SEOを考えたサイト作りをする際に、一つの検索キーワードに対して、検索意図が二つ、ないしは二つ以上のあると考えられる場合、どうサイト設計すればいいのか?
そんな疑問を持ったことはありませんか?今回は、そんな場合にどんな記事を入れていけばよいのかについて考えてみました。
曖昧キーワードなどと言われたりもする複数の検索意図を持つキーワードの場合、一つの検索意図にめがけて記事を書きます。
基本的に一つのターゲットキーワードに対して、記事は一つにするべきであると考えますが、検索意図が一つに絞れない場合は無理に一つにする必要はありません。
複数の検索意図が考えられるキーワードに対して、それらの意図をまとめた記事を書けばGoogle検索エンジンに評価されると考えがちかもしれませんがそうとは限りません。
読んだ検索者のどれか一つの検索意図に突き刺さる渾身の記事を書くことを目指します。
ターゲットどするキーワードが複数の検索意図を持つ場合、それを網羅した記事を用意すれば、Googleに評価され上位表示されるとお考えの方、ちょっと待ってください。
確かにそういった網羅記事が上位に表示されていた時期がなかったわけではありませんが、今はちょっと違うように感じます。
たとえば「FX 放置」というキーワード(マニアックでごめんなさい)の場合、以下のような検索意図があります。
※FXとは? 外国為替証拠金取引のこと。ようするに為替を売り買いして儲けたいって人がやるもの
みたいに検索意図は見事にバラバラです。
ではこれらの検索意図をすべて網羅する記事ってどうなんでしょう?とてもじゃないけど自然な記事ではないですよね。
FXで儲ける方法と、FXの口座を放置すると強制解約されるのかを一緒の記事で書こうと思ったら、見出しを分けて書けばいいってもんじゃないです。
そのような場合には記事を分ける、もしくは検索意図を絞りこむようなキーワードをターゲットとして記事を書くことが良いと考えています。
それでも、キーワードによっては検索意図を網羅的に書く必要があるケースもあるかもしれません。
例えば、もし仮に検索者が、「30代の男性で20代の彼女ではない女性に誕生日のプレゼントで迷っている人」だったとします。
そんな人が「女性 プレゼント」と検索した時に(そもそもそんなクエリで検索すなって感じですが、、)、40代の女性向けプレゼントを紹介されても「はい?」という感じになります。
しかし、このようなキーワードの場合、検索結果をみてもある程度網羅性のある記事が上位に表示されていることも確かです。
そんな場合、検索キーワードに対する意図を網羅する記事を書かなくてはならないかもしれません。
かと言って、10代から40代の女性、しかも彼女から女友達まで、挙句の果てには選び方やポイントまで説明されたら、なかなか知りたい情報にたどりつけない可能性もあります。
そこで重要となるのが導入文章と目次です。
この記事には年代別や目的別にあなた「たち」が欲しい情報が書いてありますよー!ということをアピールするようにします。
これによって離脱率を下げることにも繋がるでしょう。
本来であればもう一歩踏み込んだ施策が必要であると考えるのですが、ひとまずはそんな感じで考えています。
以上