どーも半田(@handa_plan)です。僕には、旅行業界でお仕事をしている友人がいるのですが、日々横柄なお客様の対応に追われているそうです。
そんな友人の、お客様に対するささやかな抵抗の話が、個人的にとってもツボだったので紹介させてください。
みなさんが普段様々なサービスを利用しているかと思いますが、どんな態度でそのサービスを受けているでしょうか。
まさか「金を払っているのはこっちなんだから」なんて高慢な気持ちを態度に出しちゃったりなんかしていませんか!
実はそんな態度を取ることで、悪意を感じることのない思わぬしっぺ返しを食らってるんですよってことをお伝えしておきましょう。
これは新幹線の座席を手配する時に使われる抵抗です。
もし仮にあなたが僕の友人に「いいからさっさと座席押さえろよ」なんて言ってしまおうものならそれはそれは大変な目に合うでしょう。
瞬く間にあなたの座席は団体客の隙間に入れられてしまいます。下手すれば同じ団体客に出来てしまったわずかな隙間を埋める役割をになってしまうかもしれません。
同じ満席の新幹線でも、知らない人同士で埋められた席と、団体客に挟まれる席ではどちらが静かで快適に過ごせるでしょうか。
ゆっくりと体を休めるつもりだった新幹線の旅が、あなたの心ない一言によって台無しになってしまうかもしれません。
これは主に飛行機の座席を手配する時に使われる抵抗だそうです。敏感な人には怒られそうなのですが、僕自身悪意を持って書いているわけではありません(笑)
もし仮にあなたが僕の友人に「あーはいはい、え!?あーそうだよ。ちゃんとやっといてよ」なんて言ってしまえば、たちまちあなたは日本を揺るがす重大な責務を負うことになるでしょう。
それが「赤ちゃんの刑との旅」です。飛行機を頻繁に使う方で敏感な方ならもうお分かりですよね。
そう、あなたの隣には赤ちゃんを抱えたお母さんお父さんが座っているのです。その旅はきっと赤ちゃんによる癒しいっぱいの旅となるでしょう。
少々泣いたり叫んだりすることもあるかもしれません。しかし今この少子化の進む日本だからこそ、あなたの笑顔で思いっきりあやしてあげましょう。
子供の声が騒音だとかいう理由で保育園が出来ない、そんなやりきれないニュースが流れる昨今だからこそ、絶対に子供を嫌がったりしないでください。
サービスを提供してくれる人に横柄な態度をとっちゃう人って、そういう時にも腹を立てがちなんじゃないでしょうか。
間違っても赤ちゃんにもそんな態度取ってほしくないですよね。だって赤ちゃんにはなんの罪もないのですから。
店員さんに横柄な態度をとってしまう人というのは、自分が相手を嫌な気分にさせてしまっていることに気が付いていない場合が多いようです。
では店員さんに悪い印象を与えてしまう人と、そうでない人にはどんな違いがあるのでしょうか。
極論を言ってしまうようですが、やっぱりこれが一番大切なのではないでしょうか。
たとえば横柄な態度としてありがちなのが「タメ口」。僕はタメ口がすべてダメだとは決して思いません。要は言い方です。
「さっさと持ってこいよ」と「なるべく早くもってきてもらえるかな」。同じタメ口でも大分違いませんか。
結局は接してくれている人に対して感謝の気持ちや思いやりが大事だということです。
僕自身、飲食店やコールセンター、証券営業など多くのお客様と接する仕事をしてきましたが、タメ口がどうとかよりも、やっぱり思いやりを感じるかどうかだと感じました。
もちろん、こちらがいくら思いやりを持って接しても、信じられないような接客をする方がいるのも事実です。
でも、だからといってそれに反応していては、結局それが回りまわって自分に返ってきてしまうような気がするんです。
腹が立っても決して相手にはそれをぶつけない。そんな生き方がしたいなぁと思う今日この頃であります。