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あなたは大丈夫?思わず日本人がしてしまう握手の仕方とは?

握手 マナー 仕方

先日、プロサッカー選手のチャリティーイベントに参加する機会がありました。

プロサッカー選手ってサインを求められては握手して、写真撮ったら握手をしてってすごく大変だなぁなんて思っていたのですが、サインを貰ったファンが両手で握手しながらお辞儀しているのを見て、あ!と思いました。

握手ってさりげない動作ですが、ちゃんとした握手のルールやマナーがあるんですよ。

握手の仕方を間違えると相手からの印象がだいぶ悪くなったり、ビジネスシーンであれば仕事を失うこともあります。

ということで、思わず日本人がしてしまいがちな握手の仕方を僕のアメリカでの失敗談と共にご紹介します。あなたは握手のマナー大丈夫ですか??

握手は国際的な挨拶

大学在籍時にIntercultual Communication(異文化間コミュニケーション)というクラスで「握手」についてエッセイを書いたことがあります。

というのもそのエッセイを書くことになったのは、実際に僕がアメリカで握手の仕方が悪いと怒られた経験があるからです。

それがなければ両手で握手をしてお辞儀をしている人を見て、あ!となることはなかったと思います。

実際、日本では挨拶をする際に「握手をする」というよりは「お辞儀をする」方が浸透していますよね。

「お辞儀」というのは体で最も重要である頭を下げることで相手に敵意がないことを表す為でもあります。

そして「握手」というのは、右手を差し出すことで敵意がないことを表す為。

つまり、日本人のお辞儀と欧米の握手はほぼ同じような意味であって別に日本の挨拶が握手に変わる必要はありません。

ただ、国際的には握手の方が一般的ってだけです。

実際に僕が商社に勤めていた時代、海外のサプライヤーと商談をするときは毎回握手で始まり握手で終わるのが普通でした。

握手をすることでお互いが対等な関係である仲間であるということを認識するこの行為で、失礼があっていいとは思いません。

先ほども言いましたが、僕はアメリカで握手の仕方について怒られました。いつの間にか失礼な行為をしていたんです。

日本人がしてしまいがちな握手

ここからは僕がしてしまっていた失礼な握手の仕方を挙げていきます。

もし、こんな握手を今までしていたって人はこの機会に気をつけるようにしてください。

握力の弱い握手

まずやってしまいがちなのが、握力の弱い握手、つまりソフトすぎる握手です。

通常、男性同士であれば力強く握り(強すぎはダメ)相手が女性であれば、相手が差し出した後に軽く握るというのが握手のマナーとなっています。

実は僕、この件でアメリカでの大学サッカーの試合の時に監督に怒られました。

おいお前やる気あんのかと。スタメンから外すぞと。

その時は全く訳が分からず目が点になりました。

いつも通り握手という「形式だけの握手」をしただけですから。

でもその試合後に謝りながら説明してくれました。

監督:「熱くなってたよごめんな。でも日本では握手はあんなに軽く握るのか?それが日本流なのか?悪いがここはアメリカだ。アメリカではそんなソフトな握手はしない。パッション(熱意)がないのと一緒だ。いいか今からアメリカ流の握手を教えてやる。」

その後、握手の練習を10回はさせられました(笑)

この経験があったおかげでエッセイのトピックに”Handshake“(握手)を採用したのは言うまでもありません←

振りすぎな握手

次に握手する時に上下に何度も振りすぎてしまう人はもうそれやめてください。

相手の手をギュッと握ったら1回上下に振るだけで大丈夫です。

国によっては振らない国もあるみたいですが、僕の中では振るというより1回だけグッとするだけの印象です。

僕はこの出会いに感謝してます!!とか、頑張ります!!みたいなアピールしたい人が思わずやってしまう印象。

気持ちはわかるけど、まじでドヤ顔でやってるとダサいのでやめてください。

これはさっき言った監督と握手の練習をしている時にも言われました。

監督:「そう、いいぞいいぞ。あ〜何回も振るな。1回でいいんだ。何回もバウンドさせるのは本当に気持ち悪い。そうだ。その調子だ。」

その後社会人になって実際に海外サプライヤーとの商談の場で激しくバウンドさせる握手を見たことあります。

相手はもちろん苦笑いでした。

もし今まで何度も握手をバウンドさせていた人はすぐにやめてください(笑)

目線を逸らした握手

最後に、一番日本人が気をつけなきゃいけない握手の仕方にお辞儀握手を挙げたいと思います。

お辞儀をするのはもはや日本人の癖ですよね。先ほども言いましたが、お辞儀をするのは何も悪くないと思います。

ただ、握手をする時となると話が別です。

握手をする時はお辞儀をする必要はないです。

なぜなら、握手の時にお辞儀をしてしまうと目線が下を向いてしまいいつの間にか相手から目が逸れてしまうからです。

握手のマナーとして相手の目をしっかり見るようにします。

これも監督に指導を受けました。

監督:「何だアキラ。俺の目を見ろ。俺はそんなに汚い目をしているか?目で訴えるんだ。俺は真剣だと。何も隠していない信じてくれと言うくらいの気持ちで握手をするんだ」

今考えると、このおじちゃんは握手という行為をすごく大事にしていました。

でも、そのおかげでどこに行っても恥ずかしくない握手を覚えることができました。

なんというか、ありがとうラリーさん(笑)

どんな握手ならいいのか

ここまで僕がいつの間にかしてしまっていた失礼な握手を紹介してきました。

正しい握手の仕方なんてマナー講座に行かないと習えないと思うので、握手の仕方を覚えれたのはアメリカに進学して良かったと思える財産でもあります。

失礼にならない握手をするポイントは、

  • 相手の目をしっかり見ながら握手する。
  • 握手する時の力の強さは常識の範囲内で力強く
  • 相手が女性の場合は相手が差し出してから軽く握る
  • 握手は何度も振らずに1度だけ

とりあえず、最悪これだけ覚えていればいつの間にか失礼な握手をしていた!なんてことは無くなるでしょう。

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仕事そっちのけで記事を書いた人

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