全国の受験生・浪人生の皆さん、とりあえずセンター試験お疲れ様でした。
毎年この時期になると僕が受けていた時を思い出してしまいます。
そして急に、「もう1回センター英語を解いてやろう」って気になったのですが9割超えないと罰ゲームを受ける事になってしまいました。
なんかよく分かんないけど、こうなったらもう引き返せないので仕事中に2018年度大学入試センター試験問題の外国語を解いてみました。
僕だって高3の時はセンター試験を受けました。
良い得点を取るために一生懸命勉強しました。
センター試験の受験科目の中で一番自信があったのは英語です。
英語で点数が取れなければ苦手な数学のマイナス分を補えない、そう思っていたほどです。
長所はどんどん伸ばしていくけど短所は基本的に捨てていく性格はこういうところからできたのだと思います。
センター試験1発目の現代社会の時は独特の緊張感で手が震えて上手くページをめくる事も出来ず、鉛筆は落とし、試験中に何もしないという暴挙に出た事もありました。
しかしついに得意な外国語の時間がやって来ました。ここで良い流れを作ってやる気を明日に持ち越していこう。
ん、形式が変わって…る?え、なんでなんで。 |
試験監督「そこまで。鉛筆をおいてください」
(・o・) (・o・) (・o・) (・o・) (・o・)
本番という見えないプレッシャーに負けてしまい112点(200点満点)という今まで英語のテストで取った事もないような点数を叩き出してしまいました。
得意の外国語の試験で流れを掴めなかった僕は2日目の理数科目でもちろん点数を取りこぼし、僕の熱い高3の冬が終わりました。
もういい。たくさんだ。俺は海外の大学に行く。 |
そんなことを急に言いだすもんだから周りの友人たちはびっくりしながらこう言ったことだろう。
「あいつ逃げた。しかも国際逃亡。」
得意科目なのにも関わらずその場の雰囲気にのまれ、ちょっとした形式変更にも対応できないという英語力の弱さを痛感するという傷ついた心を持ったまま僕はアメリカの大学に行くことを決意しました。
誰よりも英語を得意になって日本に帰って来てやるぞと。リベンジしてやるぞこのやろうと。
「センター英語め、ぶっ潰してやる」
先日センター試験が行われていたのは知っていました。
最近英語を話す機会が減ってしまったという事もあって自分の英語力を疑問視していましたし、他の社員も本当に英語できんの?みたいな雰囲気まで出てきていました。
日本に帰ってきてから4年弱ほど経ちましたが、ブログでは英語の記事を書いているし、英語=アキラっていうの欲しいし、そして何よりアメリカの大学を卒業したというプライドがあります。
っよぉ〜し今年のセンター英語今から解くぞ〜! |
8割以下だったら罰ゲームな。 |
ん?(なにやら様子がおかしい) |
いや英語自信あんだろ?そりゃ8割クリアしなかったら罰ゲームでしょ。 |
いいですよやってやりますよ!8割とかぬるいっすよ!9割でいいっすよ! |
おけ。じゃぁツイートしとくわ。 |
っち、淡々と俺のことを面白くしてくれやがってこの人たち。
学生時代に常に持ち歩き、何回も何回も反復したこの英単語帳。
今はこの単語帳を開く頻度はめっきり減ってしまったものの今でもカバンの中に入れてある、お守りみたいなものです。
悪あがきとは言わないけども2018年度センター試験を受験する人へのリスペクトの意味を込めて久しぶりに開いてみました。
・・・こんな単語実際に使ってるの聞いたことないわ |
たまたま見た英単語の意味を忘れていて悔しいだけである。
80分間の戦いが始まりました。
18歳の時の俺とはもう違う。解き始めた瞬間にそう確信しました。
公式とか法則とか、そんなことは一切考えずにただただ自分が経験してきた英語を問題通りに解き進めていくだけとでも言いましょうか。
9年前には無かった、解答欄を塗りつぶす時の絶対的な自信が己の成長を感じさせてくれます。
センター試験英語よ。簡単すぎるぞ。 |
少し怪しいところにだけ印をつけていく戦法で一通り全部の問題を解答。
残りは15分。
9年前の俺は見直しをする時間なんてなかったはず。ところが今となってはどうですか。
15分という膨大な時間を残して、見直しをする時間まであるじゃないですか。
迷った問題も確かにあったけど、俺は強くなったんです。
見直しに15分も必要なかったので←、5分前に筆を置きました。
しかし、久しぶりの試験はやっぱりしんどいものがあります。
これを本番以外にも模擬試験などのいろんな試験をこなしてきた受験生には頭が上がりません。
しかも解いてる最中に「あーなるほどね。」「こんなの①しかないやん」「あかん、③が続きすぎてる!」とかワーワー騒いでましたけど、本番は喋ることすらできないですもんね。
まぁ、そんなこんなでとりあえず外国語の試験は終了。
本当ならここで40分の休憩があるはずですが、体力が余っている僕は速攻でリスニング試験にも挑みます。
僕リスニングは昔から自信が結構ある方なんです。
9年前の試験結果は正直覚えていませんが、満点近かったか満点かどっちかです。
今回も久しぶりに試験形式で解きますが、ここでも己の成長を感じさせてくれました。
問題は普通2度読まれますが、9年前であれば2回目を確認作業に費やしていました。
しかし今となってはどうですか。2回目が必要ないじゃないですか。
つまり、リスニングも間違える自信がありませんでしたね。
隣に座っていた谷口勇太が「おいおかしいだろ」ってくらいの爆音で洋楽をかけ始めてました。
ただの普通の嫌がらせでした。
9年前の僕であれば「谷口音を小さくしたまえ!!」と泣いて怒っていたことでしょう。
ノーダメージ。
もう僕はそんなもので頭の中がごちゃごちゃになってしまうような英語力ではないのだよ。
試験が終わったらすることと言えば、そう自己採点ですね。
筆記試験では9割を超えないと罰ゲームでテキーラショットをする羽目になってしまいます。
さて、気になる結果は・・・
189点/200点!
痛恨の2問ミス。
迷ってないところで間違えてもたw
問題を見直してみると、解答欄を塗りつぶす時の絶対的な自信を持って解答した問題でした。大変悔やまれる、しかも配点がでかい(笑)
まぁいいでしょうとりあえず、9割は突破や!
そして次は得意のリスニングを自己採点します。
リスニングをミスするとアメリカで生活していたというプライドがズタボロになるし、何より会社の人たちに「エセ留学」とか言われそうなので絶対に間違えたくありません。
早速答え合わせしていきましょう。
敗北が知りたい。
すげぇ嬉しいです。
でもリスニングはやはりトークスピードが遅く感じましたからね、満点は硬いなって思ってましたよ←
もうこうなった以上僕から言えるのは・・・センター英語の点数を上げたければ海外に行けばいい(笑)
・・・
あ・・・
ちょっと待って。
もしかして僕・・・
滑ってる!?
(/・_・\)