ロシアW杯では下馬評を覆すような戦いを見せた我らが日本代表。
ベルギー戦は今大会のベストマッチとも言われています。
「おっさんJAPAN」とも言われた日本代表ベスト16という結果を受け入れて、次の大会までに大きな世代交代をしなければいけません。
という訳で、少し気が早いですが、4年後にカタールで行われる2022年カタールW杯の日本代表メンバーを23人を予想してみました。
ロシア大会では平均年齢が28.3歳とこれまでで一番平均年齢が高かったので、世間では「おっさんJAPAN」などと揶揄されていました。
しかし、大会中はまさにその「おっさん」達の経験が功を奏した感はありましたよね。
惜しくもベスト8を逃した日本代表ですが、4年後のW杯出場に向けて早速チーム作りを開始しなければなりません。
とは言ってもサッカー選手にとって4年というのは凄く大きいというのは言うまでもなく、実質ロシア大会の日本代表メンバーも4年後はほとんどが30歳を超えてしまいます。
僕もそうなのですが、大会前にメディアやファン達が言っていた「若い選手をW杯メンバーに入れるべき」という意見は確かに的を得ていますよね。
けど急遽監督に就任した西野監督からしたら若手を試す機会が十分に無かったことも事実。
全てはハリルホジッチを解任した時期が遅すぎたので日本サッカー協会の責任っていうとちょっと攻撃的になってしまうけど、次のW杯予選は厳しくなりそうな予感がします。
って事で僕が4年後の日本代表を想像して日本代表23人を選出してみました。
代表引退を表明している長谷部誠、本田圭佑、酒井高徳は次のW杯メンバーには基本的に選ばれないと思うので僕も選びません。
僕が選んだメンバーは基本的に「チームの為に走れる選手」・「組織的サッカーに対応できる選手」です。
ロシア大会で日本代表が見せた戦い方は、個人技で打開するというよりはボールを保持してチャンスを伺い、守備では組織的に粘り強く守りました。
つまり、運動量を絶やさずに走り切ることが大事になってくる戦い方でした。
その戦い方で世界に通用したのであれば、プラスアルファが出来る選手を選出すれば幅が広がるかなと。
って事で迷いに迷いましたが23人を選出してみました。結構楽しみな世代でもあると思います。
平均年齢は27.7歳です。
がっつり世代交代とは言っても全員を若い選手にするのは流石に危険です。
各ポジションでベテラン選手がいた方がチームにも締まりが出てくるし、何より試合運びの部分で経験がいきてきます。
前回大会から連続で選出ということになるのは、中村航輔・吉田麻也・長友佑都・酒井宏樹・昌子源・植田直通・柴崎岳・香川真司・大迫勇也・武藤嘉紀の10人。
この中でも中村航輔・柴崎岳・大迫勇也はチームの中心になって欲しいですね。
この中でも僕が注目している代表にふさわしい選手を簡単に紹介します。
まずGKは文句無しで中村航輔かなと。
期待されながら出場出来なかった悔しさをバネに4年後も楽しみな選手ですね。
DFの選出は一番悩みました。
スタメンを取れる取れないは微妙だけど、チームをまとめるベテラン役として長友佑都・吉田麻也・酒井宏樹は選出しておきました。僕はそういう選手って必要だと思うタイプです。
下手したら4年後もロシア大会と同じ布陣になったりしたりして(笑)
そしてハリルホジッチの目って節穴なんじゃないかなって思ってたのが、和製ロベカルこと横浜F・マリノス所属の山中亮輔。
つい最近、トルコ1部のイスタンブールBBからオファーがあった選手です。スタミナ、そしてFKも蹴れる強力な左足は武器になる事間違い無し。
そしてもうひとりの注目選手がFC東京所属の室屋成。
世代別代表には選ばれていましたが、なかなかA代表には選ばれず・・・
クールな顔して激しいプレーを得意とする選手ですが、運動量、スピード、1対1の守備の強さは目を見張るものがあります。
MFには郷家友太と中山雄太を選出しました。
まずは郷家は現在ヴィッセル神戸でプレーする19歳のルーキー。今はあのイニエスタとポドルスキと練習を重ねている選手です。
185cmと大きくて柔らかいタッチを特徴とする選手ですが、何よりめちゃくちゃ走れる選手です。
今はポドルスキに怒られながら走り回っていますが、今のこの環境を生かす事ができれば確実に代表の中心になれる選手です。
そして中山は柏レイソルに所属する21歳。柏レイソルではセンターバックをやっていますが、サイドバックにボランチもこなせるレフティー。
U-21日本代表にも選出され、高さと安定感のあるプレーで高評価を得ました。
ボールタッチも正確で、下の動画のシュートを見ても攻撃センスを感じることが出来るかと思います。
長谷部誠が引退した事で後釜を探す必要がありますが、中山雄太もエントリーできる存在です。
このポジションに関しては比較的簡単に選出できました。
大迫勇也は4年後は32歳ですが、まだまだチームを前線で引っ張れる存在ですし、武藤に関しては4年後もまだ29歳。
プレミアに移籍して確実にステップアップできれば強力なアタッカーへと変貌するかも知れません。
選出されるという大方の予想を裏切って落選してしまった中島翔哉、メキメキと力をつけて欧州で活躍中の堂安律はもっと成長していると思うのですごい楽しみですね。
中島と堂安は代表の両サイドで見たいなと思い選出しました。
そして、ドリブラー枠で伊藤達哉を選出しました。
彼の特徴は言わずもがなスピードのあるドリブル。ドイツリーグでも巨人たちをどんどん切り裂いていくドリブルはテクニックとスピード能力の高さが伺えます。
まだフィジカル的な部分で問題はあるようですが、4年もあれば改善してくれるかなと。
最後にみんな知ってる久保建英。
もう将来確実に日本代表を背負って立つ男です。
今はまだ17歳ですが既にトップレベル。
いずれはあのバルセロナに戻ってプレーして欲しいですね。