いですね。
友人に「お金がないから練習に行けない」って言い訳するくらいなら「練習に行く金をくれ」って頭を下げたらどうですか?そんなプライドが残ってるせいで失敗するんですよ?
とにかく、夢を追うにしてもずっとついて回るのがお金の話です。命より大事なお金ですから、この問題はとっても重要です。そのお金を得るための唯一の手段である「会社での労働」を自ら捨てた僕らは本当にバカです。
でも、バカでも僕はうまく出来ました。少しでも僕の経験が、誰かの役に立つことを祈って。今日はここまで。