「うわ!もうこれ水割りじゃなくてストレートだよ!」っていう濃さのお酒が出てくる事、居酒屋で飲んでいるとよくある出来事かと思います。反対に「なにお前水みたいな酒飲んでるんだよ!」みたいな会話も1度や2度じゃないはず!
この境界線ってどこにあるんだろう?
水はどの瞬間から水割りになり、水割りはどの瞬間からストレートになるんだ?あれ?水とお酒の境界線ってどこにあるんだろう?そんな素朴な疑問に応えるべく、実際に飲み比べながら調査し泥酔してみました。
調べてみると、ウイスキーを炭酸水で割ったハイボールは、ウイスキーと炭酸水を3:7で割るみたい。ってことはこれよりウイスキーが少なければ水(炭酸水)であり、これよりウイスキーが濃ければストレートなのか?いや、でもそこには微妙な境界線があるはずだ・・・。
焼酎の本場である鹿児島から颯爽と現れたアキラに質問してみた。
「焼酎の水割りってどこからなの?」
どうやらアキラの地元では焼酎の水割りは大きく分けて3種類あるらしい。
まあ、酒の量が多い方が男らしい!っていう土地柄が伺える。
ってことは、男割より濃ければストレートってことなのだろうか?いやでもあの焼酎を飲むことがかっこいいという地域の話だぞ?これ男割がもはやストレートみたいな罠なんじゃないか?
とにかく謎は深まるばかり。99.9%水で0.1%を酒にしたとして、それを飲んだ人間は「酒だ!」っていうのだろうか?いや、おそらくそれはないだろう。どの辺りから「水割りだ!」ってなるのか?
仕方ない、ここは我々調査隊が行くしかない!
というわけで、勇太とアキラの二人でこの「酒と水の境界線」を調査することにしました。
しかし、調査中に泥酔してしまうとメモを撮り忘れたり、どんな感じだったか忘れてしまって記事にすることができない可能性が示唆されたので、ニコ生で配信しながら調査にあたることにしました。
これなら、飲んだ時の感想を言葉にして残せるから、後日記事にするときに助かるだろう!ってことで。
用意したのは以下のもの
ウイスキーは炭酸水で割ってハイボールにして調査し、焼酎は水と割って水割りの調査をします。勇太はウイスキーを担当し、アキラは焼酎の調査を担当することに。
アルコール度数の違いが怖いぜ!
調査方法はいたってシンプル。
5ml刻みで、徐々にお酒と水の比率を変化させていって、どの瞬間からお酒がアピールしてくるのかを探す。それだけ。
手前にある軽量スプーンは5mlなので。これでお酒をビーカーに注ぎます。
さて、それでは調査結果を報告していきましょう。
ただの液体です。 |
うーん。まあ、炭酸水だよねw |
匂いは居ますね。あ、飲んだ時に鼻に抜ける香りはすごい!水割りを飲み終わった後の氷が溶けておかわりを待ってる時の味です。これ。まあ水ですね。 |
お!やっぱウイスキーは色が出ますね!匂いもする!うーんでも、味は居ないな・・・。ただの炭酸水だな。 |
あこれまだ全然水だわ。水すぎて飲むのが辛い。お腹が張ってくる。焼酎はアルコール度数が低いので、その辺りも影響してきそうです。 |
だいぶウイスキーの色だ。味はハイボールなんだけどアルコール感がなさすぎる。まだこれ全然水だわ。でも徐々にハイボールになりかけてる気がする。 |
おお、ちょっと焼酎っぽさを感じてきた。 |
これで、ハイボールの半分の量か。あ、結構ハイボールな感じする!お店に入って一杯目でコレが出てきたら、ここの店のハイボール薄いな!って思うのかも。今瀬戸際だと思う!ここが境界線かも! |
うわあ!急にきた。急に焼酎がきた!でも「水割り」まではまだ遠いです。これはお酒とは言えない薄さですね。水です水。 |
あ、完全にハイボールですコレ。薄さはあるけど、これは完全にハイボールとして認識できる味。ここからハイボールに認定します。 |
あ、こぼしちゃった。酔っ払ってきてるのか?まさか。でもまだこれは酒とは言えないなぁ。 |
あ、うん、これ完全にハイボールですね。飲みにくさまでハイボールだわこれ。 |
さっきのは焼酎感が急上昇したのに、完全に停滞してます。さっきのから変わってない。これまだ全然水だな。焼酎選手完全にスランプだわ。 |
もうこれびっくりするくらいハイボールだよ俺の。こっからは、どの辺りからウイスキーのストレートになるのかを調査する感じになるね。 |
うーん。なんか全然なんだよなぁ。ああでも、お酒が苦手な人は飲めないような味だと思うから、これはもう境界線の上にいるのかもしれない。キャバクラとかで気を使って作ってくれる弱めのお酒がこれくらいかも? |
あーもうこれすごすぎる!まだハイボールだけど、こんなに濃くしなくていいよ!って感じのハイボールだよこれ。ウイスキーがグイグイくる。 |
美味しい美味しい!やっとこれ、水割りっぽさが出てきたかも。 |
濃いめのハイボールにしても濃すぎるわこれ。なんならもうこれ、結婚式みたいな「お残しバケツ」がないと死の可能性があるぞ。 |
あ、やっと水割りに足突っ込んだ気がします。今までは、焼酎ぽい水だったのが、水っぽい焼酎になりましたよ。 |
えーっとですね。もうこれ、ウイスキーですよこれ。僕のハイボール。もうウイスキーになっちゃってると思いますよ?多分。 |
あ、水割りです。なんなら急に、結構キツく感じます。これ、次行ったら原液って重ちゃうんじゃないか?ってくらい濃く感じるんですけど。なんでだろ。あーでも、うんまだ水割りか・・・。 |
あーもう飲み込みにくい!ちびちび舐めるように飲みたい!あーこれすごいわ、一回一回飲み込むのにめっちゃ力いる。 |
うん、完全なる水割り。これ、僕がいっつも飲んでいる水割りの濃さがこれですね。一応この検証動画を見ながら編集している勇太さんにコメント残しときますね「これが、いつも飲んでる、焼酎の水割りです」 |
俺の方は、匂いがもう、原液のウイスキーとほとんど変わらない。ああもう酔っ払って意味わかんなくなってきた。 |
匂いは完全に焼酎の原液って感じです。でも、まだロックにはなってないかな。あくまで「水割り」って感じです。 |
完全にウイスキーなんだよな。もうこれ俺調査する意味あるのか?もうギブアップ寸前だぞ?酔っ払い具合も。なんかね、この濃さから「罰ゲーム」の味になります。これ。 |
濃い水割りって感じで、全然進まなくなってきた。 |
コップに入っているウイスキーを別のコップに移しかえてるだけのような・・・・・。 |
あっ!焼酎!水割りじゃなくて焼酎だ!焼酎!!7:3からもう焼酎だわ。これ水割りじゃないわ。ぎゅーーんってきたわ。 |
もう喉が燃える! |
もうだめだ、今が何杯目なのかもさっぱりわからなくなってきたし、椅子から転げ落ちたし。とてもじゃないけど調査を続けられる状態じゃない!!この酔い方はやばいやつだ!!
もう、今自分が何をやってるのかさっぱりわからんくなってきた!
でもとりあえず、お酒と水の境界線はわかったぞ!
ウイスキーは
焼酎は
という事でした。
ちなみに、次の日はとんでもな二日酔いが待ってました。
だんだん泥酔していく僕とアキラを見てやってください。