毎年、多くの被害者を出す災害といえば「花粉」である。まさに、ここ数年の人類の歴史は花粉との戦いの歴史と言って差し支えないだろう。
技術は戦争の中で成長するとよく言うが、まさに花粉との戦争により人類の科学は成長しすぎてしまい、2018年ついには物質変換を行うことができる錬金術すらも我が物にしてしまった。神の領域に足を踏み入れてしまったと言うわけである。
そんな、進化しすぎた花粉対策グッズについて紹介したいと思う。
※筆者は高卒低学歴の花粉症とは無縁の健康優良不良少年です。科学的な事とかは漫画で得た知識しかありません。ノリと勢いで書いた記事なので、重箱の隅を突かれると泣きます。
とりあえず、今回紹介したい二つの超科学のようなアイテムはこの二つ。
明らかに最初の村では売ってもらえないアイテムである。
船を手に入れて人魚の力で海に潜れるようになった後、海底神殿の奥深くに眠るボスを倒した鍵で開けられる扉から、さらに階段をおりた牢獄の「ただの屍」の横にある光った床の上で「調べる」をすると発見できる、みたいなアイテムだ。
にも関わらず、この錬金術マスクはロフトで3枚入り1080円で手に入る。1枚あたり360円である。
1996年の『ファミ通』で、ドラクエの生みの親である堀井雄二氏が1G=100円と話していた。つまりこの花粉を水に変える事ができてしまう錬金術マスクは1枚4Gでお釣りがくることになる。
最初の村「アリアハン」で買うことができる「ひのきの棒」が5G。使い捨てマスクと比較するには使い捨ての道具・・・「薬草」が8G、「キメラの翼」に至っては25Gである。
国家錬金術師が錬成陣を書いた錬金マスクがたったの4G?
奥さん!お買い得だと思いませんか?今ならなんと、後2枚ついてたったの10G!今から10分間、オペレーターを増やしてお待ちしております。
ってな具合ですよ。
まあ、僧侶に装備させると回復力が向上しそうな「花粉を浄化する癒しのネックレス」は210Gくらいします。とは言っても、どうのつるぎ(100G)と、たびびとのふく(150G)を買うよりも安いんですけどね。
とりあえずドラクエ3の話はここまでにして、現実世界で本当に販売されている進化しすぎた花粉対策グッズの話に戻しましょう。
現在の価格はコチラ |
参考:Yahoo!ニュース
台湾のウェアラブルデバイス開発製造のIBLE TECHNOLOGY社が生み出した「花粉を浄化する癒しのネックレス」こと「アイブルエアビーダ(ible Airvida)」。
なんか、バーチャロンとかアーマードコアを連想させる会社名とギア名ですが、世界初の本格的なウェアラブル空気清浄機を作ったメーカーとして世界中で話題となってます。
ついにここ日本でも輸入代理店が決まって、ロフトなどで販売が開始されました。
メーカー曰く、この充電式ネックレス(デバイス)の両端から発せられるマイナスイオンが、顔の周囲の花粉やPM2.5などの有害微粒子に付着することで重たくして地面に落とすと言う仕組みらしい。
シックハウス症候群をもたらすようなホルムアルデヒドなどの物質は「分解」して無害化すると言う機能まで搭載されているとのこと。
分解!?マジデ?
僕世代(1980年代生まれ)の人間だと、マイナスイオンってあの腕に巻くラバーバンド的な奴のイメージが強すぎるし、そのあと「マイナスイオンは嘘でした〜」みたいなのに愕然とした経験とかもあるし・・・・・。
ところで、マイナスイオンって何?
現在の価格はコチラ |
参考:DR.C医薬
個人的には癒しのネックレスよりも、この錬金術マスクの方が大本命。
いいんですか?
僕知ってますよ?
錬金術って等価交換なんですよね?花粉なんてどうしようもない価値しかないものを、水と言う生命の源なんかに変えてしまったら、左足を持ってかれる程度じゃすまないのでは?
しかもこの錬金術マスク、通常の3枚入り1080円のものは錬成陣的に花粉を水に変えることしかできませんが、ハイグレードタイプ(4枚入り4320円)はマジですごいです。
国家錬金術師の資格を持った人が錬成陣を作ったのでしょうかね?なんと花粉だけじゃなくてハウスダスト(ペットなどの動物やヒトの皮屑(フケ)、カビ、ダニ、 および細菌などが混ざったもの)すらも水に変えてしまうそうです。
これには錬成陣なしで大丈夫な金髪のガキもびっくりです。
って言うか、ハウスダストには人の皮膚とかも含まれているんですけど・・・まさかこれ、悪い錬金術師たちの罠で、マスクをつけた瞬間に僕ら自体が水になっちゃうなんてことありませんよね?
ちゃんと、ハウスダストに含まれてる人間の皮膚と、実際に僕たちを形作っている人間の皮膚を分けて、悪い方の皮膚を水に変えてくれる錬成陣が敷かれているんですよね?
信じてますよ?