歯を抜いてから思うようにご飯が食べれず一気に8キロも減量しました。みんなも羨む減量しがち体質のAkiraです。
株式会社PLANは元々喫煙者ばっかりだったみたいなんですが、今ではタバコを吸うのはChickenと私とインターン生の何名かのみ。
禁煙しなきゃしなきゃとは一瞬思いつつも、別に体に異常ないし、サッカー出来てるし、ってな感じで全くする気がない状態。
まぁ禁煙する時は、禁煙日記でも読み始めようと思ってますよ。(–>>みやびの禁煙日記)
今のところ僕は禁煙する気がないので、出社したら会社のベランダに設置されている喫煙所へ行き、作業に煮詰まったら一服、帰宅前に一服、のように日々を過ごしていました。
北朝鮮がミサイルをぶっ飛ばしたある昼下がりのこと。
半田社長:「タバコ吸う人達〜。そろそろ灰皿溜まってきたから捨てるようにしてね〜。」
タバコ吸うのを30歳になった瞬間にやめることが出来た半田社長が急に社長みたいなことを言いだしました。
Akira:「(確かに溜まってきたな…)はーい!」
さぁ、やりましょう。率先してやりましょう!
社員で一番年下の私が活躍できる機会がやってきました。
!?
Akira:「あのー……これどうやって捨てるんすか?わーかんねっす」
タバコを吸っていてタバコの吸い殻を捨てたことがない。
とかそんなことではなくて、PLANの喫煙所に置いてある灰皿は、ペットボトルに水を入れた人工的な灰皿なのです。
いいのか!?そのまま捨てていいのか?そんなはずはないよな…
どうやって捨てればいいか分からず、8時間くらい立ち尽くした結果、社長に指示された日にやらないと言うダメ社員っぷりを存分に発揮しておきました。
しかし、処理すると言った以上やらないわけにはいかない。
ペットボトルを灰皿にしてしまった場合にどう処理するのが正しいのか、そもそもペットボトルを灰皿にしていいのか、Akiraが軽い腰をあげて私なりに調べてみました。
それなんですよねー。まずそこからですよね。
普通の灰皿でいいじゃないかと。
だったら処理するのもめちゃくちゃ楽になるのに…
水が入っているのは鎮火のことがあるからなんとなくわかるけど、なぜペットボトルなのかと。
Amazonやヤマトから毎日のように色々なものが届くこの会社にちゃんとした灰皿がないなんて、絶対に何か理由があるはず。
Akiraは勢いよく会社のメンバーに理由を問いただしましたよ。
Akira:「なんで普通の灰皿じゃないんですか!?なんか理由でもあるんですか?」
半田社長:「んーっとね、なんでだったっけ。忘れたよもう」
ぽん太郎:「なんでだっけ、前はあったよね」
前はあった!?ってことは絶対に何か隠された重大な理由がある!
みやび:「んーなんだったかなぁ」
チックショーーーー!!みんな忘れてんのかよぉ!!
半田社長:「灰皿だと処理する人がいないから溜まってくるからじゃないの?」
おいおい嘘でしょ。
もっと…なんかないかな…それだと今回のペットボトルもどうせ処理しなきゃいけないわけだし、ちゃんとした理y…
結論:株式会社PLANが普通の灰皿ではなくペットボトルに水を入れて灰皿代わりに使用している理由。
それは、
灰皿だと処理する人がいないから。
な、なんてこったい。
当初、PLANには僕を含め、ミヤビ、Chicken、ぽん太郎という4名の喫煙者がいたのだ。そして灰皿も喫煙所にあり、毎日ちゃんと鎮火されたタバコを灰皿からビニール袋に移していたのである。
しかし!ある時、自分では絶対に掃除なんてしないくせにChickenが、「この吸い殻の捨て方、危ないんちゃうん!?」と言ったため、吸い殻は毎日灰皿からゴミ袋に移して、水を少し入れて鎮火し、マンションのゴミ捨て場に移動させる、という方式に変わったのだ。
ここでよく考えて欲しい、「毎日、誰よりも遅くまで頑張って仕事をした最後の人が、灰皿を片付けなくてはいけない」というのは、会社のシステムとして大きく間違っているのではないだろうか!!いや間違っているのである!!
というわけで、喫煙者全員が「自分専用の携帯灰皿を持ち、各自管理する」という方式に変わったのだ。
これで万事解決。と思われたのだが・・・
察しの良い方ならもう気がついていると思いますが、2ヶ月もしないうちにChickenが「あ、ワイの灰皿満タンや、勇太の灰皿に入れさせてクレメンス」となるわけである。そして倍速でパンパンになる僕の携帯灰皿、そうなると僕が今度は「ミヤビニキ!ワイの吸い殻入れせさせてクレメンス!」となる。まさに絵に描いた悪循環!!
そうして、全員の携帯灰皿がパツパツになった頃、僕らはペットボトルという悪魔の器に手を出したのである。
ーーーー解説おわりーーー
なんかすごい理不尽な理由で処理しなきゃいけない気がしてきたけど、私は責任を持って処理しますよ。
でも僕にとっても初めての経験。
とりあえずGoogle先生に確認してみるか。
ふむふむ…いろんな人がペットボトルを灰皿にしてしまい処理に困っているみたいだ。
どんな風にみんな解決しているのだろう?
Google先生に聞いてみるといろんな意見と処理の仕方があったので何個か挙げてみます。
※ゴミの出し方は地域によって違いますのでご注意ください。
いいんですか?そんなことして(笑)
平気でこんな意見が出ていることに驚きです。
というか、各コンビニを回って一本一本捨てていくって意見もありましたよ。
I don’t like it.
楽そうですけど、やりませんよ。
僕はルールは(モラルは)守りたい主義なんです。
え、ペットボトルって可燃ゴミになるの?
ってとこですよね。
少なくとも僕の少ない人生ではこの知識はありませんでした。
ほんとかよと。いいのかよと。
気になってしょうがないので新宿区のホームページで確認してみました。
すると…
なるほど。ふむふむ。ツムツム。
汚れている場合は燃やすゴミに出すことができるわけですな。
でも、リサイクルしなくていいの?ペットボトル自体が中国に輸出されているとかいう情報も前見たことあるけど。。
一応ウェブで調べてみると、清掃工場で燃やされる生ゴミは燃えにくい場合が多いので重油を加えて燃やしているところが多いということ。
焼却炉はダイオキシン対策のため800度以上を維持して燃え続けさせなければならない。
そのために焼却炉を痛めないペットボトルを少し加えることで熱源となり、重油を使わずに済む。
っはぁぁぁぁ、なるほどね〜?←
あっこれが一番いいんじゃないですかね?というか一番聞こえがいいなぁと。
吸殻は燃やすゴミとして処理し、ペットボトルは資源ごみとして処理する。
理にかなっているなって思うし、そもそもそれが本来の処理の仕方でしょ?
僕は新宿区役所に電話して確認し、詳細は管轄の歌舞伎町清掃センターにとの事だったので念のため電話で確認してみました。
やはり、ペットボトルは燃やすゴミでもOKとは言っているものの、基本的にはよっぽど汚れが取れない限りは資源ごみとして出して欲しいとのこと。
確認してよかった。
やりましょう。率先してやりましょう!
さぁ始まりました。
まずAkiraが用意した精鋭たちはこいつらだ。
<用意したもの>
ゴミ袋3枚(吸殻とペットボトルを分ける為)
ゴム手袋(手が臭くなりたくないので)
カッター(100円ショップにて購入;ペットボトルをカットする為)
ざるとボウルセット(100円ショップにて購入;黒い毒水と吸殻を分ける為)
マスク(念の為)
これだけあれば怖いものはないだろう。
さぁ始めよう。
今回は、インターン生で喫煙者のAKIOにも手伝ってもらいました。
はぁ、やりますか…とでも言いたそうな浮かない顔をしてますね。
はい?なんで炭酸?って思ったかもしれないですけど安心してください。
僕も全く分かりません。
調べるとタバコの葉っぱが発酵してしまうのでガスが発生するんだとか。
ただのガスだったらいいんです。無臭であれば構わないんです。
ところが…
臭い!臭すぎる!!
なんとも表現しにくいが、アルコールのようなツーンという感じ。
パンパンに吸殻を入れていたペットボトルは暴れ出します。
もう色々大パニックですよ。
その恐怖映像は、こちらより(笑)
やっとの思いをして炭酸を抜いたら今度はペットボトルをカットしていきます。
中身を出すにはカットをしないとまず無理です。
カッターの刃を短く出してペットボトルに突き刺した後に、刃を長くしてカットしていくとスムーズにカットできます(笑)
ここでAKIOが新たな自分を発見しました。
なんと、ペットボトルをりんごの皮むきのようにカット出来る!!(驚)
真似しようとしてもなかなかできませんよ。
地道な作業ですけどここが大事!頑張りましょう。
ペットボトルの灰皿が臭いのに自分らが臭いみたいな扱いをされて悲しむAkiraと先輩たちにガンつけるAKIO…
臭いよぅぅぅぅぅぅ(泣)
もう夜ご飯食べなくていいや。って決心したら実際に吸殻と液体を分けていきましょう。
ここではざるとボウルが大活躍します。
写真や動画のように吸殻がざるに残るので、あらかじめ用意しておいたゴミ袋に処理します。
蓋が落ちて慌てる一同(笑)
ボウルには黒い液体が残るのでトイレに流しました。
この時に間違っても吸殻が入っていないことを確認しましょう。
吸殻とペットボトルを分けることができたら次はペットボトルを洗浄します。
前述した通り、汚れがついているものは可燃ゴミになり資源ごみでは出せません。
出来るだけ資源ごみで出したいのでしっかりすすぎました。
しっかりペットボトルを綺麗にすることができてAKIOも大満足。
さっきよりも表情が柔らかくなった印象です。
それにしてもなんでさっきから片手だけゴム手袋しているのだろうか。
さぁやっと分別することができました。
吸殻はだいぶ重くなるのでゴミ袋を二重にするといいと思います。
あとは、ゴミ捨て場に行って燃やすゴミと資源ごみと分けるだけです。
AKIOとしっかり確認して処理しました!
ふぅやっと終わりました。
あんなにペットボトルがたくさんあった喫煙所も処理しただけで広く感じます。
お疲れ様です!
急遽手伝ってくれたAKIOには、Akiraからのお礼として半田社長から何か美味しいものをご馳走してもらいましょう!
これだけ処理に手間はかかるわ、臭いは食欲を損なうわなので避けたいところだが、ペットボトルを灰皿にすること自体がダメなのではないだろうか。
個人的な意見としては、子供に後ろからスライディングタックルするくらいダメだと思う。
実際にどんな理由でダメなのか調べてみました。
想像するだけで気分が悪くなってしまいますが、誤飲する可能性に関しては否定できませんね。
大人のニコチン致死量はどれくらいか知っていますか?
吸う前のタバコ2本分で致死量だそうですよ!
しかも、ニコチンは水に溶けやすいので、飲むなんて以ての外ですよ。
つまり僕らが処理したあのどす黒い水は猛毒も猛毒だったわけですね。
ちなみに弊社の社長も誤飲してしまったことがあるとか。
また、子供の誤飲で一番多いのはタバコが絡んだケースみたいです。
タバコを吸わない人などタバコに何の関係のない人まで誤飲してしまって命を落とすケースもあります。
誤飲は誰にでも起きうることですから、まずペットボトルを灰皿にするのはやめましょう。
色々調べたり電話して聞いたりしていて納得したのがリサイクル業者の観点について。
先程は吸い殻の入ったペットボトルは燃やすゴミで処理できますと記述しましたが、それを知らずに吸い殻が入ったまま資源ごみとして出す人もいるとのこと。
通常ペットボトルのリサイクルは粉砕機に投入するのですが、粉砕機に投入する前に中身が入っていないことを必ず確認するそうです。
もし中身が入っていたら?
仮に吸い殻が入っていれば、わざわざペットボトルを切って中身を取り出し、洗浄までして粉砕器に投入するんだとか。
しなくてもいいことをやらなきゃいけない時の面倒臭さは分かりますよね。
そんなことをさせますか?
私たちがいらなくなったゴミを回収してくれて、資源として活用しようとしてくれる方々に迷惑をかけるのはやめましょうよ。
今回のような処理をしなきゃいけないって考えるだけで迷惑極まりないんだろうなって。
吸い殻は燃やすゴミ、ペットボトルは資源ごみ!
ルールを守ればいいだけのこと!ねっ!
今回は処理することができたけど、毎度毎度、今回のような処理の仕方をするのはどう考えてもめんどくさすぎる!仕事に支障が出てしまう!
ペットボトルを灰皿にするのはもう絶対にやめよう!とAKIOと誓うと同時に、こんなに臭くて黒くなるもの吸ってるとかちょっと無理だわ〜と禁煙の一歩手前まで来ることができました。
それにしても、灰皿…何かいい方法はないのか…
!!
そうだ、作ってしまえばいいじゃないか!
どうせ作るならPLANらしい物を作ろう!
そう考えたAkiraはあーでもないこーでもない言いながら、デザインを練りました。
次回!!
Akiraが仕事そっちのけで、PLANのみんなのために一生懸命作成した灰皿をみなさんに公開しようと思います。
果たしてうまく作成することができたのか?
みんなは喜んでくれたのか?
乞うご期待!
Adios!!