2018年4月7日、サッカー日本代表を6大会連続のW杯に導いたバヒド・ハリルホジッチ監督が解任した。
そして、9日には新監督として西野朗(にしのあきら)が就任。
W杯本大会の2ヶ月前で引き受けるのは簡単な話ではないだろう。
同じアキラとして放ってはおけない。
ってことで、同じアキラとして僕なら日本代表メンバーにはこの23人を選ぶよ、という新提案を西野朗新監督にしてみようと思う。
2014年W杯後の日本代表は何かと落ち着かなかった。
アギーレが八百長問題で解任、そして今回解任されたハリルホジッチも、選手の選出方法や起用法などでメディアや業界関係者など各地からの不満が露出していた。
彼がずっと言ってきていた「その時の調子のいい選手を選出する」という言葉には一貫性はなかったように感じるし、彼の言う「縦に速いサッカー」は4年弱続けてきて全く浸透していない。
W杯出場を決めてもらってこんなことを言うのもなんだが、正直に言って、僕はハリルホジッチが解任されて良かったと思っている。
もっと評価されるべき選手がされていない現状に辟易としていたし、何よりハリルがこのまま変わらないのであれば本大会で日本代表に勝ち目はない、とすら思っていたから。
海外で調子の良かった乾貴士や岡崎慎司が呼ばれないのはまずおかしい。
個人的にはハリルが解任されたことによってW杯で日本を応援しようと言う気持ちに少しなれている。
西野監督は、勝つイメージがなかったガンバ大阪をタイトル争いをするクラブにまで育て上げ10シーズン指揮をとった監督で、Jリーグの最優秀監督賞も2度受賞している監督。
日本サッカーを知り尽くしている監督といっても過言ではない。
次回の日本代表の試合は、5月30日のガーナ戦。
西野朗監督がどのような選手を選出するのか、どんなサッカーをするのかは非常に注目すべきポイントだ。
サッカー日本代表の選出は西野朗(にしのあきら)監督の動向に注目だが、僕は僕で株式会社PLANのアキラである。
好きなサッカーチームはどこ?って聞かれた時に日本代表と言っていたあの時代に戻りたい。
僕が好きだった日本代表のサッカーはなんだったかよーく考えてたら、ポゼッションサッカーだった。
パスで連動しながら崩していき、最後に個人で勝負できる存在の選手がいる。それはやっぱり見てても面白いし、相手からしても脅威になると思う。
だから今回は僕が監督になったつもりで2018年ロシアW杯に挑む日本代表メンバー23人を選出していこうと思う。
GK:川島永嗣/中村航輔/東口順昭
DF:長友佑都/吉田麻也/槙野智章/酒井宏樹/昌子源/酒井高徳
MF:長谷部誠/山口蛍/香川真司/中村憲剛/井手口陽介/長澤和輝/本田圭佑
FW:大迫勇也/乾貴士/岡崎慎司/中島翔哉/原口元気 /金崎夢生/堂安律
まず僕がゴールキーパーとして選出したのは、ハリルホジッチとほぼ同じ3人。
ファーストチョイスはやはり川島になる。経験、対人の強さ、統率力などでまだ彼を上回っている人はいないと思う。
次にディフェンダー。サイドバックは長友と酒井宏樹は今の日本代表に欠かせない存在になる。
豊富な運動量と攻撃参加で攻撃に厚みを増すには彼らの貢献が不可欠。そしてディフェンスリーダーは吉田麻也の一択だろう。
問題は吉田の相方だが・・・。
急成長中の昌子をセンターバックで選出した。FC東京でプレーする森重も迷ったが、怪我から復帰して徐々にコンディションを上げてきている。
次に中盤の選手。
ここでは本田圭佑をMF登録にして7人選出した。経験豊富なキャプテン長谷部は出場してもしなくても大きな影響をもたらしてくれるだろう。
そして香川真司も勿論復帰だ。彼の創造性あるプレーは日本の攻撃を活性化してくれるだろう。むしろ、本田と並んでフィールドにいるだけで相手からしたら脅威だ。
ボランチには井手口陽介は欠かせない存在だろう。これからの日本代表の中盤を支えていく大事な若手だ。三竿も最後の最後まで並んだが、対人での強さと経験で長澤和輝をチョイスした。
ここで僕が大事な一つのピースとして選出したのは中村憲剛だ。
彼はもう37歳になったが、Jリーグでのパフォーマンスは全く年齢を感じさせない。正確無比なパスと強烈なミドルシュートなど川崎フロンターレで見せているプレーは日本代表でも大きな武器になる。ハリル時代にも僕はずっと言い続けていたが、やはり僕は彼を選ばない理由はない。
最後にフォワード。
ハリルが選出しなかった金崎夢生と岡崎慎司を復帰させた。金崎は積極性、そして簡単には当たり負けしないフィジカルを持っていてリーグでもしっかりと結果を残している。
貪欲なゴールへの姿勢は得点の可能性をぷんぷん感じさせてくれて、相手からしたら厄介な選手に違いない。
岡崎も数字でわかるように得点源の一つになれる。所属クラブのレスターでは前線からの守備で相手を撹乱する運動量を生かしている。それは日本代表でも大きな武器になる。
そして、なんでハリルが選出しなかったのか分からないが、オランダで活躍している堂安律は日本代表レベルで活躍できる若手選手だ。
ハリルが右ウイングに困っていたが、堂安が入れば一気に解決する。
逆に、ずっと選ばれていた久保裕也は今回落選にした。一時期ほどのパフォーマンスは見せておらず、前回の海外遠征でもプレー精度の低さを露出していた。
むしろ、今いい調子の選手を選出すると言っていたハリルが、なぜ今年に入ってからの久保を選んでいたのかが不思議でならない。
今ブレイク中の中島翔哉は選んでおきたい。彼は香川の代わりにもなり得る選手でここぞという時のパフォーマンスは目を見張るものがある。
この23人で本大会は戦う事ができると思う。
GK:川島永嗣
DF:長友佑都/吉田麻也/長谷部誠/酒井宏樹
MF:本田圭佑/香川真司/井手口陽介/乾貴士/堂安律
FW:大迫勇也
フォーメーションは4-2-3-1でボールポゼッション型サッカー。
僕が選んだメンバーのポイントは、長谷部のセンターバックと本田のボランチ、そしてサイドのドリブラーである。
長谷部は所属チームではセンターバックもこなすリベロ的存在。選手たちは長谷部が1番後ろにいる事で安心感もあるだろう。
高さだけ警戒して足元がおろそかな選手を起用するのであれば、長谷部で安定感のある試合をするのがいい。
そして、キープ力とパス捌きに優れている本田を真ん中で使う事でパス交換の数も必然的に増える。つまり、DFから中盤へのパス交換がスムーズに行う事ができる。
守備の運動量に少し不安がありそうだが、そこは井手口がカバーしてもらう。本田がダメであれば中村憲剛を出すのもオプションの一つになり得る。
トップ下は攻撃を活性化させてくれる香川真司を使うのが必至になる。本田と香川は横の関係ではなく縦の関係で使いたい。このフォーメーションなら可能だ。
そして、サイドには乾と堂安という中に切り込んでシュートも打つ事ができる選手を置いた。
ここで、大事にしなければならないのがサイドの守備をサボらない選手である、という事である。乾も堂安も所属クラブでは守備を鍛えられてきているので守備に戻る意識が強い。
体力的に疲れてきたら原口や岡崎などポジションをこなせる選手はたくさんいる。
全体が連動して動く事ができて、チームの経験値やバランス的にもいいのではないかと僕は感じる。
これはポゼッションサッカーを意識したフォーメーションであって、縦に速い攻撃を常に狙うハリルサッカーでは試すことのできないフォーメーションだ。
GK:川島永嗣
DF:長友佑都/槙野智章/長谷部誠/吉田麻也/酒井宏樹
MF:本田圭佑/香川真司/山口蛍/中島翔哉
FW:岡崎慎司
もう1つアキラジャパンとしてオプションを持つとしたらフォーメーションを5-4-1にした堅守速攻型だ。
日本が初戦で戦うコロンビア相手であれば、僕はこのオプションを起用するかもしれない。
長谷部をスイーパーの位置に置いた5バック。
攻撃時には両サイドバックが上がり攻撃参加をする事で攻撃に厚みが増すが、その分上下運動の回数はかなり増える。
ただ、日本のサイドバックである長友と酒井であればこのポジションをこなす事ができると思う。
そしてダブルボランチには捌ける本田と出足の速い山口を配置し、攻撃的な中盤に香川と中島というゲームメイクに秀でた選手を配置。
センターフォワードには前線からどんどんプレスをかけれるよう岡崎を配置。
アキラジャパンのプランとしては、岡崎は後半途中で金崎との交代をしたい。90分間ずっと相手DFを追い回せる選手が欲しい。
厳しいと言われているコロンビア戦だが、この戦術であれば真っ向にぶつかるより良い戦いができると思う。
以上が、僕が考えるW杯に挑む日本代表のメンバー、アキラジャパンの戦術である。
他のPLAN社員も大のサッカー好きである。
普段から海外サッカーだったりJリーグをみて分析したり、サッカーに関してはいつも話題になるくらいなので、僕がこんな記事を書いていると必ず噛み付いてくる。
じゃぁみんなは日本代表23人に誰を選出するのかと聞いたら30分間くらい悩んで選出メンバーをドヤ顔で発表してきた。
以下がChickenジャパンのメンバーだ。
GK:川島永嗣/中村航輔/曽ヶ端準
DF:長谷部誠/谷口彰悟/吉田麻也/昌子源/長友佑都/槙野智章/酒井宏樹/酒井高徳
MF:井手口陽介/本田圭佑/中村憲剛/今野泰幸/中島翔哉/乾貴士/堂安律/原口元気
FW:武藤嘉紀/岡崎慎司/大迫勇也/香川真司
GK:川島永嗣
DF:長友佑都/長谷部誠/吉田麻也/酒井宏樹
MF:本田圭佑/井手口陽介/中島翔哉/堂安律
FW:岡崎慎司/武藤嘉紀
Chickenジャパンのフォーメーションは4-4-2のショートカウンター型サッカー。
アキラジャパンと同じくセンターバックに長谷部誠をおくDF陣なのでほぼ同じ。
サプライズとして川崎フロンターレに所属する谷口彰悟も選出している。
選出理由はイケメンはなんだかんだやってくれる。だそうだ。
そして、中盤の左サイドハーフに中島翔哉を起用。そして注目のフォワードは岡崎慎司と武藤嘉紀という組み合わせだ。
指揮官のChichen曰く、岡ちゃん(岡崎慎司)を所属クラブのレスターのように働かせるのが狙いだという事。
所属クラブにはヴァーディというスピードスターがいるが、その代わりを武藤に補ってもらおうという狙いのようだ。
中盤の本田が調子が悪そうであれば、中村憲剛を起用、なんだかんだでどこのポジションもこなす事ができて頑張れる今野泰明がベンチにいるところも注目らしい。
3人を登録しなければいけないGK枠では、ベテランの曽ヶ端を選出し、チームを落ち着ける経験を求めたメンバー。
アキラ指揮官から言わせると、大会中のチームの雰囲気を考えたメンバー構成になっているが、試合中の変化をつけれる選手のオプションは少ないように感じる。
GK:川島永嗣/中村航輔/西川周作
DF:内田篤人/吉田麻也/昌子源/長友佑都/槙野智章/酒井宏樹/酒井高徳
MF:今野泰幸/長谷部誠/遠藤保仁/中島翔哉/柴崎岳/香川真司
FW:乾貴士/岡崎慎司/久保裕也/本田圭佑/大迫勇也/武藤嘉紀/ハーフナー・マイク
GK:中村航輔
DF:長友佑都/槙野智章/吉田麻也/酒井宏樹
MF:柴崎岳/長谷部誠/香川真司
FW:本田圭佑/武藤嘉紀/乾貴士
アキオジャパンのフォーメーションは4-2-3-1でハリルジャパンと同様のスタイルだ。
指揮官のアキオ曰く、ワールドカップまで時間がないので2014メンバーを中心に選出したとのことだ。
中盤に遠藤保仁が復帰しているのを見れば確かにそうだろう。
そして、新監督の西野朗も元G大阪で指揮を取っており、その時に重宝した選手がそれこそ遠藤だった。
しかし、せっかく呼んだにも関わらずスタメンには遠藤の名はない。
試合を締めるという意味合いで起用するということだろう。
本田をワントップに置いた布陣は悪くはないと思う。スピード感には欠けるがウイングの1対1の場面は増えると思う。
そして、時間がなくなったらハーフナーと吉田でパワープレイという策に出るとのこと。
センターフォワードに特化した選手が少し多く感じるが、攻めていきたいというアキオ監督の意思の表れでもある。
セットプレーを蹴れる選手がたくさんいるというのもこのチームの強みか。
GK:川口能活/楢崎正剛/松永成立
DF:相馬直樹/柱谷哲二/三都主アレサンドロ/都並敏史/田中マルクス闘莉王/井原正巳
MF:小野伸二/中村俊輔/中田英寿/ラモス瑠偉/岡野雅行/澤登正朗/礒貝洋光/山口素弘
FW:三浦知良/小倉隆史/高木琢也/前園真聖/城彰二/中山雅史
GK:川口能活
DF:相馬直樹/三都主アレサンドロ/柱谷哲二/都並敏史
MF:小野伸二/中田英寿/ラモス瑠偉/岡野雅行/中村俊輔
FW:三浦知良
フォーメーションは4-5-1だそうだが、戦術は不明だ。
知らないくせに代表を語るなとは本当にこういうことだと思う。
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みなさんがどう思うだろうか?みなさんが選ぶ日本代表23人も聞いてみたいもの。
西野朗監督はどのようなメンバーを選出するのか非常に楽しみである。