テレビでサッカー観戦をしていると手首にテーピングしているサッカー選手が結構たくさんいるのに気付きます。
サッカー選手なのに手首にテーピング?って思いますよね。
実は僕自身も今でもたまに手首にテーピングを巻いたりしてるんですけど、なんの為にしてるの?って人のためにサッカー選手が手首にテーピングを巻いている理由を説明します。
手首にテーピングを巻くとキック力が上がるって本当!?
ベッカムヘアーなんて言ってサッカー少年だけでなくサッカーをしてない人まで髪の毛を立て始めてしまうくらい影響のあるサッカー選手のファッション。
好きな選手やかっこいい選手がしていることをすぐに真似したくなる気持ちは痛いほど分かります。
僕も最初はロナウジーニョがしてるのを見て単に真似したことから巻き始めました。
でもなんかすごい頑丈に巻いてあるのであれば怪我してるのかな?なんて思うけど、すげぇシンプルに巻いてることに疑問を持った僕は、巻いている何人かの友人に理由を聞きまくると下記のようないろんな理由が出てきました。
なんだよそれwwwみたいな答えが何個かありますが、これ本当に出てきた答えです(笑)
そして、アスレチックトレーナーの人に聞いて見たら基本的には怪我防止の為・装飾品を隠す為・筋肉の力を最大に発揮する為だということでした。
そもそもテーピングって怪我を防止するためのテープですから怪我防止の為って言うのが一番しっくりはきますよね。
サッカーはコンタクトスポーツなので、スライディングで倒されたり、相手選手との競り合いをする場面が多く出てきます。
そういう場面でグラウンドに倒れたりした時の骨折防止だったり、靭帯を痛めないようにする為に巻いているんですね。
次に、装飾品を隠すために巻いている選手。
昔はミサンガ(プロミスリング)文化の国出身の選手もいますので、ミサンガをテーピングで覆うことも許可されていました。
しかし!
今の競技規定ルールではサアクセサリーなどの装飾品の着用は一切禁止されていて、装飾物をテープで覆うことも一切禁止されています。
つまりミサンガをしてプレーすることが出来ないって言うことですよね?
名門バルセロナのストライカーであるルイス・スアレス選手とかミサンガを右手首に着けていることで有名ですが、どうしているのでしょうか?
このようにスアレスはいつも右手首にテーピングを巻いています。
けどこのように奥さんとお揃いの真っ赤なミサンガも右手首に着けています。
ミサンガっていちいち取らないですよね?笑
サッカーしている人なら知ってるとは思いますが、試合前になると審判がすね当てを着けてるか、スパイクのスタッドを見たりとかしますよね。
その時に手首にテープ巻いてる人をいちいち剥がさせて確認するんでしょうか。
バレなきゃいいってことなのでしょうか(笑)
となると、何かしらの効果がないと手首にわざわざテーピングを巻かないですよね。
んでトレーナーが言っていたのが、筋肉の力を最大限に発揮する為に巻くということ。
僕が聞いた話では、手のひらと手の甲が綺麗なアーチになることで筋肉の力が最大限に発揮されると。それを手助けする為にみんな手首にテープを巻いているんだ。としか聞かされていないので少し調べて見ました。
手首の関節の断面図は、手の掌側が凹状・手の甲側が凸状のアーチ形になっております。
凹状の手の掌側には、指を曲げる筋肉の腱や神経があり、手首のアーチ形がちゃんと形成されていれば、筋肉は十分に力を発揮できる等になっています。
然し、前腕の筋肉が張りすぎ、手首のアーチ形が崩れてしまうと、筋肉や神経が途中の骨などにさえぎられ、力がうまく伝達できなくなります。
テーピングで、崩れたアーチ型を矯正すると、力の伝達がスムーズにいくために、スポーツ世界では良く活用されているのです。
引用元:病人目線の病気解説
・・・だそうだ(笑)
難しいことはよくわからないがパフォーマンスの向上には繋がるのは間違いなさそう。
正直、ただのサッカー選手の真似から始まって、今までは怪我防止がメインで、他にはミサンガを隠す為だったり、ゲン担ぎでしか巻いたことがなかった僕は、巻く事によって筋肉に効果があるなんてこれっぽちも知らなかったです。
そしてどうやら手首にテーピングを巻くとキック力が上がるとかいう噂も見つけました。
おそらく筋力に効果があるからキック力が上がるんだということだろうけど、本当にそうなのだろうか(笑)
「ネイマールやスアレスのように手首にテーピングを巻く方法」という動画があったのでそれを参考にして実際に手首に巻いてみました。
筋力を最大限に発揮する為にテーピングを巻く時は基本的に軸足の方(利き足の逆)の手首に巻くのが良いそうです。
レギュラータイプのテープ(白い固定用)か、キネシオテープか迷ったのですが、動画のコメント欄によるとレギュラータイプのテープだということなので僕もそれを使用していきます。
動画によると、手首の外側にある出っ張った骨からスタートするのがいいみたい。
俺だってネイマールみたいに巻きたい!
むしろスタート位置に決まりがあるのだから、本当に効果があるのではないだろうか。
ちょっとテーピングが汚くなってしまったけど、動画によると優しくゆっくり巻くのがポイントです。
特別なことは何もしていませんがきつく締めすぎないようにしました。
何周も巻く必要はなくそのままゆっくり一周巻きます。
動画の中では一周巻いた後にテープ同士が重ならないようにテープ切るのがポイントだと言っていました。
理由としては、テープの上にテープを重ねて巻くと試合中に取れやすくなるからだそうです。
テープは肌にしっかりくっつくので汗をかいてもテープ同士が重なっている時よりは取れにくいんだとか。
自分のテーピングを巻くセンスの無さには驚かされましたがなんとか完成。
ちょっとテープが重なっちゃいましたが、きつすぎずしっかり巻くことができました。
しかし、これで本当に効果があるのでしょうか(笑)
さてここからはボールを蹴って本当にキック力が上がるのか検証してみます。
本当に変わるのでしょうか。
巻いた感覚としては何も変わらないのですが、おそらく声を出すと足が速くなるとかリフトが上がるとか、そのような感覚なのではないかなと思いますが。笑
みなさま、蹴った後の僕の左足に注目してください。
左に何かいたのでしょうか。手首に巻く前はこれくらいの飛距離が出ました。
さて巻いたらどうなるのでしょうか。
不変。
後ろから誰かのプレッシャーがあったからということにしたいですが、ぶっちゃけ飛距離なんて全然変わってません。
むしろ少し落ちてる!?笑
結論:手首にテーピングを巻いてもキック力は上がらない。
※個人差あります。
・・・
最後に、なぜか社長にも撮れ!って業務命令が飛んで来たので撮りました。
けど、なんすかねこれ。
僕と社長のサッカースキルの差が歴然としてますね!
社長の面目を保つために言うと、ダフってしまったんじゃないですか?
あ、手首にテーピング巻いてなかったからかなぁ!!!???