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【聖地巡礼】初めて野宿をしてみたらとんでもなく辛かった件

みなさん、聖地巡礼ってした事ありますか?

アニメや映画などの作品の舞台となった場所を聖地として、実際に聖地を訪問するアレです。

やってみたかったんですよね。

実は、先日観た感動的なドキュメンタリーがありました。

その作品の1つのシーンで主人公が怪我した足を引きづり、雨風を凌ぐために河川敷の橋の下で野宿をするシーンがありました。

ここだ。

という事で、「聖地巡礼」と題して初めて野宿をしてみたらとんでも辛かったので皆さんにシェアさせてください。

なんで野宿するの?

つい先日、普段は僕の隣に座っている広報部の谷口勇太が、『150km徒歩旅』と題して、銚子市からオフィスのある新宿まで徒歩で出社してきました。

「なんでそんなことを急に実行したのか」とかはとりあえず今は置いておくとして、その徒歩旅は1つの感動的な作品となりました。

その旅の様子はツイキャスでほとんど配信されていたのですが、リスナーの1人として閲覧していた社長アキラにとって勇太氏が河川敷で夜を越すしかなくなった2日間が胸に深く刻まれました。

その模様は、勇太氏本人が備忘録としてブログを書いていますので以下よりどうぞ。

銚子市の犬吠埼から東金経由で新宿!150km徒歩旅の備忘録

弊社の大事な社員を雨風から守ってくれた河川敷とはどんな場所なのか。

その河川敷がなければ、彼の徒歩旅は完走できていなかったからも知れないわけです。

そこの河川敷、聖地巡礼しようか。

いいっすね行ってみたいっす。え、でも野宿するの?

まぁそうなるな。勇太が生き延びた場所だもんな。

まじ!?野宿とかしたことないっす!1日くらい大丈夫か。なんか楽しそうっすね!

なおさらいいじゃん。お前も俺と同じ思いを一回経験しとけよ。

って事で、勇太氏が色々と救われた河川敷を聖地巡礼し、社長と一緒に初めての野宿をすることになったのです。

初めての野宿に出発

というわけで、ドキドキワクワクな初めての野宿に出発します。

ぶっちゃけ1日だけだし、しかも1人じゃなくて社長もいるし、足も別に痛くないし、余裕でしょって感じです。

河川敷に着いたら、寝れないかも知れないし酒飲んで酔っ払って爆睡しようぜって冗談をゲラゲラ笑いながら出発の支度をします。

勇太氏から実際に使った大量のバッテリーをレンタル、ポケットWi-Fiを持ち、配信用の自撮り棒、会社にあった寝袋をリュックの中に詰めて出発します。

1日だけだし、これくらいで十分です。食料とかは現地調達ってやつです。

これから徒歩旅しながら外配信したいって人は、これまた勇太氏が徒歩旅を配信したい人向けにしっかりと記事でまとめてくれてるので下よりどうぞ。

初心者必見!徒歩旅をキャスやニコ生で外配信する装備や道具と豆知識

さぁ出発しましょう!!

出発から10分

会社を出てすぐに、気がつきました。

図らずとも雨なのです。

あの勇太氏が河川敷で過ごした日は、台風が接近していたこともあり雨風がひどかった。

その状況を社長とアキラも体験できようとしているのです。

雨風がひどく、足も痛いので移動もできず、飯もロクに食べれないくらいの苦しみを我々も体験する。素晴らしいではないですか、まさに聖地巡礼の醍醐味。

とりあえず、僕らはお腹空いたので吉野家で牛丼でも食べてから行くことにしました←

すごく美味しかったです。

新宿三丁目〜篠崎駅

同僚の勇太氏は、痛い足を引きづる様にしてなんとか河川敷まで辿り着きました。

徒歩旅1日目からずっとみていた社長や僕を含むリスナーからしたら、あんなに元気だった勇太氏が徐々にテンションが下がり、重い荷物を背負って、足が痛々しいけど頑張って歩いている姿に勇気をもらえる!そういうシーンでした。

でも、我々は河川敷の最寄りまで電車で行こうと思います。

勇太氏が背負っていたリュックの重さの半分の重量で、しかも会社から一番近い新宿三丁目駅に着いた瞬間に弱音を吐く姿を見よ。

勇太氏がいかに力持ちだったかが分かると思います←

電車に揺られること40分ほどで篠崎駅に到着しました。

駅から聖地の河川敷までは約2kmの道のりです。

正直、社長に「タクシー乗ろう!」って言おうかと喉元まで言葉が来ていましたが、なんとか理性と今回の目的を思い出し踏みとどまりました。

篠崎駅から河川敷(高架下経由)

今から河川敷までのたった2kmを歩くだけなのにこの表情です。

こんなの勇太氏に見られたら怒られるのに違いありません。

そして僕らもツイキャスで配信しながら、その歩みを進めます。

勇太氏は、自分が苦しい思いをした思い出の場所で社長と僕が野宿するのをお酒のつまみにすると意気込んでいました。

あいつは歩くの大変だったけど俺らは楽勝だからな(笑)

2キロも歩くんすよ?もう足痛いっす。

アキラ、アキレス腱大丈夫!?

もうギシギシいってるっす!!

とかそんなこんなで勇太氏をいじりながら前へ進みます。

反対車線沿いに行くと、例の高架下がある。

そう、ここは勇太氏がギブアップをしかけた場所である。

リスナーの我々からしたら高架下も1つの聖地です。

実際に行った時はもう真っ暗で何が何だか分からなかったので翌朝同じ場所で写真を撮りました。

そうそう、ここここ!!

確かに雨だけだったらここで凌げたかもしれないが、風が吹いたら一気に雨が吹き込んでくる、そんな場所でした。

足が痛い勇太氏からしたら、とりあえずここで休むしかなかったんだよな・・・(泣)

聖地巡礼できています。

篠崎駅から河川敷

最初に高架下に行った際は辺りが暗かったものの、なんとか聖地巡礼をひとつ完了した2人はコンビニを目指して歩き始めます。

大量のお酒とつまみを買うためです。

初めての野宿

本日は河川敷にて野宿をする予定ではありますが、僕らは足が疲れている訳でも明日も歩いて帰らないといけない訳でもございません。

大体5kg分くらいのお酒とおつまみを購入してまた歩みを進めます。

初めての野宿

本当に周りに何もないので、勇太氏が1人でここを歩いたのかと思うとゾッとします。

しかし、ついに勇太氏が「ここなら死なずに済む」って思った河川敷に到着したのです!

河川敷に到着

ついに、聖地の河川敷に到着しました。

率直な感想を言います。

ここで俺ら何してるの?

この想いは口には出さないようにしてたのですが、ついつい出してしまいました。

とりあえず、何もすることないので(←)乾杯します。

酔っ払いすぎて川に飛び込んだりしないように、社長は800円もするヘパリーゼも飲んでいました。

ここで寝れるのかな?って不安からこのまま朝まで飲んじゃいそうだよねって会話まで飛び出します。

いや、これさぁ・・・何する?何話す?笑

まぁ一応・・・トランプ持ってきましたけど・・・(笑)

持ってきたはいいが放送に適さないのである(笑)

でもまぁこういう会話が出てしまうくらい、やることがなくなってしまいます。

僕らは、2人でいるから「話す」って行為が出来ますけど、勇太氏は1人だった訳ですから本当に何をしてたんだろうってレベルです。

河川敷到着から1時間後

なんだかんだでお酒は進み、リスナーの皆さんと楽しく会話をしていたらあっという間に時間は過ぎていきました。

橋の下を吹き抜ける風が少し強くなってきたこともあり、半袖ではいられないなってくらい寒くなってきました。

でも、今その寒さを解消するのはパーカーとお酒しかありません。

僕らはゲイバーでよくお酒を飲むので、お酒が進むとすぐゲイバーの話になってしまいます。

途中、本気で野宿よりもゲイバーの方が楽しそうって思ってしまっていた自分がいたことを正直に告白します。

僕はゲイではありませんよ!!(多分社長も違う)

河川敷到着から2時間後

ゲイバーに本当に行くのか行かないのかまだはっきりはしませんが、とりあえずお酒おつまみリスナーの皆さんがいるお陰で時間はあっという間に過ぎていきます。

株式会社PLANが「配信」というものを開始してから、とうとう野宿をすることになるとは想像もしていませんでした。

ツイートにも書かれているように、高級マンションの一室でスタートして今は河川敷です。

快適なマンションから居心地最悪の河川敷です。

ん、待てよ?

酔っ払ってるからか、ここの河川敷の居心地はそんなに悪くないように感じるぞ!?

あれ、これ今夜普通に寝れるな。

河川敷到着から2時間30分後

お酒で体はポッポしてますが、実際結構ヒンヤリした風が体を直撃します。

河川敷の居心地は別に悪くないですが、正直な気持ち言っていいですか?

どっちかって言ったら帰りたいです。

寝袋用意したけど背中は固いし、風が顔に直撃して風邪引きそうだし。

あんなに買ったお酒もほぼ無くなって来たところで、ある感情が浮かび上がります。

お腹空いた。

もう気分はお酒飲んだ後にシメでラーメン食べたい!みたいなあの感覚になっています。

でもよく思い出してください。

聖地巡礼で勇太氏と同じことを体験しよう!って事でこの河川敷に来てるんです。

勇太氏はこの河川敷にいる時は足が痛くて動くことすら出来なかったはず・・・

勇太氏ならどうするか一生懸命考えました。

動くのめんどくさいから出前を取ろう!」ってことで0時過ぎに出前をやっている店を探しましたがなかなか見つからず・・・。

って事で・・・

平常な脚を使ってマクドナルドに来ました←

リスナーに「飯テロやめて!」って言わせてしまうくらい、たらふくテリヤキバーガーセットを平らげました。

すごく美味しかったですw

河川敷到着から3時間30分後

美味しいマクドナルドを食べて流石にお腹いっぱいなので本拠地(河川敷)に戻って来ました。

結構酔っ払ってるし、なんだかんだで配信も盛り上がってるので眠気はありません。

まだ酒あるなら飲もうぜ。

焼酎のボトルはまだありますよ。

お前ら本当に朝まで飲むやつじゃねーかwww寝るんだったら早くしないと・・・

正直僕はこの時点で、早く寝ないといけない理由なんて分かりませんでした。

だってどうせそんなにぐっすり寝れないんだろうから、朝まで飲もうが飲ままいが一緒でしょって。

だから僕らは配信を続けました。

リスナーの皆さんが夜遅くまで配信に付き合ってくれて、配信の延長に必要なコインとかを沢山くれるので素直に嬉しかったです。

河川敷到着から4時間30分後

とか言ってなんだかんだ野宿しますけど、翌日は普通に出社なので寝ることにします。

仕事のパフォーマンスに影響を及ぼしますからね←

5時間くらい寝てしまえば今日の疲れも吹っ飛ぶでしょう。

おやすみなさい!!

翌朝(河川敷到着から6時間30分後)

目を瞑って5分もしないうちに薄々感じてはいたんですけどね・・・

んまったく寝れない!!

僕ね、どこでも寝れるタイプなんですよ。

平気で図書館で寝るし、授業中も起きてたことの方が少ないし、電車の中でも平気で終点まで乗り過ごすし、サッカーのフィールド上で練習後に寝ちゃって変な焼け方しちゃったくらいどこでも寝ちゃうんです。

ところがどうですか。

一睡も出来ないではありませんか!!

約2時間くらいですかね、寝返り打ったり、耳を塞いでみたり、音楽を流したり、寝袋にすっぽり入ってみたり・・・

何にも効果がありませんでした。

なぜなのか?

あまりにも周りが気になり過ぎるんです。

気が張りすぎてしまうんです。

まず寝るときに一番最初に気になったのが川の水の音

癒し効果があると言われている川の水の音ですが、この場所はあんなマイナスイオンたっぷりの音なんかありません。

なんでなのかは分からないのですが、排水溝かなんかに流れてきた川の水が当たるのか、コツコツコツコツってヒールを履いた女の人が歩いているような音がするんです。

したらどう思います?

人が来たと思うじゃないですか。

普段自分が寝てる場所に知らない人なんていないんだから寝れる訳ないですよね?

(アキラ、大丈夫だ、あれは水の音であって人ではない

コツコツコツコツ・・・・・・

(んだよ、さっきよりうるさいなー)

って目を開けると・・・

あ゛ぁん本物の人がいるぅん!!!

ずーーーっとこの繰り返しです。

というか、この河川敷がここら辺の住民にとって散歩コースなんですよね。

走っている人がいたり、歩いている人がいたり、急に真横で体操する人がいたり。

いったい何時に起きてるんだこの人たちは。

意味もなく、「もっと寝とけよ」とイライラしてきます。

そして勇太氏が言っていた言葉を思い出す訳です・・・

(回想)寝るんだったら早くしないと・・・

そういう事だったのか!!

先駆者や経験者が言うことには耳を傾けなきゃいけないのに調子に乗ってしまい痛い目を見ています。

「1日くらい大丈夫」とか今思えば馬鹿みたいな発言です。

それでも寝なきゃ寝なきゃと目を瞑ります。

やっぱり気が張って寝れそうにありません。薄く目を開けます。すると・・・

ハトA:「クルックゥ」

あ゛ぁぁハトぉん!!!!

ハトB:「!?(バサバサバサバサ)」

あいつらなんか食べようとしてたな・・・クソォ。寝れねーよー!!!

背中は固くて痛いし・・・

寝るという行為と格闘する事1時間くらいでしょうか。

びっくりすると思うんですが、10秒も寝る事が出来ませんでした。

本当に全く寝れなかったんです!!!

え?社長ですか?

社長は「おやすみ」って言った後60秒もしないくらいでイビキかいてぐーすかぐーすか寝てましたよ。

アキラが考える寝れない要因

  • 川の水の音が女の人がヒールで歩いている音に聞こえる
  • 水の音だと思って油断すると本当に人が歩いている
  • 散歩している人にイライラする
  • なんだかんだで虫が怖い
  • 猫やハトが水とか食料を狙っている気がする
  • 寝袋では下が固すぎて背中が痛い
  • そもそも寝顔を見られるのが恥ずかしい
  • 周りにあるもの全部が敵に見える

アキラが考える社長が寝れる要因

  • 単純にどこでも寝れるタフさを兼ね備えている
  • アキラがいるし、後は任せた的な妙な安心感
  • 金髪

帰路に着く

1日くらい余裕で野宿できると思っていたら、10秒も寝れないというまさかの現実にうなだれる僕。

隣で社長はスヤスヤと寝ている。

このまま朝の9時とかまで後4時間以上待つのか・・・?

いや、それは絶対に嫌だ!!

どうせ、その時間に起きて帰るってなっても満員電車に揺られてしまう。

満員電車なんか大嫌いだから、電車で帰るのであれば人が少ない朝早い時間がいいに決まっている!!

ちょっと!何寝てんすか!行きますよ!!!帰りますよ!!!

ん、早いな。アキラ、寝れた?

寝れてねーわ。早めにここを出ましょう。

おはようございますの配信をしながら駅まで向かうことにします。

どうせ寝れないだろうと予想していた勇太氏は、すぐにツイキャスにコメントをくれました。

最初から分かってたのでしょう。お前らに野宿など出来る訳が無いと

出来なかったのはアキラだけであるwww

寝る前の配信からおはようの配信まで、どうせこんなことになるだろうとずっと起きていたらしいです。

さすが経験者www

このまま福岡まで歩くか、なんてボケをしたのが必死。正直あまり記憶はありません。

このツイートを勇太氏がしてくれて、本当に電車が楽しみでした。

だってやっと寝れるから(ドヤッ)

電車の中の揺れって心地いいですもんね。

そのまま高尾山とかまで乗り過ごすんじゃないかみたいな心配もしていたくらいです。

ところが神様はまだ僕に試練を与えてきます。


僕の寝れないイライラはピークに達します。

電車に乗って20分くらい経つと1つだけ席が空きました。普通なら年上で立場も上の社長に席を譲るのがセオリーです。

でも僕は譲りませんでした(真顔)

社長の顔は見てません←

やっとの思いで新宿に着きましたが、時刻はまだ朝7時前

会社にはソファもあるので会社で仮眠取ればいいや!ってことで早めに出社することにしました。

ふざけんじゃねぇぞ・・・

神様って本当に意地悪なんだなって思いました。

でもしばらくすると、社長が会社の建物の鍵をカバンの中からたまたま見つけてくれたので会社になんとか入る事が出来たのです。

が・・・


んもう!寝ないで仕事するわぃ!!

初めての野宿をしてみて

今回、聖地巡礼と題して勇太氏が雨風を凌いだという河川敷まで行き、社長と初めての野宿をして来ました。

率直な感想を言います。

もう二度としたくないです。

だって寝れないんですもん(笑)

自分があんなに気が張って周りを気にする人間だとは正直思わなかったです。

デリケートな一面を持ってるんだなってそう思いました。

人に関してはとにかく怖いし、ハトでさえ敵になりますからね。

そんな訳ないのに、全ての視線が僕に注目されているような、何か狙われているような、そんな感覚になった訳です。

もう野宿なんてしなくていいですし、したくありません。

それまでは野宿とか意外と出来るし、いざとなったらそこらへんで寝れるって思ってた人間なので、このような結論に至って野宿を経験する事が出来て良かったと思っています。

あんな環境(笑)の中で雨風を凌ぎ、無事完走した谷口勇太のサバイバル力というか、メンタルというか、なんかとにかく脱帽です。

僕は改めて、家の大事さ、普段何も気にせず寝れる環境に感謝して、これからの人生を全うしたいと思います。

というか、家が無くならないように一生懸命仕事しようと思います。

あ、僕のことを一生野宿に誘わないでください。キャンプでさえも少し考えさせて頂きます。

よろしくお願いします。以上、初めて野宿をしてみたらあまりにも辛かった件でした。

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仕事そっちのけで記事を書いた人

I want to share interesting things with you! I like to study many things such as languages, different cultures, and sports, etc... Enjoy with me!!つまり、宜しくお願いしますってこと。

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