株式会社PLAN内で使える(ようになるかもしれない)独自の社内通貨を作ってみました。
なぜ、急に社内通貨を作ったかというと、社長に「社内通貨をデザインして」と言われたから、ただそれだけなのですが・・・。なぜ社内通貨が必要になったのでしょうか?
いや、考えてはダメなのかもしれない。もしかしたら、とんでもない秘密に足を踏み入れてしまうかもしれないので、僕は考えることなく手を動かしたいと思います。
もうすぐサッカーのワールドカップが開催される。
株式会社PLANの社内は僕以外全員がサッカー好きというメンバー構成なので、現在は「どこの国が優勝するのか」で異様に盛り上がっているのだ。
すると、程なくして会社のホワイトボードに何か呪文のようなものが書かれ始めた。
なになに?
ブラジル×6.0=P20K
とな?
なんだろうサッカー用語かな?
うーんよくわからない。
サッカーに興味がないままこんな年齢まで生きてしまったせいか、全くよくわからない。20Kというのはなんだろう、普通に考えたら「2万」という意味なんだが・・・。
それと、時折聞こえる「サッカー賭博は犯罪だからだめだぞ!」とか「ベルギーは1万円プランだからコスパがいい」とか「俺はフランスとポルトガルの2点買かな!」という会話である。
ざわ・・・ざわ・・・
サッカーファンのサッカー用語は難しすぎてよくわかりません。
社内の熱気がピークに達し、株式会社PLANの事務所内に雲が出来始めた頃、社長から鶴の一声「ゆうた!社内通貨”プラン”の紙幣をデザインしてよ!」という指示が。
悪そうな顔をしていたので、僕が丹精込めて作ったデザインを何かの隠れ蓑にしようとしているのではないかと勘ぐってしまうが、うちの素晴らしい社長のことだ・・・そんなことある訳が無い。
というわけで、何に使うのかは全く不明だが、谷口造幣局の局長として、株式会社PLANの中だけで使える通貨「プラン=P」を作成することにしました。
1時間の休憩を購入できると噂される1000プランのデザインを作ってみました。
なんとなく「PLAN王国で発行されている紙幣」をイメージして作ってみたのですが、日本、イギリス、アメリカの紙幣のデザインをごちゃ混ぜに、いい感じに仕上がったと思います。
ちなみにこのデザイン、実は全部「素材の流用」です。
僕がデザインしたのは、中央にある会社のロゴマークと、赤色のスタンプみたいなの2種類だけで、あとは全部「frames-design.com」というデザイン枠の素材を配布してくれているサイトからダウンロードした素材を組み合わせただけ!
つまり、誰でも簡単にオリジナルの紙幣がデザインできる!ってことです。
というわけで、「frames-design.com」からダウンロードさせていただいた素材についてちょっとご紹介したいと思います。
非常に便利なサイトですし、デザイン自体も大変優秀なものばかりですので、ぜひ活用していただければと思います。
バリエーションとして王冠のついたものも入っていたのでそちらを利用しました。中央の盾にPLANのロゴマークを当てはめて、クレストロゴ風にアレンジしました。
リボンの配色を変更して利用。これを使うだけでデザインに奥行きが出るので非常に便利です。
上下を反転させて、「THE UNITED STATES OF PLAN」の文字の上と、王冠の上に飾り枠としてしようしました。左右の長さをちょっと変更しただけで、かなりいい感じに使えました。
枠のサイズに合わせて引き伸ばしただけです。洒落てます。
青い部分を消して、白い部分に色を塗って活用しました。
パーツを分解して、上の二つを利用しました。素敵です。
というわけで、日本で流通している千円札の大きさに合わせて印刷します。
やっぱり本物の造幣所が使ってる印刷機はすごいですね!株式会社PLANにあるブラザーのインクジェットプリンターでは、細かい部分のデザインが潰れてしまいますから。
印刷が終わったらカッティングです。
おっと、エラー紙幣ができちゃいましたね。一般的な紙幣だったらこういうのが100倍の金額とかでオークションに出回るんですけどね、社内通貨ですからあまり価値はありませんね。
一応ポケットにしまっておこうと思います。
ウヒョヒョヒョヒョ!
札束だぜ!
とりあえず、インターン生から社員になったアキオに給料を渡しておきました。
社長!今月の給料は振り込まなくても大丈夫ですよ!
ちょっと折り目とかシワをつけたら、いい感じに現実の紙幣っぽく見えます。
大量の紙幣があったらやりたいこと第1位。
札束ビンタ
アキオの恍惚な表情が最高です。
ズキュウゥゥン!!
さて、この社内通貨・・・一体何に使われるのでしょうか・・・。