本日3月21日は国民の祝日の1つですが、何の日か知っていますか?
そう、「春分の日」です!春分の日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日のことを言いますね。
ではもう1つ問題です。
この「春分の日」は英語でなんて言うか知っていますか?
なかなか難しい問題ですね(笑)
正解は”Spring Equinox Day“(スプリングイクイノックスデー)と言います!
この”Equinox“という単語はなかなか使わないですが、ちゃんとした深い意味があるんです。
ということで、季節の節目を表す「春分の日」「秋分の日」「お彼岸」の英語を少し紐解いていこうと思います。
先日、アメリカ時代の友人とチャットをしていて、「今週は水曜日が祝日で休みだから1週間が早く感じるかもね〜!」とかいう、たわいもない話をしていました。
すると、友人が「何の祝日なの?」と聞いてきたのでこう答えました。
It’s Spring Day.(春の日だよ。) |
そうです、僕は「春分の日」の単語を知らなかったのです(笑)
ウェブで検索してから友人に伝えると、「あぁそれな!」って言われました。
「春分の日」は英語で”Spring Equinox Day“(スプリングイクイノックスデー)もしくは、”Vernal Equinox Day“(バーナルイクイノックスデー)と言います。
しかしこの”Equinox”って単語、初めて聞いたぞ・・・。
調べてみると”equinox“は、”equal”(イコール)の派生語なんだそうです。
“equal”とはつまり「等しい」という意味ですね。
そして、”equinox”の意味を英和辞書で引くと「昼夜平分時」という意味なんだとか。
ふむふむなるほどね・・・?
んと、分からん(真顔)
初めて聞いたんですけど←
調べてみると、昼夜平分時とは昼と夜の長さがほぼ等しくなることらしいです。
あ、なるほど!!!
春分の日も秋分の日も、昼と夜の長さがほぼ一緒になる日と言われていることを思い出してください。
昼と夜の長さがイコール!つまり・・・
昼夜平分時!!(ドヤッ)
“equinox”の昼夜平分時の事を分点とも言います。
分点(ぶんてん、英語: equinox)とは、天球上で天の赤道と黄道とが交わる点、および、太陽がこの点を通過する瞬間のことである。分点は2つあり、春と秋にそれぞれ通過する。
引用元:weblio辞書
つまり、”equinox”は春と秋と2つあるので、春と秋の2つで言い方を分ける必要がある訳です。
なので、春分の日は”Spring Equinox Day”ですが、秋分の日は英語でなんと言うでしょうか?
正解は・・・
秋分の日は”Autumnal Equinox Day“(オータムナルイクイノックスデー)です!
秋だからといって”fall”と言ってしまった人は惜しかったですね!
「春分の日」や「秋分の日」になると「お彼岸」という言葉をよく聞きますが、ついでに英語も覚えてしまいましょう。
お彼岸とは、春分と秋分を真ん中の日として前後各3日を合わせた各7日間のこと。
つまり、1週間は「お彼岸」ということです。
そんなお彼岸も”equal”の派生語を使用して”equinoctial week“(イクイノクシャルウィーク)と言います。
簡単にいうと、分点の前後3日間ずつの平等な週って事ですな。
どうですか?
春分の日に関連する単語は全て”equal”から派生した単語だということが分かりました。
結局、単語を覚える時ってこのように派生した単語を覚えていくほうが効率的で覚えやすいですよね!
話は戻って、色々調べてから友人に”Spring Equinox Day“だよって説明したんですが、友人の反応は、「あぁなるほどね」程度。
「え、そっちではこんなこと言わないの?」と聞いたら、友人は「言わないことはないけど、わざわざそんな言い方はしない」と言っていました。
ネイティブの友人は”the first day of Spring“(春の1日目)という言い方をするそうです。
しかも、日本では祝日としてお休みになりますが、アメリカでは休みにならないとのこと(笑)
日本に生まれてよかった←