お店で発酵させたバンズ、お店でミンチにしたパティ、そんなコダワリが意識高い系に評価されている第3のハンバーガーショップ事「the 3rd Burger」が、西新宿の大ガード下に開店したので行ってきました。

実際に食べてみた感想、そしてこの「the 3rd Burger」は本当に、第3のハンバーガーショップと成り得るのか、個人的な感想ですがここに書いていきたいと思います。

the 3rd Burger(ザ・サードバーガー)とは?

 the 3rd Burger 新宿大ガード店 店内

これまでにない、体が喜ぶハンバーガーを作りたい。バンズは発酵から焼き上げまで店内で。パティはブロック肉で仕入れて店内でミンチ。野菜は厳選素材を店内でカット。本当にフレッシュなハンバーガーが、ここにあります。

引用:サードバーガー公式ホームページ

the 3rd Burgerのホームページのコンセプトには上述した内容が書いてあります。

要するに、マクドナルドに代表されるファーストフードとして始まったハンバーガーは、安いよりも美味しいものへと需要が変化し、表参道や吉祥寺などのこだわりハンバーガーショップへと移り、その過程で高額するぎるという代償を伴ったわけで。

うますぎるハンバーガーを手に取りやすい価格で」という感じなのがこのthe 3rd Burgerの売り方なのかな?と思います。

巷で増える3rd◯◯系のお店

最初に「第3の・・・」という言葉が多くの人に浸透したのは第3のビールだと思いますが、飲食店に関するならやっぱり「第3のコーヒー」ことブルーボトルコーヒーではないでしょうか?

まあこの、サードウェーブ系なんて言われるのは、カルフォルニア発祥であり、日本人の感じる第3の感じとはちょっと違うかもしれませんが、コーヒーに関していうなら以下のような感じ。

ファーストウェーブ

安価で手軽なコーヒーが登場、コーヒー豆が大量生産されて流通も成長し、全家庭でコーヒーが飲める時代の到来。

ハンバーガーでいうならマクドナルド登場かな?海外だと、一般過程でもハンバーガーが食べられてたそうだし、そっちがファーストウェーブかもしれないのですが、日本で最初といえば、やっぱりマクドナルドだと思う。

セカンドウェーブ

スタバやタリーズといった大手のコーヒーチェーンが世界中へ浸透。やたら「美味しいコーヒー」がもてはやされた時代

ハンバーガーでいうと、「もうマックじゃなくて、オシャレな店舗じゃね?」っていうのがセカンドだろうか?いやむしろ、フレッシュネスやモスバーガーもセカンドウェーブに入ってしまってるのだろうか?

個人的にはファーストフードからグルメバーガーへの変化が、セカンドウェーブだと思っています。

サードウェーブ

入れ方とかにこだわったコーヒーの提供。コーヒーに関して言えば、日本の喫茶店はそもそもサードウェーブに入るわけで、ブルーボトルコーヒーがもてはやされてるけど、名古屋のコメダとかもサードウェーブっていう話。

ハンバーガーに関して言えば、最初に「俺がサードウェーブだ!」と名乗りを上げたのがこの「the 3rd Burger」です。

何がすごいって、コーヒーに関して言えば、周囲の人間が勝手に「ブルーボトルやコメダは第3のコーヒーショップだ!」って言い始めたのに、このサードバーガーは「俺こそが第3のハンバーガーショップだ!」って自己宣言したところ。

この挑戦的な感じ、嫌いじゃない。というわけで行ってみる事に。

というわけで、the 3rd Burger 新宿大ガード店へ


実はここ、僕の通勤経路。

ここには、もともとマクドナルドがあって、そこにthe 3rd Burgerができるっていう、なんだか胸熱な展開。薄い本とか書けてしまいそうな予感。

まあともかく、完成開店を待ち望んだわけで。

店舗のデザインやコンセプトは秀逸

ルンバ風のアラーム

木目調の店内、なんだかロハス的な雰囲気が漂うお店のデザイン。スムージーとかヨガとか好きな女子が集まったりするんだろうなと思ったら、案の定メニューにもスムージーがあった。やるな!

なんていうか、店内の様子も「ツボ」を押さえた感じが絶品。思わずMacBookを開いて、力強くエンターキーを叩きたくなる雰囲気。

隠れ家的というよりはミーハーな感じ。スタバってオシャレだよね!アップルストアってオシャレだよね!ロンハーマンってオシャレだよね!っていう層のツボをしっかりと抑えた店内。

小物類もいい感じ、特に僕が注目したのは、上の写真にもある「番号札」。モスやマックでは紙っぺら一枚で済ませるのに、まるで小型のルンバみたいなコイツが渡されます。

しかしよぎる不安!「コレ、ジャスコのフードコートみたいに鳴るんじゃね!?」。しかし、バイブレーションするだけ、ほっと一安心。こういう気遣いも、僕みたいな意識低い系がこういうお店を利用するときに助かります。

ラインナップも豊富で意識高い感じが良好

メニューのラインナップも、店内同様「意識高い系」の好みのツボを、しっかりとどころか、ツボに指がブッ刺さるんじゃないか!?くらい押さえた内容。

クレソンバーガー、エダマメビーンズバーガーと、他のファースト系ハンバーガーショップでは見られないラインナップ。そしてドリンクにも定番のコーラやオレンジジュース以外にも、凍頂烏龍茶とかまである。

そして、スムージーも充実のラインナップ。でもスムージーって本来ハンバーガーとか食わずに飲むものでは!?と思うのだが、まあその辺は無視しよう。

店舗によってはアルコールの提供もある。ハンバーガーといえばビール!この熱い思いを叶えてくれるのは実に嬉しい!

>>the 3rd burgerのメニューはコチラ

ダブルバーガーのレギュラーセットを実食

ダブルバーガーのレギュラーセット

さて、メニューが到着。今回注文したのは、パティが二枚使われたダブルバーガーです。単品で税込638円、今回はレギュラーセットにしたので合計で税込1135円です。

吉野家の牛丼が今の価格で並盛り380円ですから、約3杯食べられる計算です。

まあコーヒーも飲めるし、この金額が高いかどうかはなんともいえませんが、ハイエンドハンバーガーの中では、まあまあリーズナブルな値段かな?

メニューの再現度と肉感がグッド!

ダブルバーガーのレギュラーセット

ハンバーガーといえば重要なのが、メニューに載っている写真と実際に到着したときの仕上がり具合。マクドナルドなんて、女友達の紹介してくれた女の子の写メと実物くらい違っているわけで。

the 3rd Burgerの「写メの盛り具合」は許容範囲。モスバーガーのクオリティには多少劣るかなといった感じですが、食欲の湧く感じは合格といって良いでしょう。

そして気になるのが、自家製バンズと、店舗でミンチしたパティの具合。とりあえず、迷わず一口かぶりつく。

バンズは柔らかく、もったりと口の中に漂う感じ。そしてダブルバーガーにしたからか、とんでもなくジューシーな肉感が口の中を幸せにします。

まるで、静岡にある「さわやか」のハンバーグをパンに挟んで食べている感じ。コレはなかなか素晴らしい。しかし、折角こだわって作られたバンズの存在感が皆無!

脇役としてはまあまあ良い仕事をしていますが、それにしても存在感を消しすぎですね。ただ、パティの「食ったった感」はあるので、満足度は高めです。

ポテトが残念

残念なのはポテト。グルメ系ハンバーガーの系譜ということで、ポテトは「ホクホクの皮付きか!?」なんて想像をしていたのですが、出てきたのはマクドナルド系のシルエット

揚げたてなので、サクッとした食感は良かったのですが、偶然マクドナルドで揚げたてが出てきたときと変わらないクオリティ。グラム数まではわかりませんが、マクドナルドのMサイズポテトが270円でthe 3rd BurgerのMサイズポテトは320円。

個人的には、モスバーガーのようなポテトの方が良いなあと思いました。the 3rd Burgerのポテト、決して不味くないのですが、店舗の雰囲気やコダワリ感を押し出したコンセプトにしては、少々拍子抜けです。

個人的なthe 3rd Burgerへの感想

さて、記事のタイトルにもあるように、「the 3rd Burgerは第3のハンバーガーと成り得るのか?」ということですが。

個人的には、このクオリティと、この店舗のデザインやコンセプトが、全国的にチェーン展開されたとして維持されるのであれば、第3のハンバーガーショップになり得るのではないかと感じます。

窓際の席には、しっかりと使用可能なコンセントが配置され、椅子も長居して大丈夫な柔らかめのクッションが使用されていますから、ノマドワーカーたちの「おしゃれな仕事ぶり」もこのお店なら実現できます。

隣の席との距離感も比較的広々としており、窓から差し込む太陽光も開放的、かといって明るすぎず「おしゃれな飲食店」を体現するレイアウト。

味も提供スピードも申し分ありませんし、メニューも豊富です。

しかし、残念なのは、有無を言わさず感じる「第3のハンバーガー感」が無かったところでしょうか。

コーヒーの場合は、家で飲むコーヒーとも、スタバで飲むコーヒーとも、全く違った奮起と味わい、例えばサイフォン式のコーヒーを機材ごとテーブルに持ってくる演出など、サードコーヒーたらしめる感じが存在していました。

コーヒーの味のわからないバカ舌な人でも、サードウェーブなコーヒーショップは「第3のコーヒーショップ感」を味わえるのです。

しかし、「第3のハンバーガーショップ」こと「the 3rd Burger」は、味の違いのわかる人にしかサードウェーブ感が味わえないのが残念なところ。

ファーストフードでもない、個人経営のグルメバーガーでもない、そんな「第3のハンバーガーショップ」を目指して、今後とも頑張っていただきたいと勝手ながら思っております。

仕事そっちのけで記事を書いた人

生粋の物販系アフィリエイター。月間収益たった30円からスタートし、気がつけば会社になるほどまでにサイトが成長。今はピントルの編集長として質の高いコンテンツを量産中。

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