朝目が覚めて、出社する前にコンビニやスタバに寄ってコーヒーを買う。もはや、おふろ入る前にトイレに行ったり、ラーメンを食べたらタバコを吸うくらい常習化している日常的な行動なのですが、こういったところを改善することが「節約」に繋がったりします。
1日10円損していたとすれば、1年で3650円。定年まで働いたとしたら、残り約35年ですから、13万円近く損する計算です。これは、あかんぞ!
と言うわけで、コンビニや有名コーヒー店で買えるコーヒーのコスパについて、独自調査してみました。
さーて!各社コーヒーショップの公式サイトにある、ドリンクメニューを開いて、コーヒーの内容量と金額を洗い出して行くぞー!って思ったのですが。
コーヒーの内容量が書いてない!
まじか!!
どう調べても、どっかの誰かがブログなどに書いてある容量が見つかるだけで、それどうやって調べたの?まさか、カップの容量を鵜呑みにしてない?など疑問点が多発。
仕方ありません、各コーヒーショップのお客様窓口に問い合わせて、実際にどれくらいの量のコーヒーが注がれるのかを調査してみる事にします!
※このページは、2018年1月現在の情報です。税抜き表記の店舗は小数点以下の端数を切り捨てて計算しています。
とりあえず、各コーヒーショップの「ホットコーヒー」の量と金額でコストパフォーマンスを比較してみました。ブレンドとアメリカンでコーヒーの量が違うお店の場合は、比較表にはブレンドで掲載しております。
また、公式サイトにサイズの表記がなく、電話での問い合わせが出来ず、メールでの返事が掲載不可と利用規約に書かれているお店や、一般に内容量が公開されていないお店の場合は、実際に僕が買ってきて計測した数値が掲載されていますので、あくまで参考値としてご利用ください。
コーヒー1mlあたりの金額比較表 | ||||
店舗名 | 小 | 中 | 大 | 特大 |
スターバックス | 240ml / 302円 1ml:1.2583円 |
350ml / 345円 1ml:0.9857円 |
470ml / 388円 1ml:0.8255円 |
590ml / 432円 1ml:0.7322円 |
タリーズ | 220ml / 320円 1ml:1.4545円 |
330ml / 370円 1ml:1.1212円 |
440ml / 420円 1ml:0.9545円 |
– |
ドトール | 135ml / 220円 1ml:1.6296円 |
180ml / 270円 1ml:1.5円 |
270ml / 320円 1ml:1.1851円 |
– |
エクセルシオール | 220ml / 300円 1ml:1.3636円 |
285ml / 350円 1ml:1.2280円 |
385ml / 400円 1ml:1.0389円 |
– |
カフェ・ド・クリエ | 140ml / 260円 1ml:1.8571円 |
290ml / 290円 1ml:1円 |
– | – |
サンマルク | 110ml / 216円 1ml:1.9636円 |
160ml / 270円 1ml:1.6875円 |
220ml / 324円 1ml:1.4724円 |
– |
プロント | 143ml / 240円 1ml:1.6783円 |
200ml / 290円 1ml:1.45円 |
280ml / 340円 1ml:1.214円 |
– |
ベローチェ | 150ml / 200円 1ml:1.3333円 |
273ml / 240円 1ml:0.8791円 |
– | – |
コメダ | 150ml / 420円 1ml:2.8円 |
250ml / 520円 1ml:2.08円 |
– | – |
セブンイレブン | 150ml / 100円 1ml:0.6667円 |
225ml / 150円 1ml:0.6667円 |
– | – |
ローソン | 160ml / 100円 1ml:0.625円 |
250ml / 150円 1ml:0.6円 |
300ml / 180円 1ml:0.6円 |
– |
ファミリーマート | 155ml / 100円 1ml:0.6451円 |
220ml / 150円 1ml:0.6818円 |
310ml / 180円 1ml:0.5806円 |
– |
ドリップコーヒー
電話窓口にて、サイトに記載されている容量はカップの容量なのか、内容物の容量なのか聞いたところ、飲み物の種類によって多少の誤差はあるが、目安としてこの容量を入れているとのこと。
電話窓口にて、コーヒーの量を聞いてみたところ「サイトなどでは公表してない」とのこと。教えていただけるかと質問したら「コーヒーであれば教えられる」というわけで教えていただきました。飲み物の種類によって多少の誤差はあるが、目安としてこの容量を入れているとのこと。
ブレンドコーヒー
アメリカンコーヒー
電話してみたら、ブレンドとアメリカンで内容物の量が違うと言うことでした。店舗などによって多少の誤差はあるでしょうが、この数字が目安となっているとのこと。
ブレンドコーヒー
アメリカンコーヒー
エクセルシオールはドトール傘下なので、ドトールに問い合わせた時に同時に聞いてみました。こちらも店舗などによって多少の誤差はあるでしょうが、この数字が目安となっているとのこと。
ちなみにエクセルシオールのアメリカンはメニューに載っておらず、裏メニューらしい。
ブレンドコーヒー
お客様相談室がメールだったため、即レスが期待できないと判断した僕は実際に店舗に行って聞いてみる事にしました。
すると店員さんがあっさりと教えてくれたのでご紹介します。
ブレンドコーヒー
アメリカンコーヒー
サイト上にコーヒーの内容量が記載されていなかったので、電話窓口に問い合わせてみたところ、 飲み物の種類によって多少の誤差はあるが、目安としてこの容量を入れているとのこと。ちなみに、ブレンドのSサイズは販売していない店舗もあるらしいので要注意である。
ブレンドコーヒー
電話窓口が存在せず、メールにて質問をしようとしたのですが、メールフォームの利用規約に「返信内容の一部又は全体を転用二次利用して、ご本人様以外に開示されることは、固くお断りいたします。」と記載されていたので、残念ながら掲載はできません。
実際の店舗に行って聞いてみたのですが、店員さんが「お調べします」と言ってくださったのですがわからず、すぐに答えられると言う人も店舗にいないようでしたので、実際に購入して計測してみたところ、上記のような数値になりました。
ブレンドコーヒー
電話窓口にて問い合わせたところ、コーヒーの内容量は社内ルールとして公表されておらず、一般に教えることは出来ないとのこと。
と言うわけで、実際に店舗で購入して計測してみたところ、上記のような数値になりました。
ブレンドコーヒー
アメリカンコーヒー
電話窓口でサイズごとの容量を聞いてみたところ、店舗などによって多少の誤差はあるでしょうが、この数字が目安となっているとのこと。
通常サイズではブレンドとアメリカンの量が違っているのに、たっぷりサイズになると同じになるのはちょっと面白い点ですね。
ちなみにコメダでは地域によってコーヒーの値段が若干違います。例えばブレンドコーヒーの場合、一般的には420円で販売されていますが、一部地域では400円で販売されています。今回は検証のために一般的な金額である420円で計算しています。
公式のサイト内にコーヒーの内容量が記載されていなかったので電話窓口に問い合わせてみました。セブイレブンはグラム表記で管理しているようです。
また、セブンイレブンの電話窓口では「約150g、約225g」と申されました。多少の誤差がでるという事かもしれません。
公式のサイト内にコーヒーの内容量が記載されていなかったので電話窓口に問い合わせてみました。
公式のサイト内にコーヒーの内容量が記載されていなかったので電話窓口に問い合わせてみました。ファミリーマートはグラム表記で管理しているようです。
Sサイズで最もコスパが良いコーヒーショップはスターバックス。Sサイズで最もコスパが良いコンビニはローソンでした。
Mサイズで最もコスパが良いコーヒーショップはベローチェ。Mサイズで最もコスパが良いコンビニはローソンでした。
Lサイズで最もコスパが良いコーヒーショップはスターバックス。Lサイズで最もコスパが良いコンビニはファミリーマートでした。
値段だけを見ればこのような形になりますが、例えばコメダのコーヒーの場合、コーヒーだけでなくちょっとしたお菓子や、濃厚なコーヒーミルクが付いてくるなどの付加価値が存在します。安さだけを追い求めるのではなく、優雅なコーヒータイムを楽しみたいところですね。
って、コスパを追い求めてこんな記事を書いた僕が言ってみる。