グルメ漫画といえば、今も昔も変わらない定番のプロット。「美味しんぼ」に始まり、僕らの世代といえば「中華一番」や「食戟のソーマ」あたりが人気のグルメ漫画だったと思います。
しかし、漫画の多様化が進んだ今の時代、ジャンプで大人気を博した「トリコ」を始めとした「え?それ食うの?」みたいなグルメ漫画も登場しています。
というわけで、今回はサバイバルに役立つのでは?という感じの現実的なものからファンタジーまで、様々なおすすめ野食グルメ漫画をご紹介!
ちなみに僕は、DPZやMonsters Pro Shopで記事を書いている「平坂 寛」さんが大好き。彼の、生き物に対する興味がいきすぎて食べてみたくなるという感覚、すごくわかりますし、僕がトライできない様々な生き物を生態解説から食味まで文字にしてくれる偉業、尊敬しまくってます。
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ある種、今回紹介する漫画は、「生物の味」に興味があるという人なら知的好奇心がくすぐられまくってしまうはず!いや、実際に食べてみたくなっちゃうかも?そんな漫画ばかりですので、ぜひまだ読んだことがない漫画があれば読んでみてください。
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なぜこの記事を書こうかと思ったかというと、僕の「これ食うの?系漫画本棚」にこの1冊が加わったからだと言っても過言ではありません。なぜ今までこの本を知らなかったのでしょうか・・・。
個人的には「ゲテモノ」という言葉はあまり好きではなく、あらゆる食材に対する差別的な言葉だと思っているのですが、ここでは便宜上使わせていただきます。
この漫画は、一般人ならそれを「食べられる」と判断しない生き物を調理し食べる「ゲテモノ食」の漫画です。これは食べられるのか?食べれたとしたらどんな味がするんだ?そんな好奇心を満たしてくれます。
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キャンプ場などで魚を釣って食べると「野生」を感じて幸せになれますが、別に家の近所にだって「野生」を感じられる草花は自生していますよ?
そんな「野食」の最初の一歩とも言える野草ですが、もちろん世の中には食べられない草がいくらでもあるわけです。そんな「野草」を取り巻く、下処理や食味やレシピなど、特定の人には意外と役立つ情報が面白おかしく読めます。
ストーリーもゆる系で面白く、会社をクビになった主人公が「つくしは無料!」ということに気がつくことで進んでいくお話。日常系が好きならハマれます。
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ここで一旦、現実世界から離れましょう。
RPGでは定番となっている「ダンジョン」ですが、ダンジョン内を冒険するときの食事ってどうしてるんですかね?持っていける量には限りがありますし・・・だとしたらダンジョン内で自給自足するのが最強?
というわけで、ゲームでおなじみのスライム状の的や、歩くキノコ的なキャラクターを、なんとか美味しく食べられるように調理しながら、ダンジョンの最深部を目指すという異色の漫画。
しかしなぜか「理にかなってる」説明と、漂うサバイバル感に「納得」してしまうのです。スライムなんて食べたことないのに・・・・・。
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最近ではフランス料理の流行と共に「ジビエ」と呼ばれる野生鳥獣の料理が東京都内でもちょっとづつ認知されてきている感じがしますね。
野生鳥獣を捕獲するには狩猟免許が必要なわけですが、実はちゃんと勉強すれば僕らだって罠を仕掛けたり鉄砲でハンティングに行くことができるのです。
この漫画は、一般人だった著者が狩猟免許をとり、銃や罠猟で自給自足を目指すエッセイ漫画。ちなみに山賊ダイアリーSSは山ではなく海の話なので、厳密には海賊ダイアリー?
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飛行機事故で無人島に降り立った女子高校生達。その中の一人は父からサバイバル技術を伝授された精鋭!
こんな生き物も食べられるの?なんていう、現実世界でも活かせるようなサバイバル情報をイラスト付きで面白おかしく紹介してくれる参考書という側面を持ちながらも、徐々にサバイバーとして成長して行く女子高生達から目が離せない漫画。
原作は、山賊ダイアリーの作者。ってだけで、読んでみたいって思いませんか?
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まあ、僕自身はこの漫画よりも先に作者の小林銅蟲センセイのブログを読み始めてしまったので、まあ察し・・・って感じだったのですが、それにしてもこの料理に対する熱量は素晴らしいと思います。
ある種、今までの「単なる料理漫画」という枠をゆうに飛び越え、サイエンスやフィクションを織り交ぜ、シュールとベタを行ったり来たりするギャグでまとめ上げた、ワクワクが止まらない漫画です。
今回紹介した漫画の中では、最も一般的な料理を扱った漫画ですが、なぜ今回紹介したのかは読んでいただければすぐに理解できるかと・・・。
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多分、グルメ漫画じゃないんだと思います。がしかし!個人的にカテゴライズするならば、グルメ漫画でしょう。
ストーリー自体も大変面白いので「この後どうなるの!?」的なドキドキハラハラ展開を楽しめるのはもちろんですが、道中出てくるアイヌをバックグラウンドにした料理や調理の数々・・・多くの野食ファンの心を掴んで放さない・・・のではないかと!!個人的に思います。
さあみんなご一緒に!
「ヒンナヒンナ!」