iPhoneやAndroidのスマホに装着て使用できる魚眼レンズですが、様々なメーカーが多様に商品を出しており、値段もピンキリなのでどれを選べば正解なのか迷ってしまいますよね?
で今回僕が購入した「MPOW MFE4」というスマホ用レンズのセットなのですが、180°撮影できる魚眼レンズと、ケラレの発生しない広角ワイドレンズと、接写できるマクロレンズの3つがセットになって1500円前後という圧倒的な安さで売られていました。
「安物買いの銭失い」という言葉が頭をよぎりましたが、安さにつられて購入してみたところ、非常に高性能でクリアな写真が取れることに驚きました。
まさに最強のスマホ用レンズ!
というわけで、今回はそんなコスパ最強と言えるスマホ用の外付けレンズ「MPOW MFE4」について詳しくレビューしますので、スマホ用の魚眼レンズや広角レンズを探している人は是非参考にしてください。
魚眼レンズ特有の「曲がった写真」がiPhoneやAndroidなどのスマホで簡単に取れるとあって、人気のスマホ用魚眼レンズですが、「魚眼レンズ」以外にも「広角レンズ」や「マクロレンズ(接写)」などのスマホ用レンズも存在しています。
ちなみに、今回紹介する最強の外付けレンズ「MPOW MFE4」には以下の3種類がセットになっています。
あなたが必要としているレンズは、魚眼レンズではなくて広角レンズだったりするかもしれませんよ?まずは簡単に、それぞれのレンズの違いについてご紹介しますので参考にしてください。
こんな感じの写真が取れます。
一般的に180°以上の画角があると広角レンズではなく魚眼レンズと呼ばれます。
しかし、大抵の場合は「ケラレ」と呼ばれるレンズの写り込みが発生してしまい、円形の穴から覗き込んだような写真になってしまうため、ケラレを嫌う場合はケラレの発生しないタイプの魚眼レンズを選ぶ必要があります。
とにかく超広角な魚眼レンズ(フィッシュレンズ)だけで良い!という人は、238°という超超超広角な魚眼レンズにも関わらず、ケラレが発生しない「Bengoo 238°」がおすすめです。
Bengoo 238°についてはコチラの記事で詳しくレビューしていますので、ケラレの無いスマホ用の魚眼レンズを探している人は参考にしてください。
魚眼レンズよりも画角を抑えつつワイドアングルで撮影できるレンズが広角レンズです。上の画像のような写真が撮りたい場合は、魚眼でなく広角レンズで十分です。
以外と多くの人が「私が欲しいのは魚眼レンズじゃなくて広角レンズだった」という場合が多いです。
ちなみに広角レンズも魚眼レンズ同様にケラレが発生しやすかったり、どうしてもケラレが発生してしまう広角レンズというのも存在しますが、今回紹介する「MPOW MFE4」に含まれる広角レンズはスマホに装着して使用してもケラレ無いので安心してください。
上の画像のような写真はマクロレンズで撮影されています。
スマホのカメラアプリでは、被写体に近づきすぎるとピントが合わないため接写することはできません。しかし、マクロレンズを搭載すればこのような写真も撮影することが可能となります。
現在の価格はコチラ |
僕がスマホ用の外付けカメラレンズの中でも最強だと思うクリップオンレンズ「MPOW MFE4」について、実際に使用した感想とともに、どのように撮影できるのかや内容物の詳細についてご紹介します。
MPOW MFE4の初期バージョンは、割としっかりした箱に入って販売されていたようですが、ここ最近はこんな感じのダンボールに入っています。
チープですが・・・大事なのは中身ですから!
蓋を開けると、英語で書かれた取り扱い説明書と3種類のレンズが出てきました。
レンズを持ち運ぶ用の袋も同封されていました。
レンズの裏面にはカバーがありません。この辺りはまあ、低価格なスマホ用のカメラレンズならどれも基本的にこんな感じなので、あまり気にしません。
使用方法は非常に簡単です。スマホのカメラを外付けレンズで覆うように被せるだけです。
クリップは非常に強固な作りとなっており、レンズを取り付けたスマホを振り回しても落ちることはありませんでした。
もちろん、インカメラ側にも搭載可能です。
しかし、スマホ用のケースによっては使えない(ケラレが発生する)場合もあるので注意が必要です。特に、カメラ周辺を覆うようなタイプのケースとは相性が悪いです。
「広角」っぽいイラストが描かれています。
【公式の商品解説】
広角レンズを選ぶ場合は倍率にも注目しておきましょう。広角レンズは倍率が低い方が大きい範囲の写真を撮影することができます。0.36倍のレンズにより、風景や建築物などの大規模な範囲の写真撮影だけで無く、パーティーや家族写真などの撮影にもびったりです。
iPhone 7に取り付けるとこんな感じになります。もちろん、内カメラ(インカメラ)でも使用することができます。
通常のカメラで撮影するとこんな感じの写真ですが・・・。
先ほどと同じ場所から、同じ景色をMPOW MFE4の広角レンズを使用して撮影したら、こんな感じの写真になります。
画質はレンズのせいじゃなくてスマホのスペックのせいなので勘違いしないようにしてくださいね!
魚眼レンズ(フィッシュレンズ)の名前の通り、魚のイラストが描かれているので間違える事なく手に取れます。
【公式の商品解説】
約180度の範囲での画像を撮影できます。180度魚眼レンズは、強い遠近効果で魅力ある写真に仕上げます。人間の目では観ることが出来ないフィッシュアイ・被写体・角度によっては面白い写真が撮れ、被写体上部からの撮影も不思議な効果が出てきます。
iPhone 7に取り付けるとこんな感じになります。もちろん、内カメラ(インカメラ)でも使用することができます。
通常のカメラで撮影するとこんな感じの写真ですが・・・。
先ほどと同じ場所から、同じ景色を、先ほどもご紹介したMPOW MFE4の広角レンズを使用して撮影したら、こんな感じの写真になります。
さらに、先ほどと同じ場所から、同じ景色をMPOW MFE4の魚眼レンズを使用して撮影したら、こんな感じの写真になります。
画質はレンズのせいじゃなくてスマホのスペックのせいなので勘違いしないようにしてくださいね!
デジカメのマクロモードや接写モードといえば、今も昔も「チューリップ」のアイコンですよね。これもまた、間違えて手に取る確率がへる良い工夫だと思います。
【公式の商品解説】
約20倍の撮影倍率で、昆虫や花などの微細なものを撮影すると、幻想的で繊細な写真を撮れます。また、透明なキャップを追加し、わざとフォーカスすることが必要ないです。透明なキャップを被写体に近づけてピントが合うことができ、簡単に接写できます。
iPhone 7に取り付けるとこんな感じになります。まず使うことはないと思いますが、内カメラ(インカメラ)でも使用することができます。
通常のカメラで撮影するとピントが合わず、こんな感じの写真になってしまいますが・・・。
先ほどと同じ場所から、同じ景色をMPOW MFE4のマクロレンズを使用して撮影したら、こんな感じの写真になります。
画質はレンズのせいじゃなくてスマホのスペックのせいなので勘違いしないようにしてくださいね!
スマホ用の外付けレンズの選び方としては、以下のような点に注意すべきです。
上述した5点の全てを満たしているのがこのMPOW MFE4なのですが、なぜこの5点が重要なのかを、ここから簡単にご紹介します。
まずはクリップの安定性です。クリップが安定しないと、撮影中にレンズが落ちて割れてしまう可能性もあります。
「MPOW MFE4」の旧型モデルである「MPOW MFE1N」ではこのクリップの性能が悪く程評価だったのですが、改良版となった「MPOW MFE4」はクリップに新機軸を採用し、完璧な状態となりました。
広角や魚眼特有のレンズの写り込み「ケラレ」問題もポイントです。
180°の魚眼レンズにケラレが発生してしまうのは仕方ないですが、広角レンズでケラレが発生してしまうレンズは選ばないようにしなければいけません。
スマホ用の外付けレンズの中には、ケラレを嫌って大口径にしたレンズも存在していますが、装着時のバランスが悪かったり、重量が重すぎて不便だったりとデメリットが多いです。
何と言っても価格です。 中には魚眼レンズだけで5000円近くするスマホ用のレンズもある中で、「MPOW MFE4」は魚眼レンズ、広角レンズ、マクロレンズの3種類が入って1500円前後という圧倒的な低価格を誇ります。
レンズを使ってみると、以外と「自分好みのレンズ」というのが出てきます。
一見すると複数のレンズが1つにまとまったオールインワンタイプや、クリップに様々なレンズをつけられるタイプが便利そうに思えますが、これは実は非常に不便だったりします。
「MPOW MFE4」は、それぞれのレンズが独立しているため、頻繁に使うレンズだけを持ち歩けるというのも非常に大きな利点となります。
上述した5点の全てを満たしているのがこのMPOW MFE4なのです。
現在の価格はコチラ |
ちなみに、魚眼だけあれば良いぜ!っていう人は、「Bengoo 238°」の方がおすすめです。
「Bengoo 238°」はその名の通り238°という超超超広角の魚眼レンズであり、しかもケラレが発生しないという特殊なスマホ用魚眼レンズです。
もちろんサイズも非常にコンパクトなので、広角レンズやマクロレンズは不要だから、ケラレの無い魚眼レンズが欲しい!という人は、こちらのレンズを選ぶと良いでしょう。
「Bengoo 238°」については別の記事でレビューしていますので、購入時の参考にしていただければと思います。